大人たるもの、ステーキくらい焼けねばならぬ!

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

 

 教えてやろう!それはステーキ肉を買える財力!そしてステーキを焼ける能力が身についた時だ!

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概ねググった感じのステーキの作り方はこうだ!

  1. 特売になっているステーキ肉を買う。A4等級など選ぶ必要はない、欲張るな!身の丈にあったステーキを買え!
  2. おっと、牛脂を忘れるな!どうせタダだ!無駄に4つくらい持って帰れ!
  3. 玉ねぎ(適量)とニンニク(適量)をすりおろす!
  4. 買ってきた猛々しい肉をフォークで刺す!刺す!そして刺す!
  5. 肉に塩コショウをまぶす!
  6. 強火で温めているフライパンに牛脂を溶かす!
  7. そこへ肉を!ぶちこみ!焼く!塩コショウをまぶした面が下だ!
  8. 焼いている面の色が変わったらひっくり返す!火を弱めて蓋をして蒸せ!
  9. 両面色が変わったらステーキ様をアルミホイルで包んで差し上げ、寝かしつけろ!焼き加減などは知らん!見た目で判断せよ!
  10. その間、残った油で③にステーキソース(あるいは醤油)を絡めよ!これでステーキソースの完成である!
  11. 皿に⑨を盛り付け、⑩をかければステーキ様の御成ぃぃぃぃぃ!

 

 なお、作った時点では特にブログに書こうと思っていなかったので、作業工程の写真などはない。食った結果うまかった。それが一番大事なのである!緊急事態宣言が出てるんだから、これくらいの贅沢は許されるよなぁ!?

 

そして僕はTwitterを閉じた(でもやっぱり見ちゃった)

1/7 9:30

 起床。昨日書いた記事が朝3:00近くまで続いたので遅めに目が覚めたが、それでも朝開いたTwitterで目に入ってきたニュースで眠気が一気に冷めた。

 その後、死者数は4人まで増えたが、その直前までトランプが大衆を煽っていたことを知って頭がクラクラした。僕が大好きだったアメリカは2016年に一度死んだけど、わずか4年でここまで腐ってしまったとは。

 

 事件を追えば追うほど絶望的な気分になる一方で、Twitterで話題検索すれば英語も読めないのに自分に都合よくニュースを拡大解釈してデマを広げる頭がお花畑の人たちがたくさんいるのを目撃して目眩がした。精神衛生上非常によくない。決めた、僕は今日1日Twitterを開かない。

 

 そんな決意はしたけれど、やはり重度のツイ廃なので、チラチラ見てはスマホを遠くに投げる、ソワソワした1日が始まった。

 

13:00

 去年やった仕事の請求書をpdfで送ったら、原本を郵送して欲しいと言われた。原本も何も、結局僕もそのPDFを元にプリントするだけなので、そちらで印刷するのと変わらないし、郵送するだけ金の無駄じゃんか……。と、融通の効かなさに文句を垂れつつ、ステイホーム中に外の空気を吸えるいい理由なので、近くのコンビニで印刷して郵便局へ向かう。

 

 今日はラプターズの試合があるので、コンビニで印刷中に試合をチェックしてみたら、ジェイコブ・ブレーク氏を銃撃して下半身麻痺にさせてしまった警察官が不起訴になったことと合わせて、今回の暴動に対する警察官たちの対応がBLMのデモに対する対応と対局的であったこちに対して、NBAコミュニティがまたも揺れていた。

 

 昨年の東部プレーオフ準決勝で激突したセルティックスとヒートは、今日の再選に先立って協同声明文を出し、国歌斉唱中は肩を組んで片膝をついた。

 

 同日行われた西の強豪対決クリッパーズVSウォリアーズ戦においては、両チームの選手が「ブラック・ライブズ・マター」のTシャツを着て片膝をついた。

www.latimes.com

 

 バックスVSピストンズ戦では、試合開始直後に両軍選手とコーチが片膝をつき、ブレイク氏が撃たれた七発の銃弾を象徴して、7秒間ボールを持った後、意図的にコート外へボールを投げた。

www.youtube.com

 

 我がラプターズVSサンズ戦でも、試合開始前に両チームが肩を組んで円陣を形成し、抗議の意を表した。

 

 こうした事態が起きた時に、迅速にリーグをプラットフォームとして扱い、社会正義を訴えるNBA選手たちの取り組みは本当に尊く素晴らしく、こうして記事を書いているだけでも涙が出てきてしまいそうだ。通常の試合日であればNBAの各チームアカウントは自軍のハイライトシーンをしきりにツイートするのだが、今日は各Q毎の結果を伝えるだけで静かだった。

 

 なお、ラプターズは今日の試合にも負け、これで開幕から通算1勝6敗。昨年までの強さはどこへとやら、更に悲しみが勝る。

 

15:00

 郵便局に行った後はこれでしばらく外食はしないだろうということで、駅前のマックでちょっと贅沢にグランドビッグマックを食う。食事をしている時にチラッとニュースアプリを見ると、『SLAM DUNK』の映画化の知らせを聞く。大好きな漫画だし、バスケ好きになってから見るとまた面白いんだろうかなんて思っていると、アニメ映画と聞いて安堵している人がいのが少しウケた。

 

 笑っていて次のニュースにスワイプすると、速報値で東京都の新規感染者数が2000人超えなのを知る。その後、正確には2447人と判明したが、昨日1500人を超えて最多を更新したばかりなのに、1日の増えように衝撃を受ける。

 

 チラッとまた開いてしまったTwitterでは4日から医療機関が開いてその結果が出たから、なんて意見も出たが、にしてもである。呑気にマックを食べている場合ではない。巣篭もりのために、帰りしなにスーパーで食材を揃える。そういえばトイレットペーパーのロールが家に一個しかない。また買い占めでもされたら大変だと思って売り場を見に行ったら大量に用意されていた。一応これでも人類は学んでいるみたいだ。

 

18:00

 現実から逃げて『あつまれ どうぶつの森』で素材を集めていると、知人からミヤネ屋で岩田健太郎氏が出演したと聞く。Twitter(またかよ)をチラッと開いて動画をみると、いつものように忖度を一切せずに科学的知見からロックダウンの必要性を主張していた。岩田健太郎氏の専門的意見は心強いが、同時に氏が言うような対策を政府は絶対に取らないので、絶望的な気持ちになる。

 

 その後、スガが尾美会長を連れてモニョモニョ聞き取りにくいグダグダ会見で、ここ最近ずっと医師や感染症専門家たちが主張していることには十分に及ばない緊急事態宣言内容を聞いて更に絶望的な気分になる。

 

19:30

 気分が沈んでいる時は、料理をして美味しいものを食べるのが一番。生姜焼きを作る。タレがしみてて美味しいけれど、肉が少し硬い。焼き過ぎてしまったみたいだ。写真の一つでも撮っておけばよかった。こういう時にブロガーとしての意識が足りないのだと猛省する。

 

21:00

 YouTubeでニュースを流していたが、緊急事態宣言に、連邦議会の混乱に、大雪に、ほぼ明るい話はやっていないので、また『どうぶつの森』に逃げる。「最悪な年」2020年が終わればなんだかんだマシになるんじゃないかと甘く見積もっていた自分がいたが、蓋を開けてみれば2021年は2020年ver2.0なだけだった。一つわかっていることがあるとすれば、今年の多くの時間を『どうぶつの森』で過ごすだろうってことだけだ。

 

 

コロナ映画を集めてみた

 パンデミックで大打撃を受けている映画業界ですが、それでも映画業界が逞しいのはこのコロナ禍さえも映画に変えて稼いでしまおうという気概です。コロナ禍以降に企画されたパンデミックをテーマにした映画が既にいくつかあり、なんならもう配信されているものもありますので、今回はそれらの映画を並べてます。

 

Songbird』(配信済み)

 

 おそらく、コロナをテーマにしてものでは、メジャーでは最速で製作されたマイケル・ベイプロデュースのスリラー映画。COVID-19どころかCOVID-23という冗談でもやめてほしい突然変異種によるパンデミックが起きている世界を描く。あまりの早さに「世界中で苦しんでいる人がいるのに、金儲けが過ぎる!」と炎上した上、製作過程でも少し揉めた曰く付きん作品ではある。

 

『Locked Down』(HBO MAXで1/14に配信)

 ダグ・リーマン監督、アン・ハサウェイ主演、キウェテル・イジョフォー共演という、やや豪華な布陣によるロマコメハイストムービー。ロックダウン中のロンドンでカップルがハロッズで強盗を企てる。予告編でも写っているが、zoomの画面がもはや当たり前になってきている。

 

『Staged』(BBC One で放送済み)

  リモート撮影スタイルで、マイケル・シーンデイヴィッド・テナントがそれぞれ自分自身を演じ、ロックダウン中にリモートで演劇のリハーサルに臨む姿をコミカルに描く。好評だったようで今月シーズン2が放送。

 

マーティン・スコセッシの短編(放映済みのBBCシリーズ『Lockdown Culture With Mary Beard』内の短編)

  BBC2で歴史家のメアリー・ビアードがホストを務める番組用の作品で、マーティン・スコセッシが自らのNYでのロックダウン中の体験を短編映画化した模様。シネフィルらしくクラシック映画の影響が垣間見える作品らしい。普通に観たい……。 

 

タイトル未明のジャド・アパトーのコメディ映画(Netflixにて配信予定)

 

 パンデミック中に無菌空間のホテルに閉じ込められた役者のグループが、映画の完成を目指そうとする、というあらすじ。アイディア自体は結構面白く、『カメラを止めるな!』に似た傑作が撮れるのではないだろうか。

 

『This Sceptred Isle』(放送予定の英ドラマシリーズ)

 

 マイケル・ウィンターボトム監督作で、コロナパンデミックを背景に、ボリス・ジョンソンの人生を描く予定の政治ドラマ。日本だったらシンゾーくんやスガの実録ドラマを今企画するようなもので絶対実現しないだろう。こういう時欧米が心底羨ましい。

 

『Lakewood』(公開形態不明)

 

 ナオミ・ワッツ主演、フィリップ・ノイス監督のスリラー映画。ロックダウン中の田舎町で息子を救出するために奔走する母親を描く。コロナ対策が(アメリカと比べて)しっかりしていたカナダで撮影されたそう。

 

『The End Of October』(公開形態不明)

 ローレンス・ライトのパンデミックをテーマにしたSF小説リドリー・スコット御大が手がける予定(記事には「監督の可能性あり」とだけ書いてある)。厳密にはコロナをテーマにしてはいないが、コロナ禍だからこそ通った企画だと思う。

 

『さらば!2020年』(Netflixにて配信中)

 

 最後に僕が観た作品だけど、これは酷かった。人類史上最悪の年「2020年」をモキュメンタリースタイルで風刺するつもりが、切り口が浅いのなんの。『続・ボラット』の爪の垢でも煎じて飲んで欲しい。

 

  そして、『続・ボラット』もコロナ映画でしたね。

 

怒りのゾンビ・ロード/『新感染半島 ファイナル・ステージ』★★☆

 大ヒットした韓国製ゾンビ映画新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編、『新幹線半島 ファイナル・ステージ』を鑑賞。監督&脚本は前作に引き続いてヨン・サンホ、主演にカン・ドンウォン、出演にイ・ジョンヒョン、キム・ドユン、クォン・ヘヒョ、イ・レ、イ・イェウォン、キム・ミンジェ、ク・ギョファンら。

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新年の目標

 こんな題材はいよいよ書くことがなくなったときにしか書かないネタですけれども、まあ、こうして公にして目に見える形で表明しておくと、ちゃんと達成しないといけないプレシャーが生まれますので、いいことではないかと。

 

 例年同様、今年もワガママに色々成し遂げたいことはありますが、一言で集約すると「お金を稼ぐ」になります。昨年から僕はフリーランサーとなって好きなことをして暮らしており、それはそれで楽しいのですけれども、やはり残念ながらこの世の中は金が無いとどうにもできないことが多すぎると分かってしまったので、好きなことを続けることために、好きな事から利益を還元する仕組みを考えたいと思いますね。

 

 で、まず『ザ・ルーム』に関しては、今年もどこかで「ドライブ イン ザ・ルーム」のようなコロナ禍でも盛り上がれる上映をやりつつ、去年までのやりがい重視の赤字上映はやめにして、ちゃんと採算が取れ、且つ観客に楽しんでもらえる上映会をやりたいですね。また、今年は『ザ・ルーム』以外のカルト映画の配給にも挑戦していきたいところです。

 

 次に、YouTubeチャンネルの『SKITBOOK』に関してですが、引き続きYouTube側にしつこい問い合わせをして復活を試みます。が、正直現段階ではチャンネルを取り戻せる可能性がかなり低いと言わざるを得ません…。幸いにも、と言うべきでしょうか、チャンネル登録者数がまだ70人ほどの時点でこの壁にぶち当たったのはいい機会かもしれず、新しくチャンネルを開設してリブランドするのもありかもしれません。

 

 ちょうどこの間、Twitter上で今までのスケッチとは種類の異なるショートスケッチをあげてみたところ、これまでで最も反応が良かったので、一考の余地ありです。旧チャンネルを復活するにしろ、新チャンネルを立ち上げるにしろ、収益化に必要な最低登録者数である1000人を年内までに達成することを掲げたいですね。

 

 

 あーヤダヤダ、どれもこれも金だ、採算だ、収益だ、なんだと、僕の嫌いな価値観ばかりになってしまいました。僕個人としては、やれ高級ブランドだ、高級レストランだ、高級ホテルだ、南のリゾートだ、セレブとパーティーだ、オンラインサロンだ、車だ、家だ…etcにはクソほども興味がなく、趣味の映画鑑賞と映像制作活動(とNBAさえ楽しめ、あとは大好きな人たちと一緒に遊び、普通に生活できるだけの財源さえ確保できれば十分なのです。で、十分にお金を貯められたらですね、いよいよ中坊の頃からの夢であった長編映画の制作に着手していきたいです。

 

 つまり、今年の目標は兎にも角にも金だ、カネ、カネ!ということでですね、大変現金な僕ですが、あいも変わらず当ブログ『SUPERBAD-ASS』では基本的にはくだらないことを書いていく予定ですので、本年も温かく見守っていただけると幸いです。

 

ウルフ・オブ・ウォールストリート (字幕版)

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