更新のこと全く気付かなかったくらい忙しかった…今日は時間通りに更新したい
物作りのリハビリ開始
最近した仕事でちょっと刺激を受けることがありまして、もう2018年も半分すぎると言うのに僕は一体何をやっているんだろうかと焦り始めて、手始めに去年エリア51に一人旅をした時の動画を編集し始めたんですけど、これがんまぁー酷い。
当初から旅の過程をドキュメンタリーにする構想は持っていたものの、ドキュメンタリーを作ったことも無いので撮影段階でどういう素材が必要かもわかっておらず、またいざ自分にカメラを回すと思いっきり照れているのが伝わってて見てるこっちが恥ずかしい。あと、英語で作品つくろうか日本語で作品作ろうか撮影時に全然見えていないため、ちゃんぽんで喋っておりどっちの言語を元に編集したら良いのかもわからない。一応全素材に目を通さないといけないのだが、気持ち悪い自分を見たく無いという葛藤と戦いながらやるから効率が悪いのなんの。
僕はユーチューバーの撮るビデオは好きでは無いが、こういう作業をしているとユーチューバー凄い…と尊敬してしまう。彼らは自分と毎日向き合ってるわけですからね、苦行だよそんなの!
『2001年宇宙の旅』70mmフィルム版を観に行った。
『2001年宇宙の旅』非レストア・オリジナルネガ70mmニュープリント版を観てきたっす。
『2001年宇宙の旅』70mmフィルム版観るよ〜『デッドプール2』とか『ブラックパンサー』とか最新娯楽作に混じってタイトルが看板に乗ってるアツい。一番上だし。 pic.twitter.com/eCQExKYcKm
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2018年5月26日
僕は多分大学生の時にBD版を家で見て以来の鑑賞かと思います。当時町山さんの名著『映画を見方が分かる本』*1で解説を読んでボロボロ目からウロコが落ちましたが、映画そのものを鑑賞してる時はただ難解な映画、以上以下の何の印象も受けず、ひたすらに退屈だったことを覚えています。当時のツイートも見返すとひたすらに混乱しているのが分かって笑える。
2001年宇宙の旅 ★☆☆ よし、「映画の見方が分かる本」を読もう!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) April 4, 2012
んで、今回劇場で実に6年ぶりに観てみた訳ですが、不思議なことに超面白かったんですね。いや、ぶっちゃけ相変わらずただ映画内で話を追っていると訳がわかりませんし、更にぶちゃけると月面のシーンは寝てしまいましたが、映画館で見ると『2001年宇宙の旅』が持つ宗教的なパワーが倍増するんですよ。…うーん、言葉で説明するのは難しいんですけど、例えば写真で観るパルテノン神殿は面白くないけどアテネで本物見たら超ヤバいみたいな。まあ僕はアテネに行ったことすらないんですけども。
特に超ヤベェと思ったのスターゲートのシーンで、60年代らしいサイケデリックなシーンがあったことはうっすらと覚えていましたが、まさかこんなに気が狂ったように長々とやっていたとは思っていなくてビックラこきました。それもフィルムだとフィルム特有の色合いや粗さ、傷・揺れが更にいい塩梅に味を出していてなかなかな映像ドラッグ体験した。大麻とか吸って観たら凄いことになるんだろうなぁ。
あと映画体験的なことで面白かったのは、インターミッションで場内が明るくなるので各々休憩を取り始めるんですが、観客が一斉にスマホを取り出したんですね。アメリカの観客はマナーが悪いとはいえ、今日日『2001年宇宙の旅』を観に来る客層は流石に上品でスマホを消していましたが、インターミッションになるや否やスマホをいじり始めたのは現代的だなぁと思いました。逆に60年代の人たちはインターミッション中トイレ以外は何してたんだろうか。
*1:
映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで (映画秘宝COLLECTION)
- 作者: 町山智浩
- 出版社/メーカー: 洋泉社
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- メディア: 単行本
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『スター・ウォーズ』の呪い/『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』☆☆☆
『スター・ウォーズ』のアンソロジーシリーズ第二弾『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』を前夜祭興行でAMCエンパイアIMAX3Dにて鑑賞。監督はロン・ハワード、脚本はローレンス&ジョン・カスダン親子。監督降板したフィル・ロード&クリス・ミラーは製作総指揮に回る。音楽はジョン・パウエル、テーマ曲のみをジョン・ウィリアムズが作曲。若きハン・ソロをオールデン・エアエンライクが、ランド・カルリジアンをドナルド・グローヴァーが演じ、ウディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、ポール・ベタニーらが共演。
※筆者は買収当初よりディズニー傘下以降のルーカス・フィルムに全面的反対の立場を取っていることに留意してお読みください*1。ネタバレはしていません。
*1: