倫理観の差

 一昨年の年末の動画だが、オレたちのセス・ローゲンパイセンが『ナイト・ビフォア』の番宣でジミー・キンメルのレイトショーに出演した時の動画が面白かったので貼っておく。

 

 字幕はないので要約すると、セス・ローゲンが18歳の時友達とアムステルダムに旅行した時、60グラムのマジックマッシュルームを手にいれ、ハイになった結果パリに行ってしまった、という話だ。ドラッグでハイになったことを嬉々として全国ネットのトークショーで話してるなんて、日本じゃ考えられないよ!

 

 セス・ローゲンが番宣しに来た『ナイト・ビフォア』という映画も、セスが奥さんからクリスマスプレゼントでもらったありとあらゆるドラッグでバッドトリップを起こし、聖夜のNY中を奔走するというコメディだ。前も書いたが、こういう映画が平気で公開されている時点でアメリカ人においていかにドラッグが日常的に身近なものかがわかる。

 

 なにも「日本人ももっとドラッグに寛容になれよ!」と言いたいわけではないのだけれども、こういう各国間の倫理観の差って面白いよね。例えば日本だと親は平気で子供と一緒に風呂に入るけど、アメリカだとそれは児童ポルノになってしまうわけで。あまり自分が育った環境の価値観を他人に押し付けないように気をつけたい。*1

ドラッグの教科書

ドラッグの教科書

 

 

*1:ただ映画の違法ダウンロードとかの話になると僕はいつも激怒してしまうので、まあ難しい。

「夢」に恋してる。/『ラ・ラ・ランド』★★★

 先日ゴールデングローブ賞で史上最多7部門を受賞した『ラ・ラ・ランド』を昨年末に鑑賞。今年に入ってからも更に2回鑑賞済み。監督・脚本は『セッション』のデミアン・チャゼル、編集はトム・クロス、音楽はジャスティン・ハーウィッツ。出演者はエマ・ストーンライアン・ゴズリング*1、ピアニストのジョン・レジェンド、JKシモンズら。

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*1:エマ・ストーンライアン・ゴズリングは『ラブ・アゲイン』『LAギャングストーリー』に続く3度目のタッグ。もはや阿吽の呼吸、ともいうべき域に達している。

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『ストレンジャー・シングス』が面白い

 世間はゴールデングローブ賞ですが、テレビが無いので見れず…。ただ『ラ・ラ・ランド』の史上最多7部門受賞は嬉しい!本当に最高で去年ベストテンに選出したばかりかもうすでに3回も観にいきましたよ。観れば観るほど画面設計に計算を感じさせられるばかりで本当に素晴らしい。

 

 ゴールデングローブ賞を観れなかった代わりにNetflixで『ストレンジャー・シングス -未知の世界-』を観てたんだけど、これが評判に聞いてた通りの80’s感満載のSFミステリになってて最高!スピルバーグ×カーペンター×ジョン・ヒューズという贅沢なエッセンスの掛け合わせ。80年代映画に大事なのは自転車ってことを『ストレンジャー・シングス』はよくわかってらっしゃる!

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 僕『スーパー8』大好きだったんだけど、『ストレンジャー・シングス』の方がよっぽど『スーパー8』してる。ショーン・レヴィってブレット・ラトナーみたいな職人監督的であんまり好きじゃ無かったんだけど、プロデューサーとしてはすごく優秀だなぁ。本シリーズでも何話か監督している。

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 ところであのウィノナ・ライダーがお母さん役って感慨深いですね…。あ、でも『スター・トレック』でもスポックのお母さんやってたじゃんそういえば。

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 僕はまだ5話目なんだけど、今日1日でここまで進んだので多分明日には観終えるでしょう。今年第2シーズン配信予定らしいので、未見の方はこの機会に是非!

去年僕は何回ブログをサボったのか

 大抵のことは三日坊主な僕なのに、去年から毎日ブログを更新し続けていることは大変驚異的なことであります。前も何回か書いて来たのですが、もはやブログ更新は生存報告的な意味合いを帯びて来ました。

 

 しかし年明け早々精神的な調子が良くなくてですね、昨晩も書き忘れたので今朝「寝落ちでした」で済まそうとしたんですけどもふと思ったんですよ。あれ、僕こんな感じで去年何回更新をサボったのだろうか…?

 

 ということで、昨年の反省として今日は365日中何回ブログ更新をサボったのかカウントしたいと思います。

 

サボりの定義

  • 2〜3行以内で終わる無味乾燥のなんの工夫もない記事
  • または「今日はお休み」「寝落ち」「更新し忘れ」などタイトルで明らかにサボリを宣言している記事
  • または「今日は更新できません」「寝落ちしてしまいました」など記事内でサボりを宣言している記事
  • または酔ってしまったためかあまりにメンドくさかったので画像だけで済ませている酷い記事

 

 ↑を定義して数えた結果、僕は去年365日中82回ブログ更新をサボってました。1年のうち1/4はサボったことになります。初期のうちは罪悪感を帯びて「すみません、今日は休ませてください」など可愛らしく謝っていたのに、年末が近づくにつれ常習性が出て来てしまったのか、こんな酷い記事もありました。

 

 今年は映画の鑑賞本数は前年より多く、ブログのサボり回数は前年より少なく、を目指して頑張っていきたいと思います。