レト版ジョーカーに救いを!

 僕は2016年の『スーサイド・スクワッド』が大好きでその年のベスト10に選んだほどですが、『スースク』に登場したマーゴット・ロビー扮するハーレイ・クインに焦点を当てた『Birds of Prey』の予告編が公開されまして朝からテンション爆上がりングでございます。

 

 

 どうやら『Birds of Prey』においてハーレイ・クインちゃんはジョーカーと別れてしまったそうで、これまでジョーカーに依存してきたハーレイ・クインの自立を描いた作品としてテーマ的には注目に値しますが、『スーサイド・スクワッド』のファンとしてはジャレッド・レトのジョーカーを今後DCEUで観れることができるのかがいまいち不明瞭で心配でなりません。

 

 だって、ジェームズ・ガンがメガホンを握ることになった『スーサイド・スクワッド』の続編『The Suicide Squad』*1ではジャレッド・レトは今の所キャスティングすらされていませんし、今週末に公開を控える『ジョーカー』だって(滅っっっっっっっ茶苦茶期待はしているものの)一体ワーナーがどう言う意図でDCEUと切り離した単独スピンオフを作っているのか分かりません。レト自身も『スースク』の劇場公開版編集の出来について不満をインタビュー等で公言しているのもハラハラさせます。僕はジャレッド・レトのジョーカーのDQNっぽい雰囲気が超好きなのですが、世間では何故か『スースク』が駄作と評されてしまっていてその煽りを受けて大概「歴代ジョーカーベスト」企画なんかでは下位の方で固定化されてきているのは憤りを感じます。

 

 まあ、そうでなくてもベン・アフレックが『The Batman』から降板したり、『シャザム!』にスケジュールのいざこざでヘンリー・カヴィルのカメオが実現しなかったりで、昨今のDCEUは雲行きがずっと怪しくて不安なのですが、その『シャザム!』だってウルトラ超傑作で『アクアマン』も楽しい作品でしたので、ワーナーには世間の声には負けずになんとかDCEUの舵を切りなおしてほしいですね。Wikipediaには『Harley Quinn and Joker』が『Birds of Prey』のプロダクション終了次第制作開始と書いてあったのですが、今ばかしはWikipedia情報のきな臭さを全力で無視して応援したいと思います。

 

I can't wait you show me your toys!!

 

 

*1:あと、『The Suicide Squad』は『スーサイド・スクワッド』の軽いリブート、みたいな公式の言い方も気になります。