久しぶりに記事を読んでとてつもない怒りを覚えました。
あんまり身バレがしたくないので詳細は話したくなかったんですけど、それでも書かずにはいられないので書きますが僕は学生の頃NHKの報道デスクでアルバイトをしていました。バイトと言っても基本的には待機が多くてただ座ってるだけの楽な仕事でしたが、すぐ近くで仕事をしている記者さんやデスクさんたちは常に忙しそうでした。働き方改革の前の話で映像業界はブラックと言われている中、NHKは比較的にホワイトな会社でしたが、その中でも報道の仕事は戦場かのように身を粉にして働いていて、世の中には誰かが死ぬ思いをしてニュースが世に出ているんだと、空っぽな頭でも感心したものです。
そんな現場の記者たちが死に物狂いで掴んだ真実を、トップが政権に忖度*1して潰すということが民主化して長い日本社会で未だに横行しているのは信じがたい事実で、もっと重く受け止められるべき事態だと思います*2。というか、この間の佐藤浩市炎上の件なんですけど、どうして最近の(昔からとは言いません)日本人はこうも権力だとか権威というものが大好きなのでしょうか。そんなに幸せな生活を今政権から与えられているのでしょうか。僕がアメリカにいるから気付かないだけなのでしょうか。
人間もっと自分の知らないところで圧倒的なパワーによる理不尽な不正が横行しているという事実にノーを叩きつけるべき*3だし、『ペンタゴン・ペーパーズ』を義務教育の家庭で見せるべきだと思います。ファックオフ。