Nowの差

 日本語に方言があるように、当然日本より遥かに広い範囲で使用されている英語にも方言はある。単純なアクセントの違いではなく時には言葉の意味や使い方すら違っていて、いろんな国からの留学生の会話を聞いているとそんな違いが見えてきて面白い。前にも書いた南アフリカ人の女の子*1が今日こんなミームFacebookに載せていた。

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「"Now"と"Just Now"と"Now now"の区別ができたらあなたは南アフリカ人」

 

 晩飯食べてる時丁度食堂で彼女にあったので実際に聞いてみたところ、彼女の感覚では「Now」は「今」で、「Just now」は「1時間かそれ以上先」で、「Now now」は「15分くらい先」らしい。へー、面白い!南アフリカ人と待ち合わせしたら喧嘩になりそうだな、「1時間も遅刻して遅いよ!」「Just Nowに来るっていったじゃん!」「全然Justじゃないよ!」みたいに。

 

 ちなみに全然関係がないが、また別に北アイルランドからきた友達もいるんだけど、彼女は1日が楽しかった時に「I had a good crack today!」という。しかし普通の英語だと「Crack」はコカインという意味で、文字通り訳すと「今日は上物のコカイン吸ったわ!」となるので初めて聞いた時はギョッとさせられた。あと彼女はタバコのことをFag(オカマ野郎)と呼ぶ。言葉って面白いね。

 

辞書・世界英語・方言 付 アルファベット・古書体学 (英語学文献解題 第8巻)

辞書・世界英語・方言 付 アルファベット・古書体学 (英語学文献解題 第8巻)

 

 

*1: