感想

驚異的なハイパーリアリティ/『ライオン・キング(2019)』★★☆

ディズニールネサンス期の名作をリメイクした『ライオン・キング』を鑑賞。監督は『ジャングル・ブック』のジョン・ファヴロー、脚本は『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』ジェフ・ナサンソン、音楽はオリジナル版から引き続きハンス・ジマー。主演…

「さようなら」が言えなくて/『The Farewell』★★☆

サンダンス映画祭で話題となった、ルル・ワン監督の自伝的作品『The Farewell』を鑑賞。ルル・ワンは同時に製作と脚本も手がける。主演は『オーシャンズ8』『クレイジー・リッチ!』のオークワフィナ、共演にツィ・マー、ダイアナ・リン、ザオ・スーチェン。

庵野秀明とプロと女性

ここ最近Netflixで『新世紀エヴァンゲリオン』を大学時代以来久方ぶりに再見しまして、昨日TV版を見終わったところっす。アメリカからの視聴なんで、エンディングの「Fly Me To The Moon」が差し替えられてるクソバージョンです。 単純明快な娯楽映画が好き…

【再アップ】『アグレッシブ烈子』シーズン2は価値観が後退していて残念だった!

※6/19追記 何が起こったか分かりませんが、何故か完成原稿ではなくスマホ版の下書きに入っていたものがアップロードされてしまっていたので、一度下書きに戻して修正いたしました。ネタバレを警告なしに踏んでしまった方がいましたら申し訳ありません。 年末…

ホワチャー!

City CinemaというイカしたシネコンがNYにあり、毎週過去の作品を35mmで上映してくれるナイスな企画を行なっているのですが、今日は『燃えよドラゴン』を観て来たっす。実に7年ぶり*1。フィルムの状態があんまり良くないのが場末の映画館っぽい雰囲気を醸し…

最近触れた作品の感想

書くことが全く思いつかないのですが、最近読んだ本・観た映画・TV番組など 『マーベル映画究極批評 アベンジャーズはいかにして世界を征服したのか?』……てらさわホーク氏の力作。『エンドゲーム』に向けたMCU映画22本を具に制作背景・当時のニュース・音声…

スーパーマン:思春期編/『Brightburn』★★☆

スーパーヒーローを題材にした新作ホラー映画『Brightburn』を鑑賞。監督は『インバージョン 転移』のデヴィッド・ヤロベスキー、製作は『スリザー』『スーパー!』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン。脚本はガンの弟のブライアン・…

第3回シネ漫才「俺達91年生まれのポケモン直撃世代が観た『名探偵ピカチュウ』」VS あみん【第三部・完結編】

【前回までの対談】 37934。 読者の皆様はこの5桁の数字が何を指し示すのかお気付きであろうか。3回に渡って書かれた、この第三回シネ漫才にかかった文字数の総数である。僕が大学4年生の時に書いた卒業論文が19101文字である。約2倍である。「こんなに長い…

第3回シネ漫才「俺達91年生まれのポケモン直撃世代が観た『名探偵ピカチュウ』」VS あみん【第ニ部】

【前回の対談】 あみん との対談企画第2弾!以前の対談企画から1時間で収録を終わらせないと書き起こしで地獄を見る事は分かっており、「対談は1時間で終えるからね!」と釘を刺していたが、もちろん酒を飲んでしまった二人にはそんな口約束は無力であった。…

第3回シネ漫才「俺達91年生まれのポケモン直撃世代が観た『名探偵ピカチュウ』」VS あみん【第一部】

『名探偵ピカチュウ』が公開されたことは、90年代生まれの青年たちにとって少なからず大きな衝撃を与えたのではなかろうか。予告編が公開された時点で既に幼少期に慣れ親しんだポケモンたちがリアルかつ原作に忠実に再現されており、気が遠くなるくらい高い…

『水曜日のダウンタウン』令和企画は演出の教科書

『水曜日のダウンタウン』の「新元号当てられるまで脱出できない生活」企画がとにかく最高で、演出の教材としてこれ以上ない作品にもなっていたた。冒頭、企画に参加させられたお笑いコンビ「ななまがり」が不気味なくらいコンプライアンス重視で丁寧に拉致…

『テラスハウス』はプロレスである!/『テラスハウス BOYS & GIRLS IN THE CITY』感想

いやーまさかこんな日が来るとは思わなかった。僕が『テラスハウス』にハマるなんて。僕は自他共に認めるボンクラである。インドア過激派だし、大学4年まで彼女できたことなかったし、文化祭とかテニサーとか広告代理店的価値観は地獄の苦しみを味わった後に…

完結編らしくエピックで、完結編故に予定調和/『アベンジャーズ/エンドゲーム』★★☆

MCU総決算『アベンジャーズ/エンドゲーム』を前夜祭興行で鑑賞。マーベルスタジオ総帥ケヴィン・ファイギ製作の下、監督は前作に引き続きアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟、脚本はクリストファー・マルクス&スティーブ・マクフィーリー、音楽はアラン・シルヴ…

『ダンボ(2019)』が酷すぎたので『バットマン・リターンズ』★★★見返したらやっぱり超傑作だった

表題通り。『ダンボ(2019)』を観た時の怒りは以下のレビューに書きましたので、ご参考までに。余談ですが、『ダンボ(2019)』の後半はNYが舞台で、クライマックスでダンボはブルックリン橋を通るんですよね。あの辺りはNYのダンボ地区というところであり…

グレイテスト・象マン/『ダンボ(2019)』★☆☆

1941年の同名ディズニークラシックをリメイクした『ダンボ』を鑑賞。監督は『シザーハンズ』『バットマン・リターンズ』のティム・バートン、製作・脚本は『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』『トランスフォーマー/ラストエイジ』のアーレン・クル…

久しぶりに王道/『シャザム!』★★★

DCエクステンデッド・ユニバース(非公称)最新作『シャザム!』を鑑賞。監督は『ライト/オフ』『アナベル 死霊館人形の誕生』などホラーを手がけてデビッド・F・サンドバーグ、脚本は『アース・トゥ・エコー』のヘンリー・ヘイデン。主演はザッカリー・リヴ…

「分からない」から怖い/『Us』★★☆

『ゲット・アウト』で鮮烈デビューを飾ったジョーダン・ピールの新作ホラー『Us』を二日続けて鑑賞。ジョーダン・ピールが自ら脚本・プロデュース・監督を務め、『ゲット・アウト』から引き続きジェイソン・ブラムのブラムハウスがプロダクションを務める。…

頭強打系コメディが流行ってる/『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』『ロマンティックじゃない?』『What Men Want』(全部★★☆)

最近キャリアウーマンを主人公としたファンタジーコメディ映画を三本観て、それぞれ似ている設定だったので一緒にご紹介。『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』はアビー・コーン、マーク・シルヴァースタインが監督・脚本、 エイミー・シュー…

ナメてた母親が実は殺人マシンでした/『Furie(原題:Hai Phượng)』★★☆

ベトナム映画史上初めてアメリカ公開を果たした『Furie(原題:Hai Phượng)』をAMCエンパイアで鑑賞。監督はレ・ヴァン・キエト、主演はヴェロニカ・ゴー。 我々はブルース・リーやジャッキー・チェンらにより、香港人をナメたら即死ということを教わった。…

トム・クルーズも青ざめる!/『Free Solo』★★☆

ヨセミテ公園エル・キャピタンのフリー・ソロ・クライミングに挑戦したアレックス・オノルドを追い、昨日の第91回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を獲得した『Free Solo』を鑑賞。監督はエリザベス・チャイ・バサヒリィとジミー・チン、音楽はマルコ・…

中国、遂に地球を動かすほどの大国になる/『流浪地球』★★☆

春節に公開され中国で爆発的ヒットを飛ばしているというSF超大作『流浪地球(英題:The Wandering Earth)』を鑑賞。劉慈欣による短編小説『さまよえる地球』を原作に、フラント・グォ(郭帆)が監督。『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』のウー・ジン(呉京)が…

世界で一番ミニマルなユニバース/『ミスター・ガラス』★★☆

イーストレイル3部作の完結編である『ミスター・ガラス』を鑑賞。監督・脚本はM・ナイト・シャマラン、製作はジェイソン・ブラム。主演はジェームズ・マカヴォイ、ブルース・ウィリス、そしてタイトルになってるミスター・ガラスをサミュエル・L・ジャクソン…

ネタバレを食らって以来シャマランを避けてきた僕が初めて『シックスセンス』★★☆を観た。

※この記事には『シックス・センス』のネタバレが含まれます!未見の人はブラウザバックをお願いします!! あれは高校生の時だった。全寮制の学校に通っていた僕は、友達の部屋で集まってくっちゃべっていたが、「『シックス・センス』観た?」という話にな…

許されざる者/『聲の形』★★☆

年末年始の旅行中に滞在したホテルがDVDレンタルサービスなんて面白いものをやっていたので、2016年に『君の名は。』『この世界の片隅に』と並んで話題となったアニメ『聲の形』を鑑賞、更に直後原作全7巻を読破。 大今良時の同名漫画を原作に『けいおん!』…

『ズートピア』ミーツ『デトロイト・メタル・シティ』/Netflixアニメ『アグレッシブ烈子』感想

この年末年始を通してNetflixアニメ『アグレッシブ烈子』を観賞。当初は親戚たちと時間潰しの為に観ていたはずがあまりの面白さに一気見で観終わってしまったので、感想を箇条書きで書いていく。 可愛らしいアニメキャラクターが特徴だが、そもそもはキティ…

人気キャラ共演に抱く危機感/『シュガー・ラッシュ:オンライン』★☆☆

はてなブログが『シュガー・ラッシュ:オンライン』の感想を募集しているので、書いてみるかな、Amazonギフトカード5万円分当たるし。僕はアメリカ公開時の11月に鑑賞済み。監督は前作に引き続きリッチ・ムーアと前作の脚本を書いたフィル・ジョンソン。今作…

Keep Rolling!/『カメラを止めるな!』★★★

今年インディーズ映画としては異例の動員数200万人・興行収入30億円以上の大ヒットを記録して大きな話題を呼んだゾンビ映画『カメラを止めるな!』をようやくBDで鑑賞。ENBUゼミナールのシネマプロジェクトの一環で、監督・脚本・編集は劇場用長編デビューと…

『サウスパーク』S22E10「Bike Parade」感想

第10話は第9話*1と2部構成になっており、更に今シーズンの『サウスパーク』の最終話でもある。「#CancelSouthPark(サウスパークを打ち切りに)」という今シーズンのキャッチコピーの意味とはなんだったのか…? サウスパークにできたAmazonの集配センターは…

『サウスパーク』S22E9「Unfullfiled」感想

今シーズン最終話まで残り2話となり、今週は次週に続く前後編の前編。主にAmazon物流センターの過酷労働問題を扱っている。 週末に開かれる自転車パレード大会に向けて、愛車にデコレーションをするバターズ。一位になれば賞金$50がもらえるということで浮か…

『サウスパーク』s22e08「Buddha Box」感想

今回の『サウスパーク』は今シーズン第2話で登場したPCベイビーズが再登場。 セラピストに通うカートマンは、最近サウスパークで起こる事件や問題に苛立ちを抱えていることを告白する。「たまに思うんだ…ただずっとスマホだけ弄れてれば良いのにって」と悩み…