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Taiyakiが選ぶ、邦画オールタイムベスト

 Twitterで「#邦画オールタイムベスト10」というハッシュタグがいつの間にか作られていて、それを人気映画ブロガーの破壊屋さんが集計していました*1。前にこのブログで僕のオールタイムベストを書いたばかり*2だけど、こういうベスト企画は大好きなので便乗して僕も邦画ベストを投票してみた。今回は僕が選んだ10本について。ツイート時は順不同で投稿したけど、今回は順位もつけてみました。

 邦画オールタイムベスト

  1. 仁義なき戦い 代理戦争(1973年・深作欣二監督)
  2. 太陽を盗んだ男(1979年・長谷川和彦監督)
  3. 桐島、部活やめるってよ(2012年・吉田大八監督)
  4. デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!(2000年・細田守監督)
  5. 七人の侍(1954年・黒澤明監督)
  6. 怪獣総進撃(1968年・本多猪四郎監督)
  7. その男、凶暴につき(1989年・北野武監督)
  8. 復活の日(1980年・深作欣二監督)
  9. 愛のむきだし(2009年・園子温監督)
  10. リンダリンダリンダ(2005年・山下敦弘監督)

解説

 ①はオールタイムベストにも入れた。『仁義なき戦い』シリーズは北九州に舞台を移した新シリーズも含めて全部大好き*3だが、やはり暴力組織同士の政略ゲームとなってるこの第三作が至高。広能組の若造が抗争に巻き込まれて死に、しかもその葬式中にまで槇原組の急襲にあって遺灰が路上にぶちまかれるラスト、泣き叫ぶ母親と熱い遺骨を怒りで握りしめてる昌三の顔が「仁義なき戦い」というタイトルの全てを表している。最高。

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 大学入って最初の夏休み、とりあえず教養をつけるため1日1本映画を観ようと決めていた。その夏休みに観た最初の邦画がいきなり②でぶっ飛んだ。中学校の理科の教師が原発から盗み出したプルトニウムで原爆を作り、日本政府に脅しをかける。改めてあらすじを書き出すととてつもなくロックな内容だ。今じゃ到底同じ内容の映画は作れそうにないけど、でもそんな世の中だからこそこれくらい社会に中指を立てる映画が出てきてほしい。

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 ③もオールタイムベストで扱った。僕これ7回観てるんだけど、7回とも号泣してるんですよ。『時計仕掛けのオレンジ』みたいに強制的に連続で観させられたら水分枯れ果てて死ぬんじゃなかろうか。当時の『桐島』フィーバーもいい思い出。

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 ④もオールタイムベストで扱った…どころかアニメ映画ベストテン*4でもSF映画ベストテン*5でも入れたので計4回目の登場!どんだけ好きなんだ!しかし何度見てもタイムリミットぎりぎりのクライマックスには燃える。

デジモンアドベンチャー 絵コンテ細田守 (ANIMESTYLE ARCHIVE)

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 ⑤は「日本人なのに観てないの!?」とバカにされそうだったので渡米前に急いで借りて観たんだけど、なるほどめちゃくちゃ面白い。なんたって4時間近くある(そのせいで中々食指が伸びなかった)ので、これを観た日はわざわざ朝7時に起きるほど観るために色々と環境を整えたほどだが、長時間一瞬たりとも飽きる暇がなく終わって気がついて昼になってた頃には謎の充実感に包まれていた。というか『スター・ウォーズ』『ロード・オブ・ザ・リング』『アベンジャーズ』といった僕が大好きな数々の名作の元ネタとなった作品なので、ハマらないわけがなかった。

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 ゴジラシリーズにおける1954年版『ゴジラ』は聖書だ。どんだけリブートされようが『ゴジラ』の設定は不変だし、そのテーマ性や製作された時代背景も含めて今後どんなゴジラ映画を作られようと1作目を超えるのはまず不可能である。なのでもはや『ゴジラ』は殿堂入りに置くとして、じゃあどのゴジラ映画が好きなのかと言われたら僕は⑥を選ぶ。いわばマーベルがMCUで今やってることを遥か前に先取りしたのが⑥だし、お祭り騒ぎという点では他のどのゴジラ映画よりも群を抜いている。狂うほど楽しい。

 

 たけし映画もいっぱいあるし全部観てるわけじゃないけど、 僕はやっぱり荒削りなデビュー作の⑦が一番好き。無表情でほっぺたを長ましで叩き続けるシーンはトラウマだよ!

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 ⑧は邦画とは思えないどでかいスケールで描く終末SF。なんたって人類はほぼ全滅するし、南極に残された人類の会話はほぼ英語だし、当時ヒットしたのに赤字になるくらい製作費が巨額!ちなみに『その男、凶暴につき』が最初深作欣二の企画だったことも考えると、ベストテンに深作欣二関連作が3本も入ってるなあ。

 

 ⑨はシネマイクスピアリ名画座企画で観たが、これも⑤と同じくあまりの面白さに超尺があっという間だった。上映から2時間後休憩があったけど「そんなもんいらん!早く続きを流せ!」って思ったもん。パンチラ、盗撮、同性愛、洗脳、カルト宗教、勃起とやりたい放題やっておきながら最後は純愛。行動範囲はミクロなのにこれも壮大な映画だった。 

 

 ⑩は青春を描いた映画なのに、とても静かな映画だ。それが日常だ。でもそれがライブシーンで一気に爆発する。それが青春だ。

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 誰が呼びかけた企画でもないけど、いろんな人のベストを観れるのは面白い。なお集計結果はこの通り。

 

 

集計した破壊屋さん、お疲れさまでした!

*1:

hakaiya.hateblo.jp

hakaiya.hateblo.jp

*2:

taiyaki.hatenadiary.com

*3:阪本順治のは除く

*4: 

taiyaki.hatenadiary.com

*5:

taiyaki.hatenadiary.com