フロリダ州パークランドの高校乱射事件から2週間が経ちました。その間教員も銃で武装すべきだ、などと議論がトンチンカンなベクトルに進んでいましたが、そんな最中こんな事件が起きました。
不謹慎ながらこの不毛な議論のオチとしては完璧だと思いました。でも平和な日本からしたら理解しがたい話だとは思いますが、僕も田舎の大学でも教員の武器携帯は議論の的になっていて、教授が「教員も銃を携行できたらもっと安心なのに」なんてことをよく言ってました。銃の悲劇がなくなるのはだいぶ先になると思います。
今日『ファントム・スレッド』ようやく見終わって記事題名通り。もうてっぺん回ってしまったし明日も仕事があるので、以下全作品一言づつ雑感。
普通。葛藤があんまりないのが微妙で、『ムーンライト』のあとでこれは分が悪い。
今年の「何故最優秀作品賞候補にノミネートされたのかよく分からない」枠。こういう役者の力だけで見せる映画ってあんまり好きじゃない。でも奇しくも『ダンケルク』と繋がってるのが面白い。
大好きなノーラン作品ということもあり、色々と思うところはあるのだが、ノーランが作品賞取るべきタイミングはもっと他にあったと思う。でも『ダンケルク』については去年4回も 記事を書いており、それほど感情が揺さぶられた映画ではある。
去年ベストに選んだ作品ということもあり超好きな作品なんだけど、まさかアカデミー賞にノミネートされるとは思いもしなかったから驚いた。
面白かったし好きな作品ではあるけれど、絶賛されすぎな気はする。
グロテスクな恋愛関係にゾクゾクきた。完璧を追い求めるファッション・デザイナーはダニエル=デイ・ルイスそのもの。
僕がスピルバーグ贔屓というのもあるけど、最高・オブ・ザ・最高。でも絶対に作品賞取らないよね。
弱者に寄り添った物語が素晴らしく、『グレイテスト・なんとか』とかいう某ミュージカルとは大違い。
南部いい。前半と後半で大きく変わるキャラに人間性への希望を感じる。
今日は超雑に書きましたが、今週末はいよいよオスカー中継なので、また去年みたいに「もしも僕がアカデミー協会員だったらごっこ」を今週中にやるよ!
中国人の彼女が今朝唐突に電話をしてきたから何事かと思いきや、このニュースのことだった。
彼女の友達の多くは皆Wechatや微博にこのニュースをシェアしていたらしいが、それだけ。中国ではネットは監視されているので、シェアすることだけが精一杯の意思表明となる。彼女が僕に電話をしてきたのもこのニュースについての文句を言うためだけだった。文字になんか残したら何が起こるか分からなくて怖いからだ。
日本では著名人が政権を批判すると漏れなくネトウヨ勢力から「反日」と呼ばれて叩かれる。でも自由に政権批判も許されない国になると、それこそ君たちの嫌いな中国や北朝鮮みたいになっちゃうよ。
最後に彼女はこんなことを言っていた。「(習近平が長期政権化を目論んでいたことは)なんとなく感じていたし、噂にもなっていた。ただ、実現するとは思いもしなかったし、ましてやこんなに早く現実的になるとは思ってもいなかった。」つい2年前、トランプが次の大統領になるなんて誰が思っていただろうか。そしてそういった波は僕たち日本人にとっても決して他人事ではないんだ。
今週のお題「ねこ」
はてなブログの今週のお題機能が僕のここ最近のブログの更新内容くらいやるきがないのですが、それでも猫といえばいつか書こうと思っていたことがありまして、興味深いことに僕が恋に落ちる女性は大抵猫派だということです。
僕は血液型占いだとか星座の性格占いだとか人間を大雑把な枠にグループ分けするアレが死ぬほど嫌いなんで「あなたは犬派猫派?」的な質問も最初は本当に馬鹿なんじゃねーかと思ってましたが、こうも毎回猫を飼ってる方と何かしらがあると絶対にまだ科学で説明できてないサムシングがあるんじゃないかと信じてやみません。
僕は金魚くらいしかペットを飼ったことがないので犬でも猫でもどちらでも全力で愛でる自信がありますが、何か一匹選ばなきゃいけないとしたらギズモが欲しい。