雑記・サマータイムの始まり

  • 今日1日眠気とダル気がして体調がおかしかったんだけど、今日からサマータイムが始まって1時間時差があるから体がボケているのかもしれない。サマータイムがはじまって春になったはずなのに、ジョーンズボロでは昨日から雪が積もっている。なかなかクレイジーなのは、前の週までは最高気温24度というくらい暖かかった。アーカンソーは内陸地で熱しやすく冷めやすいので、ワガママな天候で有名。前にオーランドに旅行に行った時Uberのねーちゃんにアーカンソーから来たって伝えたらアーカンソー!?トルネード以外に何があんの?」ってからかわれた。
  • キングコング 髑髏島の巨神』がめちゃくちゃ熱かったので早くレビューを書きたいが、ひとまず全『キングコング』作品を見終えてからにする。監督のジョーダン・ヴォート・ロバートはこれまで全く聴いたこともなかった新鋭で、あの強烈的なヒゲ面を反映するかのようなオタク趣味全開な映画だった。経歴読んでも謎な監督なんだけど、英語版wikipediaに本作に登場するスカルクローラーは「『エヴァンゲリオン』のサキエル、『千と千尋の神隠し』のカオナシポケモン』のカラカラをモデルにした」と書いてあって、ついにこの世代がブロックバスター大作を撮るようになったか!と驚愕した。
  • 1933年版の『キングコング』高校以来久々に見返したけど、これテンポが良くてすっごく面白いね。古いからと言って特殊技術は稚拙とは思えず、むしろ想像しうる撮影時の手間暇や芸の細かさに驚く。ヘイズコード直前でバイオレンス&エロだしね。あと、スピルバーグの『ロストワールド』って脚本構造以上に『キングコング』を参考にしていることがわかった。どちらも最初に襲わってくる恐竜がステゴサウルスなの。
  • 同年公開された『コングの復讐』も観た。こちらは初見。『キングコング』の大ヒットを受けて急ごしらえで作らされた、いわば『仁義なき戦い』みたいな続編だが、当然深作作品ほどのパワーはなく、尺も前作の2/3しかないのにテンポがノロノロして眠くなる。ただ、やはり特撮シーンの緻密さにはワクワクしちゃう。『ドクロ島の巨神』はこの作品にも目配せをしている当たり憎い(丸太で戦うところ)。

 

キングコング 髑髏島の巨神 (竹書房文庫)

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隣の芝は青い

 『キングコング 髑髏島の巨神』をどうしてもIMAXで観たかったので、メキシコ人の友達を誘ってアーカンソー州リトルロックまでドライブをする。

 

 ジョーンズボロからリトルロックまでは往復で4時間かかり、僕が運転中にその友達は動画をスピーカーに繋いでみてる。テラスハウス』だった。前も記事に書いた*1が、Netflixで配信されている『テラスハウス』は草食系大国日本の若者の恋愛模様を知れると言うことで、海外の若者に大人気だった。

 

 「日本人の僕でも見ないのに変わってるな〜」と笑ったけど、でもこれ考えてみたら僕が「アメリカンコメディが大好きなんだよ!」と言った時にアメリカ人の友達に「あんなのくだらないよ!」とか言われたり、「ラジニカーントの大ファンなんだよ!」とインド人の友達に言ったら「俺たちもあんなアホな映画観ないよ」と返された時に似ている。自分の文化の庭ではボーボーに生やした芝でも、隣の国からは青々と見えるのだ。

 

 でも青くから見えるからって、その見え方を否定しちゃダメだよな。アメリカ人やインド人にアメリカンコメディやラジニカーントをバカにされても、好きなもんは好きなんだからほっとけよ!といつも思ってる。ちょっと反省しました、これからは『テラスハウス』が好きと言われても優しい顔で応えたいと思います。僕は絶対見ないけどね。

 

 

 

 

*1:

あの日から6年。

 3月11日から6年が経ちました。当時生まれた子供も小学校入学となると驚きを隠せませんし、安倍晋三も「節目を迎えた」として毎年開いていた首相記者会見を打ち切りました*1。じっくりと、徐々に過去のものとなりつつあるのでしょう。もうあの日のことを忘れたい人もいるのかもしれません。しかし、悲劇を乗り越えて先に進むためにも記憶を風化させないことは大事だと思います。ということで、当ブログでは毎年あの日の記録を貼ることにしています。 

*1:

控えめに言って最高

ワイルド・スピード ICE BREAK』の予告編を観ました。

 

最高ッッッッッッッッッッッだ!

 

 最高としか言いようがない、こちらの語彙力までバカになっちまうくらい最高の予告編だ!車を操るハッカーだとか、魚雷の軌道を素手で帰るドウェイン・ジョンソンだとか、バカさ加減がもはや我々一般人には理解できない次元にまで達してしまった!『ICE BREAK』はシリーズ終了に向けた三部作の1作目となるが、残りの2作はこのバカさを越えるには宇宙に行くしかないではないか。常日頃から「『ワイルド・スピード』はフォースの代わりに車を使う『スター・ウォーズ』」と形容していたが、このままいくとそれが実現しちゃうぞ!いや、実現しろ!

 

 

今日はお休みします。

 今週は締め切りの課題が3つもあり、ここのところ寝不足も酷いので、今日は思い切って休みます。今週から『コング 髑髏島の巨神』が公開なので予習・復習で全ての『キング・コング』関連作品作品を見ようと思ったら、忙しすぎて1933年版の途中でいきなり挫折、トホホ…。こっちにきてからあまり満足に旧作が見れてない。

 

キングコング [DVD] FRT-032

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