俺たちゃTwitter人間なのさ!

 インスタグラムで言うストーリー機能である「フリート」がTwitterにも導入されて話題を呼びました。

 

 そもそも、24時間で投稿が消えるスタイルのSNSはSnapchatが先駆けであり、僕が留学した当時アメリカの大学生の間で爆流行していました。24時間で投稿が消えると言う刹那性が、「俺たち楽しんでるぜ!イェア!」と騒ぐパーティー模様をアップするのに相性がいいので、特に学生の間で流行っていましたが、いつの間にかInstagramFacebookにお株を奪われてしまいました。

 

 Snapchatこそ使わなくなりましたが、なんだかんだ僕はストーリー機能が好きなので、よく楽しい撮影現場行った時にインスタのストーリー機能を使ったりはしていました。それがまさかTwitterまで導入されるとは思ってもいませんでしたけれども、僕がフォローしている人たちの多くが、使う前にまず文句を言うのが非常にTwitterらしくて安心しました。

 

 SNSの性格上でも、特に日本のTwitterはこじれている*1ので、フリートがどこまで浸透するかわかりませんが、文句を言いながら数ヶ月後にはすっかり馴染んで使いこなしているのがTwitterユーザーなので、多分なんだかんだフリートは定着するでしょう。が、やはりそこはTwitterなので、他のSNSのストーリー投稿とは一味違ったストーリーが見れるんじゃないかと、楽しみにしております。

 

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*1:そこが最高なんですが

平和でよかったなぁ

 

 僕には留学時代に知り合ったアゼルバイジャン人の友達がいて、彼女がFBで「美しい祖国、おめでとう!戦争は終わり、我々が勝利した。兵隊さんたちに感謝! #カラバフはアゼルバイジャンのもの」と投稿していた。もちろん、僕ら日本人にとって戦争は太平洋戦争以後に放棄されたものなので、SNS時代に戦争地域に生きる人たちのことが想像できなくて、軽い衝撃を受けた。

 

 彼女に僕の考えを押し付ける気は毛頭ないし、ナゴルノ紛争に関して詳しい訳でもないのだけれども、僕も彼女の立場だったら祖国の勝利を喜ぶんだろうか、とふと考えてしまう。普段の彼女のインスタグラムやフェイスブックなんて、毎日ほぼ自分のセルフィーや友達と楽しくパーティーしている様子をあげている、僕らと何も変わらない女の子のものなのに。

 

 そういえば、近い例で行っても、お隣韓国の男の子たちだって、未だに兵役で2年間軍隊に召集される。僕の留学先の韓国人の友達も、何人かわざわざそのために韓国へ帰っていった。考えてみれば彼らにとって朝鮮戦争は休戦中なだけで、終わっていない。いつ戦争に駆り出されたっておかしくないのだ。つくづく、日本は平和でよかったなぁ、と現状を噛みしめる。 

アゼルバイジャンを知るための67章 (エリア・スタディーズ165)

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『マンダロリアン』S2を見始めた。

 ようやく『マンダロリアン』シーズン2に着手しました。『マンダロリアン』は『スター・ウォーズ』世界の広げ方が非常に上手いスピンオフですけども、今回は冒頭からグラフィティアートが登場してテンションが少し上がりました。というのも、今まで『反乱者たち』などでは『SW』世界の芸術模様が語れられたことがありましたけども、実写ではこれが初めてで、実写だからこそより解像度の高い情報として新鮮味を覚えました。市民の生活や文化がこういうところから見えてきます。

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 この冒頭のちょっとした背景ですらこういう繊細な描写があるので、前編に関しては言わずもがなで、例えばシリーズでも手垢がつくくらい登場したタトゥイーンだって、我々が知らないモス・ペルゴという新しい町を出し、王道な西部劇風の演出を取り入れていて、まだ見知らぬ『SW』世界に興奮を覚えます。詳しい感想はシリーズを完走してからにしますが、1話目からしてニマニマが止まらず、新しい楽しみが増えて嬉しいです。

 

 なお、S2E1(=E9)は初めて製作総指揮のジョン・ファヴローがメガホンをとっていますけど、まんま『アイアンマン』と同じシーンがあってこれまたニマニマしました。E10はやけにコミカルな作風だなぁ、と思っていたらペイトン・リードで、先シーズンのタイカ・ワイティティといい、同じディズンー傘下のマーベルとの繋がりが見え隠れします。そのディズニーの大親分、ボブ・アイガーの自伝を今読んでいて、悔しいけどこれがなかなか面白く、結局僕はディズニーの掌の上でコロコロ転がされているんだなぁ、とオタクの悲しい性に我ながら呆れました。

 

太陽の子!

 昨晩は疲れで爆睡し、朝に目が覚めたらアメリカ大統領選挙の勝敗がついに決まりました。

 

 僕は嬉しい、という気持ちよりも、ホッとした気持ちの方が大きかったです。バイデンは勝利演説で「これからは回復の期間だ」と述べました。すでにバイデンは大統領になった暁にはパリ協定に復帰すると約束しましたが、これからの4年間は、これまでの4年間で壊されたものを修復する4年間になりそうです。オバマと正反対のことをやり続けることだけに集中したトランプ政権の負債は、あまりにも大きい。

 

 とはいうものの、今くらいは喜んだっていいでしょう。SNSではアメリカ中でバイデンの勝利、というかトランプの敗北を祝う人たちが街に溢れ帰りました。僕はなんとなく、『ジェダイの帰還』のエンディングを思い出しましたねぇ。それもオリジナルのイウォークの可愛いエンエィング*1ではなくて、「特別編」以降のしんみりするやつの方です。

 

 

 あ、あと個人的に面白かったのは、ガースーがバイデンの勝利を祝うツイートをする*2と、トランプが主張する「郵便投票の不正」を信じるネトウヨたちが、失望の念を伝えるクソリプを送りまくっていたことです。自民党も案外、ネトウヨのアレっぷりには頭を悩ませているかもしれませんね。

 

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(字幕版)
 

 

*1:あっちも好きなので載せておきます。

www.youtube.com

*2:そもそも、シンゾーくん政権の時だって、トランプは泡沫候補として相手にもしていなかったくせに、トランプの勝利が確定した瞬間に一目散にゴマをすりにいっていたくらいなんで、この切り替えの早さは流石かと。好き嫌いは一旦置いておいて、日本の政治家のこういう生き方は正直賢い

アフターマス

 久しぶりにこの感覚を味わってますが、仕事で究極に疲れた時、休みの日でも1日眠いですよね…。今日は一日ウトウトしてしまいました。ということで、申し訳ないですが本日もお休みです。明日こそちゃんと書きます。