TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』鑑賞中

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  •  前も書いたが、僕は『ジョジョの奇妙な冒険』の中では第四部が一番好きだ。その次に好きなのは第6部で、タイトルに反して僕は"冒険していない"ジョジョの方が好みなのかもしれない。もちろん謎解き中心の『ジョジョリオン』も大変好きである。
  • だから第四部のアニメ化は嬉しい限り。これまでの『ジョジョ』のアニメはダイジェストをYouTubeで観るくらいだったが、第四部の放送が始まってからはネットに最新話がアップされるたびに観ている。…便利な世の中である。
  • PS3ゲーム『オールスターバトル』及び『アイズ・オブ・ヘヴン』の羽多野渉から仗助の声優が小野友樹に変更されたことが不評らしいが、個人的には小野友樹も仗助の内にある優しさに合っていていいと思う。ドララララが言えれば誰でもいいんだよ!
  • さて、第四部の魅力はなんといっても日常感で、毎週ほぼ独立したエピソードが流れるその日常アニメっぷりを楽しんでいる。今週の山岸由花子とかゲラゲラ笑って見てた。
  • …のだが、同時にもどかしさも感じる。やはり第四部といえば吉良吉影だからだが、吉良が出てくるまではだいぶ待たないといけない。
  • というのも、これは原作の問題点であるが、第四部は当初の目的と物語の帰着に繋がりが全くない。前半でスタンド使いが多く現れていたのは虹村形兆が呪われた父親を殺すスタンド使いを探すために弓と矢を乱用していたためで、更に形兆を殺して弓と矢を奪った音石明を倒すことが主な流れだった。しかし音石明戦後は杜王町に潜む殺人鬼・吉良吉影との対決が描かれる。吉良吉影スタンド能力は吉良の父・吉廣がエンヤ婆からもらった弓と矢によって発動したものだし…。
  • おそらくアニメの話数的に、第一シーズンは音石明戦までで、しばらく休憩して第二シーズンで吉良が登場するのだろう。早く吉良が平穏に暮らそうとするのに仗助たちに邪魔されてイライラするところが見たいなぁ。