突然ですが皆さん、ゲロの出てくる映画を思い浮かべてください。
これらに共通する事は何でしょうか?そう、超面白い映画だってことですね!つまり「ゲロ+映画=超面白い」という公式が成り立つことが明らかですね。
僕は大学で映画サークルに入っており、今年の夏も自主映画を制作しています。そしてどうせ作るなら僕も超面白い映画を作りたいので、公式に則ってゲロが出てくるシーンを撮ることにしました。
ですが、ここで疑問が湧きます。映画のゲロって、一体どうやって作っているのでしょう?もちろん、流血シーンと同じように実際に役者が吐いている訳ではありません。(中にはリアルに吐かせている鬼畜映画もあるでしょうが)血糊と同じように偽ゲロを作っているはずです。
しかし、「ゲロ+映画=超面白い」の公式が日本ではまだあまり馴染みがないのか、幾らグーグル先生に聞いても作り方が見つかりません。日本のサイトでは、血糊の製造方法は多種多様に出てくるのに、ゲロの作り方はどこにも載っていないのです。
このままでは超面白い映画が作れない!ひいては、日本の自主映画製作者たちは超面白い映画を作るチャンスを逃してしまっている!
この日本自主映画界の憂慮すべき事態を打破するために、今回は海外のサイトを回ってゲロの作り方を研究して参りました。せっかくなので、ここで家でできる超簡単なゲロの作り方を紹介したいと思います。超面白い映画を作りたいと思っている方は是非参考にしてください。
(グロいので閲覧注意)
①材料
- オートミール
- 食べ物(黄色とか緑のフルーツ、野菜類)
- 着色料
必要なものはこれだけ!全部スーパーで買えちゃいます!
本当は海外のサイトによるとバナナがいいらしいんですけども、今回は吐いていただく女優さんがバナナが苦手で、バナナを食べると本当に吐いちゃう可能性があるということなので、今回はトロピカルなフルーツを揃えました。
②ボウルにオートミールを入れる
これがベースとなります。量はお好みに合わせて投入してください。
③水をいれる
パッケージに書いてある量よりも少し多めでいいと思います。サラサラなのがいいか、まだ消化しきってない感じかいいのか、これもお好みに合わせて水を調整してください。
④混ぜる
もう大体完成してますね!オートミールが水分を吸っていればいるほどそれっぽく見えますよ。
⑤具材を切る
写真はアロエとトロピカルフルーツの缶詰です。消化されているようにみせるために、細かく切る必要があります。汁はもったいないので、ザルで切って中にいれてしまいましょう。
⑥具材投入
どうですか、十分それですね!これで完成にしても良いのですが、ただ一つ問題がありまして、味がゲロマズいって点ですね。口に含むものなので、せっかくなら美味しく作りたいですね!
⑦メイプルシロップ&蜂蜜投入
甘さが圧倒的に足りないので、メイプルシロップと蜂蜜をいれてみました。うーん、マズい。しかし、食えない味ではなくなりました。これは大きな進歩ですね。
⑧着色料を混ぜる
もう完成にしてしまっても良いのですが、リアリティを追求したいので着色料を混ぜます。注意すべきポイントは、着色料はそんなに多く入れてはいけないことです。写真の量でも十分多いくらいです。僕は赤:黄を3:2くらいで混ぜました。
⑨完成
どうですか。具材の混ざり具合、色合い、粘度、どこからどうみてもゲロですね。ディ・モールト素晴らしいッ!こんなに簡単に作れるので、どうせなら超面白い映画の撮影以外にも活用したいですね。例えば、
- 仮病したい時
- 友達へのドッキリ
- 鳩への餌やり
- 「あたしの事が好きならあたしのゲロも食べてみなさいよ!」と愛の確認
などなど、色々な活用の場があるはずです。この記事を読んだ皆さんも是非超便利で超簡単なゲロ作りにチャレンジしてみてください!
〜補足〜
昨晩実際にゲロを吐くシーンを撮影しましたが、相当に不味かったらしく、女優の子が何度かリアルに吐き気を催していました。本当にごめんなさい…、次に活かします!