ひえー、実は今週は『ザ・ルーム』のとある大きな仕事をしているんですけども、ちょっとクライマックスに突入したので今日は休みます。明日はちゃんと更新します!すんません!でも『ザ・ルーム』は色んな人の尽力のお陰で着々と進んでいるので、みなさん楽しみにしていてください。僕は本当に頭が上がりません!
第92回アカデミー賞実況ツイートまとめ
本当はこんなもん見てる場合じゃなかったのですが!今年もアカデミー賞ガッツリ見終わったので、僕の実況ツイートを。いつも通り興奮してるので多少の誤字脱字・事実誤認はお許しください……。
映画ファンとNBAファンの両立方法 pic.twitter.com/LO81C5778t
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
今日は八村塁のウィザーズと渡辺雄太のグリズリーズが2度目の対戦をする大事な試合やったんで……。直接対決は叶わなかったけど。
第92回授賞式、『It’s a Beautiful Day in The Neighborhood』を模したオープニング!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
『ミッドサマー』! pic.twitter.com/diqF99ibw0
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
他にも『アス』とか『ジョジョ・ラビット』とか、2019年の映画のコスプレてんこ盛り。
クリス・ロック「ジェフ・ベゾスがいる!」スティーブ・マーティン「いい役者だね」クリス・ロック「何かいうことはあるかい?」スティーブ・マーティン「パッケージを時間通りに届けて欲しいね!」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
クリス・ロック「やあ、マーティン!『アイリッシュマン』の第一シーズンは楽しかったよ!」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
今年も去年に続いて司会無し。伝統化していくのかな?
レジーナ・キングがプレゼンターの助演男優賞、ブラッド・ピット!!!初の俳優としての受賞!!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ブラピのスピーチにタランティーノとデカプリオへの愛を感じて泣ける…!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ビーニー・フェルドスタインからの紹介でミンディ・カリング!!!完璧すぎる😭😭😭
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ミンディ・カリングプレゼンからの長編アニメーション映画賞は『トイ・ストーリー4』。知ってたよ!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
続く短編アニメ賞は『Hairlove』…み、観てない…
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
短編アニメ賞でのスピーチでコービーへの言及…。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
なお、後から知りましたが、監督のマシュー・A・チェリーは元々NFLの選手でこれが初監督作品だそうで。コービーが「アスリート以上の存在」を目指して『親愛なるバスケットボール』を作った道を受け継いでいる。
ジョシュ・ギャッド「『Frozen 2(アナと雪の女王2)』は地球温暖化否定主義者には『Not Frozen 2』と呼ばれてますが」このジョーク同通泣かせだな。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
松たか子! pic.twitter.com/uC3pnkZUI7
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ケリー・マリー・トランとクエストラブの紹介でキアヌ・リーブス、ダイアン・キートンが登場。ダイアン・キートン美しい…。、
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
脚本賞プレゼン映像、脚本と一緒に本編出てるけど、『マリッジ・ストーリー』のセリフは驚異的だよな〜
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
脚本賞は『パラサイト』ポン・ジュノ!!!スタンディング・オベーション!!!やったね!!!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ポン・ジュノ「この賞は韓国にとっての一番最初のオスカーです、ありがとう!」おめでとう!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
最初どころか、あなた・・・!
ティモシー・シャラメとナタポが登壇したんだけも、なんだこいつら美しすぎるぞ、人間か??
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
脚色賞タイカ・ワイティティかー
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
タイカ・ワイティティもっと面白いこと言ってくれると思ったんだけども、後々の為に取っておいてんのかな
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ここでモニョったのは、僕としては『ア・ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしたちの若草物語』の方が脚本の出来としてはずっと凄かったし、応援していたからです。
シャイア・ラブーフとザック・ゴッサーゲンプレゼンの短編実写映画賞、受賞は『向かいの窓』…短編映画系はいつも観てない映画が多いのでモニョルしかない
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
次はクリスティン・ウィグとマーヤ・ルドルフがプレゼンのアパトーガールズ!監督たちに「私たちコメディだけじゃなくて演技できるんです!」と喜怒哀楽のアピール。安定のユーモア
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
美術賞は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウゥド』!納得!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
続いて衣装賞の前に同じくウィグとルドルフが「このまま進むのは寂しい」と歌のパフォーマンス
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
衣装賞、『リトル・ウーマン(邦題忘れた)』!あれも非常にていきいきして
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
良かったよねー!
げ、歌唱パフォーマンス『Break Through』かよ…。キリスト教系のスピリチュアル映画は苦手なんじゃ!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
あれ、向こうにいた時劇場で予告見るたびに顔が死んでた。もちろん観てませんが、予告で話が全部わかるので、観たことにします。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ホント、ファックオフですよ。
グレタさんがドキュメンリー賞のプレゼンビデオに登場!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
なんか、このツイート変なあっち系の人にRTされたのめんどかったです。
マーク・ラファロがプレゼンに登壇。ネタバレしない?大丈夫?
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
マーク・ラファロ「長編ドキュメンタリー賞はどれも女性が監督してるから、共同監督しています」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
そして長編ドキュメンタリー賞は『アメリカン・ファクトリー』!ラファロちょっと噛んだ?
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
この部門は最近Netflixが強いですね。簡単に見れるのはお手頃だけど
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
続いて短編ドキュメンタリー賞、『Learning to Skateboard in a Warzone(If you were a girl)』。またモニョルしかない…
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
アメリカン・ファクトリー昨日見といて良かった。
アメリカだと短編系は全部まとめてオスカーシーズンに劇場公開してくれる。日本も同じことやれ、とは流石に言えないけれど、配信でカバーして欲しいな…。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
切実。
マハーシャラ・アリがプレゼンする助演女優賞、ローラ・ダーン!!「Jesus didn’t even fuck!」のシーン最高だったよ!!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
皆さんマジで見てください。
『ハミルトン』のアンソニー・ラモスがオスカー初登場。紹介されたのはリン=マニュエル・ミランダ。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
歴代主題歌賞メドレーからのエミネム!!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
エミネムがサプライズ登壇だったせいなのか、WOWOWのテロップ間違ってなかった?
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
サルマ・ハエックとオスカー・アイザックがプレゼンの音響編集賞、『フォードVSフェラーリ』!!!すごい迫力だったもの
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
録音賞は『1917』。よかったね(棒読み
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
WOWOWで録音賞・音響編集賞の表記ミス??て事は僕も間違えちった、ごめんなさい
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ええ…>RT
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
これは謎配慮すぎる pic.twitter.com/2O80jIK1Jq
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
いやー、言ってる意味は分かるんですけど、それを指摘するのは今じゃないというか… pic.twitter.com/39cESaEMy3
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
結局、日本語表記としてはSound Editingが音響編集賞で、Sound Mixingが録音賞で合ってました。ここ、ホント町山さん生放送でややこしいからやめて欲しかった…。
中継見てて気付いたんだけど、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の正式な原題は「Once Upon A Time In... Hollywood」なんだね。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ランディ・ニューマンのパフォーマンス。考えてみたら歌曲賞と作曲賞ニ部門別々の映画でノミネートされてるの凄い!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ウオカルシュ・アンブドゥガルがラップで自己紹介とノミネート作品を紹介!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ウィル・フェレルとジュリア・ルイスが撮影監督賞「撮影監督はクルーとキャストのご飯を用意する人です」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
そして撮影監督賞はロジャー・ディーキンス。そりゃこれ取らなかったら何とるのよ!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
僕は逆にあの映画は本当にそれだけだと思ってます。
ウィル・フェレル「次は最優秀編集賞ね、彼らは僕のセリフをカットするのが好きだよね」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
アカデミー協会会長デヴィッド・ルービンの紹介でトム・ハンクス登壇で今年新しくできるアカデミー映画ミュージアムの説明。「ブラピは裸で屋根作ってました」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ザビー・ベイツとリッキー・マイナーの紹介でシンシア・アリーバ「Stand Up」さっきエミネムの登場でWOWOWのテロップがミスった時「リッキー・マイナーズ・オールスター」って出ちゃってたのはこっから?
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
アカデミー賞当日クリーブランド・キャバリアーズ戦に勝利したLAクリッパーズ、「ベスト・オリジナル・スコア」と「最優秀オリジナル歌曲賞(Best Oroginal Score)」と掛けた粋なツイート。 https://t.co/u0BKRkMMYn
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
レベル・ウィルソンとジェームズ・コーデンの『キャッツ』コンビ!「私たち以上にVFXの大事さを知ってる人はいない!」 pic.twitter.com/hxWe49zpTh
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
視覚効果賞は『1917』はいはい。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
『キャッツ』は笑ったなぁ。
サンドラ・オーとレイ・ロマーノ登壇、メイクアップ賞プレゼン。サンドラ「特殊メイクで若く見えますが、私は87歳です」レイ「私はシャーリーズ・セロン」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
そしてレイ・ロマーノが生放送でFワード言っちゃった!!!現地どうなってんだろう、これ…
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
これ同通どう処理したんだろ? https://t.co/53noFR4Dz6
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
英語圏のツイートだとしっかり言ってる動画も見れたので、カナダだと数秒遅れの放送で処理してんのかな? https://t.co/uAApaSsSl6
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
サンドラ・オーが滅茶苦茶驚いている…>RT
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
僕知らなかったんだけど、GG賞の方ではホアキンがもっとヤバイ状態だったようで・・・。
メイク・ヘアスタイリング賞はカズ・ヒロ。これで日本のメディアが騒ぐぞ〜
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
さあさあ、ペネロペ・クルス発表の国際長編映画賞、もちろん『パラサイト』。もう安泰の安泰!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ポン・ジュノ「国際長編映画賞と名が変わってからの初受賞で嬉しいです。(英語で)皆さんありがとう、明日の朝まで飲み明かす準備はできてます」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
エルトン・ジョンのパフォーマンス。グラサンのセットが最高! pic.twitter.com/Ts9AUJvH7k
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
さっき受賞したばかりのタイカ・ワイティテがプレゼンターで特別賞の発表。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
作曲賞を発表するのはガル・ガドット、ブリー・ラーソン、そしてシガニー・ウィーバーの新旧スーパーヒロイン軍団!「賞の終わりにファイトクラブをやるわ、男性はウェルカムよ!」「負けた人は『ハリウッドで女性であることについて』の記事を書かなきゃいけないの」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
そして作曲賞は…『ジョーカー』!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
やっとか
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
『ジョーカー』もっととるかと思ってましたけど、これと一部門なんで意外とパッとしませんでしたね。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
レイカーズ色でコービー・ブライアントの24番を記したスーツを着たスパイク・リーが登壇…😭
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
スパイク・リーは毎年NBAオールスターに来てる熱狂的なNBAファンです
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
そして監督賞、ポン・ジュノ!!!!!おおおおおお!!!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ポン・ジュノ「国際長編映画賞を撮っとので(終わりかと思って)もうリラックスする準備をしていました」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ポン・ジュノ「学生の頃、マーティン・スコセッシの監督で育ちました。まさか(一緒に)ノミネートされるとは思いませんでしたが、受賞までしてしまうとは」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ポン・ジュノ「私の映画はアメリカでは知られていませんが、クエンティン・タランティーノ監督はいつも紹介してくれました。アイラブユー、クエンティン」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ポン・ジユノ「他の皆さんも素晴らしかったです、このオスカー像をチェーンソーで5つに割ってシェアしたいです。このまま朝まで飲み続けます、ありがとう」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ここのスピーチ結構グッときました。
スピルバーグ登壇からビリー・アイリッシュが歌う「イエスタデイ」で追悼コーナー…まずは最近亡くなったコービー・ブライアントから😭
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
京マチ子も…
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
締めも先日亡くなったカーク・ダグラス。毎年このコーナー辛い…。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
辛い・・・。
ジョージ・マッケイがオリヴィア・コールマンを主演女優賞のプレゼンターとして紹介!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
失礼、主演男優賞でした https://t.co/Zbh8IwyeHS
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
そして主演男優賞はホアキン・フェニックス!…まあ、そりゃね。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ホアキン・フェニックス「ワサップ。私は他の候補者よりも上だとは思いません。何故なら皆映画を愛するものだからです。映画なしでは自分が何者か分からない。」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ホアキン・フェニックス「ジェンダーの平等性や人種の平等性を考える時、私たちは正義のために戦っているのです。」な、な、なんで真面目なスピーチなんだ!!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ホアキン・フェニックス「私は人生において自己中心的だったし、残酷でした。しかし、ここにいる皆さんが私にセカンド・チャンスをくれました。それが人間性の素晴らしいところだと思います。」
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
最後に兄リバー・フェニックスの詩を引用するなど、終始硬いスピーチだったが、皆が見たかったのはこれか……?
さて続いてはラミ・マレック発表の最優秀女優賞。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
最優秀女優賞はレネー・ゼルヴィガー…よ、よりによって観てない作品だ…
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
こういう時はアメリカいる間に見ておけば良かったと死ぬほど後悔するのです。
僕の役者賞一押しだった『マリッジ・ストーリー』組はローラ・ダーンだけになりましたね。せめてアダム・ドライバーも受賞して欲しかったけど、相手が悪かった…。 pic.twitter.com/UzPkhvYhWM
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ホント残念。
レジェンド、ジェーン・フォンダの発表で作品賞!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
最優秀作品賞は…『パラサイト』!!!うおおおおおおお!!!!鳥肌立った…!!!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
いやー、ちょっと脳がバグる。ヤバすぎ。
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
幕が暗くなったところを会場の「ポン!ポン!ポン!」コールで再開。リスペーーーーーークト!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
さあ、感動もひとしお、仕事しよ…
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ホンマ日本は韓国といがみ合ってる場合ではない。焦って学べ!
— Taiyaki (@HKtaiyaki) 2020年2月10日
ってことで、『パラサイト/半地下の家族』の受賞は自分のことのように嬉しかったです。おめでとうございます!日本も負けるな〜!僕はまず最低映画の『ザ・ルーム』で頑張るね!
もしも僕がアカデミー協会員だったらどれに投票するか2020
僕にとってのスーパーボウルことアカデミー賞が今年も明日遂に放映されるのですが!なんと僕が大学生になった2011年から使っていたMacBook Proちゃんが本日ソフトウェアアップデートした際にお亡くなりになってしまう、という個人的大事件が起きてしまいました。9歳なんてパソコン年齢にしたら大往生なんですけども、喪に服している隙がないほど今忙しくてただただ痛恨の極みであります。
そして、今年はオスカーノミネートされている作品はアメリカにいるうちに結構見てしまっているので、あとはNetflixオリジナル作品だけ昨日今日で制覇して毎年恒例のこの記事を書こうと考えていたら、前述のトラブルのせいでそれどころではなくて、結局また何本か見逃している状態でオスカーに臨むことになります・・・。
今は親のパソコンを借りて更新していますが、あまり慣れてなくて使い勝手が悪く、ノミネート作品を並べる際はいつも僕のブログ記事にあわせたフォーマットにしたり、邦題が決まっているものはキチンと放題表記にしているのですが、今年はちょっと時間が足りないのでウィキペディアからのコピペです。ホントすみません・・・
なお、毎度のことですが、こちらの記事は予想記事ではなく、あくまで「もし自分が投票資格のある各部門のアカデミー協会員だったらどの作品に票を入れるか」というごっこ遊びなので、あしからず。でもごっこ遊びにも本気出すよ!
- 太字は僕が投票したい作品
- 灰字は未見の作品
作品賞
- 『フォードvsフェラーリ』 - ピーター・チャーニン、ジェンノ・トッピング、ジェームズ・マンゴールド
- 『アイリッシュマン』 - マーティン・スコセッシ、ロバート・デ・ニーロ、ジェーン・ローゼンタール、エマ・ティリンジャー・コスコフ
- 『ジョジョ・ラビット』 - カシュー・ニール、タイカ・ワイティテ
- 『ジョーカー』 - トッド・フィリップス、ブラッドリー・クーパー、エマ・ティリンジャー・コスコフ
- 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 - エイミー・パスカル
- 『マリッジ・ストーリー』 - ノア・バームバック、デヴィッド・ハイマン
- 『1917 命をかけた伝令』 - サム・メンデス、ピッパ・ハリス、ジェーン=アン・テングレン、カラム・マクドゥーガル
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 - デヴィッド・ハイマン、シャノン・マッキントッシュ、クエンティン・タランティーノ
- 『パラサイト 半地下の家族』 - クァク・シネ、ポン・ジュノ
監督賞
- マーティン・スコセッシ - 『アイリッシュマン』
- トッド・フィリップス - 『ジョーカー』
- サム・メンデス - 『1917 命をかけた伝令』
- クエンティン・タランティーノ - 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
- ポン・ジュノ - 『パラサイト 半地下の家族』
主演男優賞
- アントニオ・バンデラス - 『ペイン・アンド・グローリー』 : サルヴァドール・マッロー役
- レオナルド・ディカプリオ - 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 : リック・ダルトン役
- アダム・ドライヴァー - 『マリッジ・ストーリー』 : チャーリー・バーバー役
- ホアキン・フェニックス - 『ジョーカー』 : アーサー・フレック/ジョーカー役
- ジョナサン・プライス - 『2人のローマ教皇』 : ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿役
主演女優賞
- シンシア・エリヴォ - 『ハリエット』 : ハリエット・タブマン役
- スカーレット・ヨハンソン - 『マリッジ・ストーリー』 : ニコール・バーバー役
- シアーシャ・ローナン - 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 ジョゼフィーン・"ジョー"・マーチ役
- シャーリーズ・セロン - 『スキャンダル』 : メーガン・ケリー役
- レネー・ゼルウィガー - 『ジュディ 虹の彼方に』 : ジュディ・ガーランド役
助演男優賞
- トム・ハンクス - 『A Beautiful Day in the Neighborhood』 : フレッド・ロジャース役
- アンソニー・ホプキンス - 『2人のローマ教皇』 : 教皇ベネディクト16世役
- アル・パチーノ - 『アイリッシュマン』 : ジミー・ホッファ役*1
- ジョー・ペシ - 『アイリッシュマン』 : ラッセル・ブファリーノ役
- ブラッド・ピット - 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 : クリフ・ブース役
助演女優賞
- キャシー・ベイツ - 『リチャード・ジュエル』 : バーバラ・"ボビー"・ジュエル役
- ローラ・ダーン - 『マリッジ・ストーリー』 : ノラ・ファンショー役*2
- スカーレット・ヨハンソン - 『ジョジョ・ラビット』 : ロージー・ベッツラー役
- フローレンス・ピュー - 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 : エイミー・マーチ役
- マーゴット・ロビー - 『スキャンダル』 : ケイラ・ポシュピシル役
脚本賞
- 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』 - ライアン・ジョンソン
- 『マリッジ・ストーリー』 - ノア・バームバック
- 『1917 命をかけた伝令』 - サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 - クエンティン・タランティーノ
- 『パラサイト 半地下の家族』 - ポン・ジュノ、ハン・ジンウォン
脚色賞
- 『アイリッシュマン』 - スティーヴン・ゼイリアン : チャールズ・ブラントの書籍『I Heard You Paint Houses』より
- 『ジョジョ・ラビット』 - タイカ・ワイティティ : クリスティン・ルーネンズの小説『Caging Skies』より
- 『ジョーカー』 - トッド・フィリップス、スコット・シルヴァー : ビル・フィンガー、ボブ・ケーン、ジェリー・ロビンソン創作のキャラクターより
- 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 - グレタ・ガーウィグ : ルイーザ・メイ・オルコットの同名小説より
- 『2人のローマ教皇』 - アンソニー・マクカーテン: アンソニー・マクカーテンの戯曲『The Pope』より
長編アニメーション賞
- 『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』 - ディーン・デュボア、ボニー・アーノルド、ブラッド・ルイス
- 『失くした体』 - ジェレミー・クラパン、マルク・デュ・ポンタヴィス
- 『クロース』 - セルジオ・パブロス、ジンコ・ゴトー、マリサ・ローマン
- 『Missing Link』 - クリス・バトラー、アリアンヌ・サットナー、トラヴィス・ナイト
- 『トイ・ストーリー4』 - ジョシュ・クーリー、ジョナス・リヴェラ、マーク・ニールセン
国際長編映画賞
- 『Corpus Christi』 、ポーランド語 - ヤン・コマサ監督
- 『ハニーランド 永遠の谷』、トルコ語 - タマラ・コテフスカ監督、リュボミィル・ステファノフ監督
- 『レ・ミゼラブル』、フランス語 - ラジ・リ監督
- 『ペイン・アンド・グローリー』、スペイン語 - ペドロ・アルモドヴァル監督
- 『パラサイト 半地下の家族』 、韓国語 - ポン・ジュノ監督
長編ドキュメンタリー映画賞
- 『アメリカン・ファクトリー』 - スティーヴン・ボグナー、ジュリア・ライチャート、ジェフ・ライチャート
- 『The Cave』 - フェラス・ファイヤド、キルスティン・バーフォド、シグリッド・ダイヤール
- 『ブラジル -消えゆく民主主義-』 - ペトラ・コスタ、ジョアンナ・ナタセガラ、シェーン・ボリス、ティアゴ・パヴァン
- 『娘は戦場で生まれた』 - ワアド・アル=カデブ、エドワード・ワッツ
- 『ハニーランド 永遠の谷』 - リュボミィル・ステファノフ、タマラ・コテフスカ、アタナス・ゲオルギエフ
短編ドキュメンタリー映画賞
- 『In the Absence』 - イ・スンジュン、ゲイリー・ビョンソク・カム
- 『Learning to Skateboard in a Warzone (If You're a Girl)』 - キャロル・ディシンガー、エレナ・アンドレイチェヴァ
- 『眠りに生きる子供たち』 - ジョン・ハプタス、クリスティン・サミュエルソン
- 『St. Louis Superman』 - スムリッティ・マンドゥラ、サミ・カーン
- 『Walk Run Cha-Cha』 - ローラ・ニックス、コレット・ザンドシュテット
短編映画賞
- 『Brotherhood』 - メリアム・ジョーバー、マリア・グラシア・タージョン
- 『Nefta Football Club』 - イヴ・ピアット、ダミアン・メグハービ
- 『The Neighbor's Window』 - マーシャル・カリー
- 『Saria』 - ブライアン・バックリー、マット・ルフェーブル
- 『A Sister』 - デルフィン・デラード
短編アニメ映画賞
- 『Dcera (Daughter)』 - ダリア・カシュチェーヴァ
- 『Hair Love』 - マシュー・A・チェリー、カレン・ルパート・トリヴァー
- 『Kitbull』 - ロサーナ・サリヴァン、キャスリン・ヘンドリクソン
- 『Memorable』 - ブルーノ・コレット、ジャン・フランソワ・ル・カレ
- 『Sister』 – シクィ・ソング
作曲賞
- 『ジョーカー』 - ヒドゥル・グドナドッティル
- 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 - アレクサンドル・デスプラ
- 『マリッジ・ストーリー』 - ランディ・ニューマン
- 『1917 命をかけた伝令』 - トーマス・ニューマン
- 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 - ジョン・ウィリアムズ
歌曲賞
- 「君のため」 - 『トイ・ストーリー4』 - 作詞・作曲: ランディ・ニューマン
- 「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」 - 『ロケットマン』 - 作曲: エルトン・ジョン、作詞: バーニー・トーピン
- 「I'm Standing with You」 - 『Breakthrough』 - 作詞・作曲: ダイアン・ウォーレン
- 「イントゥ・ジ・アンノウン」 - 『アナと雪の女王2』 - 作詞・作曲: クリステン・アンダーソン=ロペス、ロバート・ロペス
- 「Stand Up(英語版)」 - 『ハリエット』 - 作詞・作曲: ジョシュア・ブライアン・キャンベル、シンシア・エリヴォ(英語版)
音響編集賞
- 『フォードvsフェラーリ』 - ドナルド・シルヴェスター
- 『ジョーカー』 - アラン・ロバート・マレー
- 『1917 命をかけた伝令』 - オリヴァー・ターニー、レイチェル・テート
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 - ワイリー・ステイトマン
- 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 - マシュー・ウッド、デヴィッド・アコード
録音賞
- 『アド・アストラ』 - ゲイリー・ライドストロム、トム・ジョンソン、マーク・ウラノ
- 『フォードvsフェラーリ』 - ポール・マッセイ、デヴィッド・ジャンマルコ、スティーヴ・A・モロー
- 『ジョーカー』 - トム・オーザニッチ、ディーン・スパンシック、トッド・A・メイトランド
- 『1917 命をかけた伝令』 - マーク・テイラー、スチュアート・ウィルソン
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 - マイケル・ミンクラー、クリスチャン・P・ミンクラー、マーク・ウラノ
美術賞
- 『アイリッシュマン』 - プロダクション・デザイン: ボブ・ショウ、セット・デコレーション: レジーナ・グレイヴス
- 『ジョジョ・ラビット』 - プロダクション・デザイン: ラ・ヴィンセント、セット・デコレーション: ノラ・ソプコヴァ
- 『1917 命をかけた伝令』 - プロダクション・デザイン: デニス・ガスナー、セット・デコレーション: リー・サンデルズ
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 - プロダクション・デザイン: バーバラ・リング、セット・デコレーション: ナンシー・ヘイ
- 『パラサイト 半地下の家族』 - プロダクション・デザイン: イ・ハジュン、セット・デコレーション: チョ・ウォンウ
撮影賞
- 『アイリッシュマン』 - ロドリゴ・プリエト
- 『ジョーカー』 - ローレンス・シャー
- 『The Lighthouse』 - ジェアリン・ブラシュケ
- 『1917 命をかけた伝令』 - ロジャー・ディーキンス
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 - ロバート・リチャードソン
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
- 『スキャンダル』 - カズ・ヒロ、アン・モーガン、ヴィヴィアン・ベイカー
- 『ジョーカー』 - ニッキー・レダーマン、ケイ・ジョージウー
- 『ジュディ 虹の彼方に』 - ジェレミー・ウッドヘッド
- 『マレフィセント2』 - ポール・グーチ, アリエン・タウテン、デヴィッド・ホワイト
- 『1917 命をかけた伝令』 - ナオミ・ダン、トリスタン・ヴァースルイス、レベッカ・コール
衣装デザイン賞
- 『アイリッシュマン』 - サンディ・パウエル、クリストファー・ピーターソン
- 『ジョジョ・ラビット』 - メイズ・C・ルベオ
- 『ジョーカー』 - マーク・ブリッジス
- 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 - ジャクリーヌ・デュラン
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 - アリアンヌ・フィリップス
編集賞
- 『フォードvsフェラーリ』 - アンドリュー・バックランド、マイケル・マカスカー
- 『アイリッシュマン』 - セルマ・スクーンメイカー
- 『ジョジョ・ラビット』 - トム・イーグルス
- 『ジョーカー』 - ジェフ・グロス
- 『パラサイト 半地下の家族』 - ヤン・ジンモ
視覚効果賞
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』 - ダン・デリーウ、マット・エイトケン、ラッセル・アール、ダン・サディック
- 『アイリッシュマン』 - パブロ・ヘルマン、レナンドロ・エステベコレナ、ステファン・グラブリ、ネルソン・セプルヴェダ
- 『ライオン・キング』 - ロバート・レガート、アダム・ヴァルデス、アンドリュー・R・ジョーンズ、エリオット・ニューマン
- 『1917 命をかけた伝令』 - ギョーム・ロシェロン、グレッグ・バトラー、ドミニク・テューイ
- 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 - ロジャー・ガイエット、ニール・スキャンラン、パトリック・タバック、ドミニク・テューイ
蓋を開けてみたら、僕の投票では『1917』が無冠で『ジョーカー』が僅かメイクアップ賞の一部門のみ!それただの白塗りだけだろ!いや、違う、決して逆張りなんかじゃなくて、自分が応援したい作品を選んでいたらこうなってしまっただけなんだ!『1917』は僕はあまり評価してないけど!
ということで、あと8時間くらいですか、今年も楽しみですね!
生きてるだけで丸儲け
大学時代のゼミのOB・OG飲みに行ってきたのですが、僕は『ザ・ルーム』のビラと名刺を常に大量に持ち歩いてるので今日も相当配りました。生きてるだけで宣伝・営業!そして調子に乗って酒を飲み過ぎたので、今日は休みます。一つショックだったのは、僕はおじさんとして認識されうる歳だと知ったことです。うう…。
人種差別は最早滑稽
ツイッターにも書いた話だが、こっちでも。NYの会社に勤めていた頃の元同僚が今日本で学生をやっている。彼女には『ザ・ルーム』のアレコレを手伝って貰う事が多いので、最近ちょくちょく会っているが、昨日も打ち合わせの終わりに渋谷の横丁で飲んでいた。なお、彼女はお母さんが日本人、お父さんがイスラエル人のハーフで日本語も喋れるが、母国語が英語で英語の方が話しやすいので、僕は彼女と話すときはいつも英語で話す。昨日も最初はそうだった。
横丁のお店というのはどこもそうだけど狭いお店なので、誰かが入ってくると全員が動かないといけない。特に我々は入口のすぐの席に座っていたので尚更だ。しばらくすると酔っ払ったおっさんが入って来た。僕たちの会話が英語だったのと、日本人離れした元同僚の顔に恐縮したのか、おっさんは「エ、エクスキューズ・ミー」と会釈して来た。すると、その子は「あ、すみません」と日本語で返し、おっさんは面食らった表情を浮かべた。
「え、すごいですね、日本語話せるんですね!」とおっさんは嬉しそうにいうので、「彼女の母親は日本人なんですよ」と教えてあげると、「へー、外人なのに凄いですね!」と返して来て今度は僕が面食らった。ちなみに彼女は二重国籍だけどガッツリ日本国籍を持っているし、お母さんとの会話も日本語だ。
とはいえ、酔っ払ったおっさんの戯言にいちいち腹を立てるほどの狭量でもなく、おっさんもデリカシーに欠いている以外は陽気で楽しいおっさんだったので、僕たちに興味を持ったおっさんを会話に入れてあげることにした。なんなら正直「二人とも若いのにバイリンガルで偉いねぇ」「NYで仕事してたなんて優秀だねぇ」なんて褒めてくれるので気分は悪くなかった。
しかし、酒もだいぶ進んだ頃、おっさんは彼女の顔をさして「全然日本人(の要素)が見えないね」と言い出した。この手のことは言われ慣れてるのであろうか、彼女が勤めて笑顔で「そうですね、よく言われるんですよね、あはは」と返すと、おっさんは「白人は優勢遺伝だから黄色人種は勝てないのよ」とかおったまげた事を言い始めた。あまりの事に「いやー、それはちょっとどうなんすかね……」*1とお茶を濁したら「でもこれは科学的事実だからね」とトドメの一言。
普通にアウトな発言なのは言うまでもないが、仮にもユダヤ人の彼女の前でナチスドイツが提唱したインチキ優生学を持ち出したおっさんに肝を冷やした。なお、僕はおっさんから名刺をもらったが、国防関連のアレな方であった。僕はそっち関係の人が全員アレだとは思わないけれども、「俺には愛国心しかないのよ、ガハハ」とおっさんはそのステレオタイプを助長するのであった。というか、なぜこのおっさんはアッチの人なのに白人様の遺伝子にコンプレックスを抱いているのだろうか。
とはいうものの、僕らはおっさんにビールを奢ってもらったので、建前だけの挨拶をして店を出た。帰り道我々は堪えきれずに腹を抱えて笑った。おっさんに唖然とはしたが、怒るにもあまりにもアホらしくて笑うしかなかった。
「NYでは例え差別的な考えの人がいても公共の場では口に出さないし、ああいう人たちの集まりに積極的に行かないとまず聞くことはない。今の時代にあんな話が聞けるのはある意味新鮮で面白い」とはその子の談。彼女の器のデカさには感心するが、レイシストの方々に知っていただきたいのは、君たちの無根拠な差別的発言は最早真剣にすら捉えられていなくて、嘲笑の対象でしかないからね!これから差別するときは国際社会や現代社会において自分が笑い者なんだと言う事をキチンと理解してから差別してください!
なお、そのおっさんには僕の名刺と『ザ・ルーム』のチラシを渡してしまったんだな。まあ、『ザ・ルーム』にお金を落としていってくれたら許してやるよ!
*1:常日頃、僕は差別的発言には絶対に一言物申してやる!と心がけていて、だからデリカシーのない父親とはよく喧嘩をするのだが、しかし実際に家の外でこういう発言を恥ずかしげもなく堂々とする人と対面したら、唖然とするしかない、というのが今回わかった。僕はおっさんに敗北してしまった。