今からアメリカ行ってきます。

 えー、皆様こんにちは。現在羽田空港でこの記事を書いています。遂にこれからアメリカに渡るわけですが、トロント行きのエアカナダ便に搭乗する予定です。アメリカへの直行便でない理由は、カナダ経由だとカナダ国内でアメリカの入国審査を受けるわけですが、経験上カナダでの入国審査の方が審査員が優しい気がするからです。「気がする」という不確定要素が強いマヤカシにもすがりたいくらい僕は緊張しています。

 

 トロントと言えばですね、今年はトロントオークランドを行ったり来たりする狂った出張がありました。勘のいい方ならお気付きだったかもしれませんし、もう僕も仕事を辞めた身ですので明かしますと、NBAファイナルが今年はトロント・ラプターズゴールデンステート・ウォーリアーズだったので、その取材で行き来していたんですね。僕は高校で『スラムダンク』と『あひるの空』を読んでバスケにどハマりして、当時は昼休みにバスケしたりニワカながらwowowコービー・ブライアント率いるロサンゼルス・レイカーズの試合を観ていたりしたのですが、どうもスポーツ観戦は趣味に合わず自然とバスケからは遠のいていきました。

 

 なのでこのNBAファイナルの仕事に行った時もまるで興味がなく、バスケをやっている弟二人からは散々羨ましがられましたが、そんなことよりNBAファイナルは全7戦のうちどちらかのチームが4勝しないと終わらず、最長2週間くらいかかってしまうので色んな映画を見逃しましたし、何より当時結婚したいくらい好きだった女の子に猛烈アタックしていてその関係性も佳境だった身としては「なんでこんな仕事に当たってしまったんだ!」と泣く泣く出張にアテンドしたものでした。

 

 ところがどっこい、このNBAファイナルは設立以来初めて決勝にあがり初優勝を目指すラプターズと、NBA史上4チーム目三連覇を目指す王者ウォーリアーズの戦いということもあってNBA史上にも残る盛り上がりを見せたカードであり、僕も取材を通してすっかりラプターズに感情移入してしまい、ラプターズが優勝を決める頃にはいつの間にか主要選手とヘッドコーチの名前を覚えるくらいにはファンになってしまっていました。丁度今年16年ぶりのNBAジャパンゲームが開催され、偶々ラプターズが来日したのも拍車をかけて今や僕はすっかりラプターズファンとなりNBA・Rakutenにも加入してまで試合を観るようになりました。何よりも弟二人とようやく共通の話題ができたのが良かったですね。

 

 ちなみにラプターズは『ジュラシック・パーク』公開年に出来たチームなのでラプターズと言います。ラプターズがホームとしているスコチアバンク・アリーナの隣のエリアは「ジュラシック・パーク」とまで呼ばれています。なんともいい加減な理由ですが、こういう好きな趣味が他の趣味と重なる瞬間は結構面白いです。なお、ラプターズのマスコットラプター君はNBAマスコット屈指の面白キャラだと思いますので、暇があったらラプター君の動画を見てみることをお勧めします。


Toronto Raptors mascot eating cheerleader - FUNNY!

 

 はっ、いかんいかん、勢いに任せて書いていたら一体何が言いたいんだかよく分からない記事になりました。とりあえずですね、NBAはスポーツよりもエンタメとして面白いので、是非皆様も観てみることをお勧めします。こういうことを書くと、すぐニワカがうんたらとか叩いてくる連中がどのジャンルにおいても沸いてくるので今のうちに予防線を貼っておきます。ニワカがどうたらこうたらとか言ってくる連中には前々から言いたいことがありましたが、搭乗時間が近付いて参りましたのでまたの機会にしておきます。あー、2ヶ月ぶりのアメリカドキドキしますね。