アメリカに来て驚いたことが一つあって、『ハリー・ポッター』シリーズに出てくる架空のスポーツクィディッチが正式にスポーツとして認められてるということだ。うちの大学にもクィディッチチームがあって、毎週練習している。そして今週末、コロンビア州でクイディッチ全米大会が開かれて、60チームが参加したそうだ。
上記の動画で観ると、競技場で選手たちが箒に乗ってトコトコ走ってるのは滑稽だ。しかし、彼らがちゃんとしたユニフォームを着たり、審判がいることからも分かるように、これ立派なスポーツになってて、USQ*1という全米クイディッチ協会まである。
リチャード・リンクレイターの『6才の僕が大人になるまで』でも『ハリー・ポッター』シリーズが『スター・ウォーズ』と並んでいかに現代の神話となっているかが伺えたが、ここまで来るとむしろ感心する。しかし、一つ気になるのはスニッチ*2どうするんだよという問題だ。その答えはこちら。
スニッチ役の人間が腰にボールを付けて競技場を走り回っているので、シーカーがそのボールを捕まえるのだ。本当によくやるよ!
クィディッチ今昔(静山社ペガサス文庫) (ハリー・ポッターシリーズ)
- 作者: J.K.ローリング,松岡佑子
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2014/03/05
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*1:https://www.usquidditch.org/
*2:競技場を自由に飛び回る黄金の玉。この玉を捕まえると150点を与えられると同時に試合が終わる。