自衛隊の滋賀地方協力本部が作成したポスターが物議をかもしています。
「ポスターで女性キャラの下着が見えているのは女性軽視でありセクハラだ!」とする批判の声に対して「これは下着ではなくズボンだ!」と同本部が反論しているのも面白いですが、僕はそもそも論として挙げたいのはアニメオタクを自衛隊に入れたいか?という点です。
今回に限らず、人気アニメを使って自衛官募集をするポスターは最近珍しくないです。若者にアピールする手段としては効果てきめんかと思いますが、この萌絵に心動かされて自衛隊に入る人に国防を任せて本当に大丈夫なのだろうか…?という疑問はあります。同じアニメとかでも『範馬刃牙』とか『ドラゴンボール』とか使ってもう少し屈強さを売りにしたほうが良いんじゃないでしょうか。
1950年から2002年までの懐かしの自衛隊ポスターを集めた資料を下記リンク先で見つけました。
http://www.mod.go.jp/pco/sapporo/pdf/retoro.pdf
当然、どちらかというとミリタリー色やパトリオティックな側面が強いポスターばかりですが、まさか2010年代の自衛隊ポスターはアニメに寄り添うことになるとは誰も想像できなかったでしょうなぁ…。