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フレンドゾーン/『時をかける少女(2006)』★★★

アメリカ 映画 感想

 もうブルーレイも買ってて一体何十回観たかも分からない作品ですが、昨日飲みながら出てきた会話の流れでこの作品を思い出したので書いていきます。

※感想というよりネタ記事かな…ネタバレ注意

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 細田守版の『時かけ』を観るたびに僕がいつもドキッとさせられるのは、真琴が千昭に告白された事実をタイムリープによって無かったことにしてしまうシーンである。いや、無かったことにするだけならまだ良いが、千昭の好意を知った真琴は千昭を友人としても避け始めるのだ。

 

 アメリカで恋愛の話をする時に必ず「Friend zone(フレンドゾーン)*1」という言葉が出てくる。例えば恋バナなんかしてると、好きな子が出来た男の子に周囲は「あの子のフレンドゾーンに絶対に入るなよ」と注意をする。女の子が男の子をフレンドゾーンにフォルダ分けしてしまっていた時にはもう遅い、いくら男の子がアプローチしようとその子とは友達以上に発展しないのである。

 

 男性諸君はフラれ文句として「○○くんのことはいい友達だとは思っているけど…」と聞いたことがあるだろうが、あれはつまりその子のフレンドゾーンに入ってしまっていたのだ。友達なら良いじゃん!とポジティブに捉えられるかもしれないが、フレンドゾーンはつまり、あなたを性の対象として見てません、という悲しい部類分けでもある。

 

 フレンドゾーンに入ってるのに告白なんかしてしまったら、「友達だと思っていたのに…」と女の子は引いてしまう。千昭くんが急に避けられてしまったのはこのためだ。相手の女の子と距離感が近いと男の子は「チャンスあるかも!」って喜んだりするが、その実ただ単にフレンドゾーンに入っていただけだったりするのだ。ああ、難しい女心…って、まるで何かあったかのように書いてるが、あくまでアメリカで言われている恋愛論の話だからね!あくまでな!

 

 『時をかける少女』が傑作なのは、かように多感な時期の少女の心情の機微と、そんな女心に翻弄される少年を生々しく描いているからである。まあ結局ラストで真琴と千昭は両思いになるんだけどね!結局顔か!

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LOVE理論

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*1: