米朝首脳会談記念レビュー/『The Interview』★★☆

 米朝首脳会談の記念に、2014年にアメリカ公開されたものの、ハッキング問題で世界中を騒然とさせた映画『The Interview』をレビューしようかな。監督・原案・製作は『ディス・イズ・ジ・エンド』*1セス・ローゲン&エヴァン・ゴールドヴァーグコンビ。脚本は初期の『サウス・パーク』や『ジ・オフィス』、『ザ・デイリー・ショー』を手がけてきたダン・スターリングで、本作は彼の劇場用長編脚本デビュー作でもある。主演はいつものセス・ローゲンジェームズ・フランコが務め、金正恩をランドール・パークが演じ、リジーキャプランが脇を添える。

 

※日本では鑑賞が見込めない映画なので、ネタバレ全開で書きます。

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*1: 

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本日のFSWニュース

 突然始まった不定期更新シリーズFSW(ファッキン・スター・ウォーズ)ニュース!第一弾のニュースはこれだ!

Lucasfilm Producer Reveals New Details About Rian Johnson's Star Wars Trilogy

 ディズニーが現行のシークエルシリーズ後に送る予定のライアン・ジョンソンによる新『スター・ウォーズ』三部作の公開予定年を早ければ2020年に公開する可能性が!なんと『エピソードIX』公開(2019年)の翌年!

 

 恐らくキャスリーン・ケネディの頭の中には毎年3本ほど公開して全てメガヒットを記録しているマーベル映画があるのだろうが、『最後のジェダイ』『ハン・ソロ』が期待されていたほど興行でうまくいかなかったことを考えると、既にポンポン毎年公開される『スター・ウォーズ』に観客が飽き始めている証拠ではないのか。

 

 というか、今の『スター・ウォーズ』ブームってあくまで『シスの復讐』から実に10年ぶりにシリーズが作られたこと、『ジェダイの帰還』から32年ぶりに話が前に進んだことへの延長にあると思うので、こんなにハイペースに作品作ったって観客の欲望が続く訳がないと思うんだよな。

 

 そして単純にマーケティング戦略的な疑問なのだが、こんだけ『最後のジェダイ』が賛否両論を呼び、ライアン・ジョンソンがめちゃくちゃにファンに叩かれている中*1で、すぐにライアン・ジョンソン主導の新三部作を製作して興行的に成功するという自信は一体どこから来るのだろうか…。

 

 まあ、2020年公開はあくまで噂なので、これが事実でないことを祈りますな。フォースと共にあらんことを。

 

 

 

*1:誤解を招かないように言っておくが、僕は『最後のジェダイ』が嫌いでもSNS上でライアン・ジョンソンやケリー・マリー・トランにメンション飛ばして攻撃する奴らは全員バカだと思うし死ねば良いと思いますを

何が彼を駆り立てたのか

 新幹線の殺傷事件について、海を離れた遠い場所から記事を読んでて驚いたのは、容疑者の見た目の若さであった。若いというか、あどけない。実年齢が22というのもあるのだろうが、なんというか中学や高校の時にクラスに一人くらいいてもおかしくない、そんな身近ささえ感じてしまう見た目である。彼の面倒を見た支援施設の代表も「ごく普通の青年」と表現している。血塗れのズボンに手錠をかけられた彼の写真を見ても、とても殺人を犯した人には見えないのだ。

 

 そんな「ごく普通の」彼がどうしてこんな惨劇を繰り広げたのか、世間はおろか彼をよく知る親族や関係者すらも戸惑いを隠せないようだ。しかし、恐らく「ごく普通の」とレッテルを貼られることに対する闇が彼を犯行に向かわせたのではないだろうか。そもそも「ごく普通の」「大人しい」人ならば自殺をほのめかしたりはしない。

 

 もちろん、一番の被害者は亡くなった方や負傷した方であるし、彼の犯した罪は絶対に許されない。ただ僕はこんな悲劇が起こるまで、誰も「ごく普通の」彼を見つけ出し、彼に巣食う闇を取り除けなかったことが心底気の毒でならない。

 

休日の霊圧が…消えた…?

 多分過去最高に遅い時間の更新となりましたが、宣言通り昨日は羽目を外し過ぎてしまいました…。この後夜から仕事です。やる気が全くおきません。

https://www.instagram.com/p/BiaS00EAsNe/

The Simpsons #moviemomentsinlife

 

前に出張で行ったLAで『シンプソンズ』に出て来そうなドーナツ屋を見つけた時の写真です