今日は休みます。

 ひえー、実は今週は『ザ・ルーム』のとある大きな仕事をしているんですけども、ちょっとクライマックスに突入したので今日は休みます。明日はちゃんと更新します!すんません!でも『ザ・ルーム』は色んな人の尽力のお陰で着々と進んでいるので、みなさん楽しみにしていてください。僕は本当に頭が上がりません!

第92回アカデミー賞実況ツイートまとめ

 本当はこんなもん見てる場合じゃなかったのですが!今年もアカデミー賞ガッツリ見終わったので、僕の実況ツイートを。いつも通り興奮してるので多少の誤字脱字・事実誤認はお許しください……。

 

 今日は八村塁のウィザーズと渡辺雄太のグリズリーズが2度目の対戦をする大事な試合やったんで……。直接対決は叶わなかったけど。

 

他にも『アス』とか『ジョジョ・ラビット』とか、2019年の映画のコスプレてんこ盛り。

 

今年も去年に続いて司会無し。伝統化していくのかな?

 

 

 

なお、後から知りましたが、監督のマシュー・A・チェリーは元々NFLの選手でこれが初監督作品だそうで。コービーが「アスリート以上の存在」を目指して『親愛なるバスケットボール』を作った道を受け継いでいる。

 

 

最初どころか、あなた・・・!

 

ここでモニョったのは、僕としては『ア・ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしたちの若草物語』の方が脚本の出来としてはずっと凄かったし、応援していたからです。

 

 

 

 

ホント、ファックオフですよ。

 

なんか、このツイート変なあっち系の人にRTされたのめんどかったです。

 

アメリカン・ファクトリー昨日見といて良かった。

 

切実。

 

皆さんマジで見てください。

 

 

 

結局、日本語表記としてはSound Editingが音響編集賞で、Sound Mixingが録音賞で合ってました。ここ、ホント町山さん生放送でややこしいからやめて欲しかった…。

 

 

 

僕は逆にあの映画は本当にそれだけだと思ってます。

 

 

 

 

 

『キャッツ』は笑ったなぁ。

 

僕知らなかったんだけど、GG賞の方ではホアキンがもっとヤバイ状態だったようで・・・。

 

 

 

 

 

 

 

『ジョーカー』もっととるかと思ってましたけど、これと一部門なんで意外とパッとしませんでしたね。

 

 

ここのスピーチ結構グッときました。

 

辛い・・・。

 

最後に兄リバー・フェニックスの詩を引用するなど、終始硬いスピーチだったが、皆が見たかったのはこれか……?

 

こういう時はアメリカいる間に見ておけば良かったと死ぬほど後悔するのです。

 

ホント残念。

 

ってことで、『パラサイト/半地下の家族』の受賞は自分のことのように嬉しかったです。おめでとうございます!日本も負けるな〜!僕はまず最低映画の『ザ・ルーム』で頑張るね!

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もしも僕がアカデミー協会員だったらどれに投票するか2020

 僕にとってのスーパーボウルことアカデミー賞が今年も明日遂に放映されるのですが!なんと僕が大学生になった2011年から使っていたMacBook Proちゃんが本日ソフトウェアアップデートした際にお亡くなりになってしまう、という個人的大事件が起きてしまいました。9歳なんてパソコン年齢にしたら大往生なんですけども、喪に服している隙がないほど今忙しくてただただ痛恨の極みであります。

 

 そして、今年はオスカーノミネートされている作品はアメリカにいるうちに結構見てしまっているので、あとはNetflixオリジナル作品だけ昨日今日で制覇して毎年恒例のこの記事を書こうと考えていたら、前述のトラブルのせいでそれどころではなくて、結局また何本か見逃している状態でオスカーに臨むことになります・・・。

 

 今は親のパソコンを借りて更新していますが、あまり慣れてなくて使い勝手が悪く、ノミネート作品を並べる際はいつも僕のブログ記事にあわせたフォーマットにしたり、邦題が決まっているものはキチンと放題表記にしているのですが、今年はちょっと時間が足りないのでウィキペディアからのコピペです。ホントすみません・・・

 

 なお、毎度のことですが、こちらの記事は予想記事ではなく、あくまで「もし自分が投票資格のある各部門のアカデミー協会員だったらどの作品に票を入れるか」というごっこ遊びなので、あしからず。でもごっこ遊びにも本気出すよ!

  • 太字は僕が投票したい作品
  • 灰字は未見の作品

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作品賞

 

監督賞

 

主演男優賞

 

主演女優賞

 

助演男優賞

 

助演女優賞

 

脚本賞

 

脚色賞

 

長編アニメーション賞

  • ヒックとドラゴン 聖地への冒険』 - ディーン・デュボア、ボニー・アーノルド、ブラッド・ルイス
  • 『失くした体』 - ジェレミー・クラパン、マルク・デュ・ポンタヴィス
  • 『クロース』 - セルジオ・パブロス、ジンコ・ゴトー、マリサ・ローマン
  • 『Missing Link』 - クリス・バトラー、アリアンヌ・サットナー、トラヴィス・ナイト
  • トイ・ストーリー4』 - ジョシュ・クーリー、ジョナス・リヴェラ、マーク・ニールセン

 

国際長編映画

  • 『Corpus Christi』 、ポーランド語 - ヤン・コマサ監督
  • 『ハニーランド 永遠の谷』、トルコ語 - タマラ・コテフスカ監督、リュボミィル・ステファノフ監督
  • レ・ミゼラブル』、フランス語 - ラジ・リ監督
  • 『ペイン・アンド・グローリー』、スペイン語 - ペドロ・アルモドヴァル監督
  • 『パラサイト 半地下の家族』 、韓国語 - ポン・ジュノ監督

 

長編ドキュメンタリー映画

  • アメリカン・ファクトリー』 - スティーヴン・ボグナー、ジュリア・ライチャート、ジェフ・ライチャート
  • 『The Cave』 - フェラス・ファイヤド、キルスティン・バーフォド、シグリッド・ダイヤール
  • 『ブラジル -消えゆく民主主義-』 - ペトラ・コスタ、ジョアンナ・ナタセガラ、シェーン・ボリス、ティアゴ・パヴァン
  • 『娘は戦場で生まれた』 - ワアド・アル=カデブ、エドワード・ワッツ
  • 『ハニーランド 永遠の谷』 - リュボミィル・ステファノフ、タマラ・コテフスカ、アタナス・ゲオルギエフ

 

短編ドキュメンタリー映画

  • 『In the Absence』 - イ・スンジュン、ゲイリー・ビョンソク・カム
  • 『Learning to Skateboard in a Warzone (If You're a Girl)』 - キャロル・ディシンガー、エレナ・アンドレイチェヴァ
  • 『眠りに生きる子供たち』 - ジョン・ハプタス、クリスティン・サミュエルソン
  • 『St. Louis Superman』 - スムリッティ・マンドゥラ、サミ・カーン
  • 『Walk Run Cha-Cha』 - ローラ・ニックス、コレット・ザンドシュテット

 

短編映画賞

  • 『Brotherhood』 - メリアム・ジョーバー、マリア・グラシア・タージョン
  • 『Nefta Football Club』 - イヴ・ピアット、ダミアン・メグハービ
  • 『The Neighbor's Window』 - マーシャル・カリー
  • 『Saria』 - ブライアン・バックリー、マット・ルフェーブル
  • 『A Sister』 - デルフィン・デラード

 

短編アニメ映画賞

  • 『Dcera (Daughter)』 - ダリア・カシュチェーヴァ
  • 『Hair Love』 - マシュー・A・チェリー、カレン・ルパート・トリヴァー
  • 『Kitbull』 - ロサーナ・サリヴァン、キャスリン・ヘンドリクソン
  • 『Memorable』 - ブルーノ・コレット、ジャン・フランソワ・ル・カレ
  • 『Sister』 – シクィ・ソング

 

作曲賞

 

歌曲賞

 

音響編集賞

  • 『フォードvsフェラーリ』 - ドナルド・シルヴェスター
  • 『ジョーカー』 - アラン・ロバート・マレー
  • 『1917 命をかけた伝令』 - オリヴァー・ターニー、レイチェル・テート
  • 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 - ワイリー・ステイトマン
  • スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 - マシュー・ウッド、デヴィッド・アコード

 

録音賞

  • 『アド・アストラ』 - ゲイリー・ライドストロム、トム・ジョンソン、マーク・ウラノ
  • 『フォードvsフェラーリ』 - ポール・マッセイ、デヴィッド・ジャンマルコ、スティーヴ・A・モロー
  • 『ジョーカー』 - トム・オーザニッチ、ディーン・スパンシック、トッド・A・メイトランド
  • 『1917 命をかけた伝令』 - マーク・テイラー、スチュアート・ウィルソン
  • 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 - マイケル・ミンクラー、クリスチャン・P・ミンクラー、マーク・ウラノ

 

美術賞

  • アイリッシュマン』 - プロダクション・デザイン: ボブ・ショウ、セット・デコレーション: レジーナ・グレイヴス
  • ジョジョ・ラビット』 - プロダクション・デザイン: ラ・ヴィンセント、セット・デコレーション: ノラ・ソプコヴァ
  • 『1917 命をかけた伝令』 - プロダクション・デザイン: デニス・ガスナー、セット・デコレーション: リー・サンデルズ
  • 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 - プロダクション・デザイン: バーバラ・リング、セット・デコレーション: ナンシー・ヘイ
  • 『パラサイト 半地下の家族』 - プロダクション・デザイン: イ・ハジュン、セット・デコレーション: チョ・ウォンウ

 

撮影賞

 

メイクアップ&ヘアスタイリング賞

  • 『スキャンダル』 - カズ・ヒロ、アン・モーガン、ヴィヴィアン・ベイカ
  • 『ジョーカー』 - ニッキー・レダーマン、ケイ・ジョージウー
  • 『ジュディ 虹の彼方に』 - ジェレミー・ウッドヘッド
  • マレフィセント2』 - ポール・グーチ, アリエン・タウテン、デヴィッド・ホワイト
  • 『1917 命をかけた伝令』 - ナオミ・ダン、トリスタン・ヴァースルイス、レベッカ・コール

 

衣装デザイン賞

  • アイリッシュマン』 - サンディ・パウエル、クリストファー・ピーターソン
  • ジョジョ・ラビット』 - メイズ・C・ルベオ
  • 『ジョーカー』 - マーク・ブリッジス
  • 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 - ジャクリーヌ・デュラン
  • 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 - アリアンヌ・フィリップス

 

編集賞

 

視覚効果賞

  • アベンジャーズ/エンドゲーム』 - ダン・デリーウ、マット・エイトケン、ラッセル・アール、ダン・サディック
  • アイリッシュマン』 - パブロ・ヘルマン、レナンドロ・エステベコレナ、ステファン・グラブリ、ネルソン・セプルヴェダ
  • ライオン・キング』 - ロバート・レガート、アダム・ヴァルデス、アンドリュー・R・ジョーンズ、エリオット・ニューマン
  • 『1917 命をかけた伝令』 - ギョーム・ロシェロン、グレッグ・バトラー、ドミニク・テューイ
  • スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 - ロジャー・ガイエット、ニール・スキャンラン、パトリック・タバック、ドミニク・テューイ

 

蓋を開けてみたら、僕の投票では『1917』が無冠で『ジョーカー』が僅かメイクアップ賞の一部門のみ!それただの白塗りだけだろ!いや、違う、決して逆張りなんかじゃなくて、自分が応援したい作品を選んでいたらこうなってしまっただけなんだ!『1917』は僕はあまり評価してないけど!

 

 ということで、あと8時間くらいですか、今年も楽しみですね!

*1:ここすごく迷った!

*2:ここもすごく迷った!

生きてるだけで丸儲け

 大学時代のゼミのOB・OG飲みに行ってきたのですが、僕は『ザ・ルーム』のビラと名刺を常に大量に持ち歩いてるので今日も相当配りました。生きてるだけで宣伝・営業!そして調子に乗って酒を飲み過ぎたので、今日は休みます。一つショックだったのは、僕はおじさんとして認識されうる歳だと知ったことです。うう…。

人種差別は最早滑稽

 ツイッターにも書いた話だが、こっちでも。NYの会社に勤めていた頃の元同僚が今日本で学生をやっている。彼女には『ザ・ルーム』のアレコレを手伝って貰う事が多いので、最近ちょくちょく会っているが、昨日も打ち合わせの終わりに渋谷の横丁で飲んでいた。なお、彼女はお母さんが日本人、お父さんがイスラエル人のハーフで日本語も喋れるが、母国語が英語で英語の方が話しやすいので、僕は彼女と話すときはいつも英語で話す。昨日も最初はそうだった。

 

 横丁のお店というのはどこもそうだけど狭いお店なので、誰かが入ってくると全員が動かないといけない。特に我々は入口のすぐの席に座っていたので尚更だ。しばらくすると酔っ払ったおっさんが入って来た。僕たちの会話が英語だったのと、日本人離れした元同僚の顔に恐縮したのか、おっさんは「エ、エクスキューズ・ミー」と会釈して来た。すると、その子は「あ、すみません」と日本語で返し、おっさんは面食らった表情を浮かべた。

 

 「え、すごいですね、日本語話せるんですね!」とおっさんは嬉しそうにいうので、「彼女の母親は日本人なんですよ」と教えてあげると、「へー、外人なのに凄いですね!」と返して来て今度は僕が面食らった。ちなみに彼女は二重国籍だけどガッツリ日本国籍を持っているし、お母さんとの会話も日本語だ。

 

 とはいえ、酔っ払ったおっさんの戯言にいちいち腹を立てるほどの狭量でもなく、おっさんもデリカシーに欠いている以外は陽気で楽しいおっさんだったので、僕たちに興味を持ったおっさんを会話に入れてあげることにした。なんなら正直「二人とも若いのにバイリンガルで偉いねぇ」「NYで仕事してたなんて優秀だねぇ」なんて褒めてくれるので気分は悪くなかった。

 

 しかし、酒もだいぶ進んだ頃、おっさんは彼女の顔をさして「全然日本人(の要素)が見えないね」と言い出した。この手のことは言われ慣れてるのであろうか、彼女が勤めて笑顔で「そうですね、よく言われるんですよね、あはは」と返すと、おっさんは「白人は優勢遺伝だから黄色人種は勝てないのよ」とかおったまげた事を言い始めた。あまりの事に「いやー、それはちょっとどうなんすかね……」*1とお茶を濁したら「でもこれは科学的事実だからね」とトドメの一言。

 

 普通にアウトな発言なのは言うまでもないが、仮にもユダヤ人の彼女の前でナチスドイツが提唱したインチキ優生学を持ち出したおっさんに肝を冷やした。なお、僕はおっさんから名刺をもらったが、国防関連のアレな方であった。僕はそっち関係の人が全員アレだとは思わないけれども、「俺には愛国心しかないのよ、ガハハ」とおっさんはそのステレオタイプを助長するのであった。というか、なぜこのおっさんはアッチの人なのに白人様の遺伝子にコンプレックスを抱いているのだろうか。

 

 とはいうものの、僕らはおっさんにビールを奢ってもらったので、建前だけの挨拶をして店を出た。帰り道我々は堪えきれずに腹を抱えて笑った。おっさんに唖然とはしたが、怒るにもあまりにもアホらしくて笑うしかなかった。

 

 「NYでは例え差別的な考えの人がいても公共の場では口に出さないし、ああいう人たちの集まりに積極的に行かないとまず聞くことはない。今の時代にあんな話が聞けるのはある意味新鮮で面白い」とはその子の談。彼女の器のデカさには感心するが、レイシストの方々に知っていただきたいのは、君たちの無根拠な差別的発言は最早真剣にすら捉えられていなくて、嘲笑の対象でしかないからね!これから差別するときは国際社会や現代社会において自分が笑い者なんだと言う事をキチンと理解してから差別してください!

 

 なお、そのおっさんには僕の名刺と『ザ・ルーム』のチラシを渡してしまったんだな。まあ、『ザ・ルーム』にお金を落としていってくれたら許してやるよ!

 

ジャンゴ 繋がれざる者 (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

*1:常日頃、僕は差別的発言には絶対に一言物申してやる!と心がけていて、だからデリカシーのない父親とはよく喧嘩をするのだが、しかし実際に家の外でこういう発言を恥ずかしげもなく堂々とする人と対面したら、唖然とするしかない、というのが今回わかった。僕はおっさんに敗北してしまった。