Taiyakiが選ぶ2020年上半期映画ベストテン

 2020年も上半期が終わって折り返し地点に着きました。例年は、どれだけ時が過ぎるのを早く感じたか示す為にプッチ神父の『メイド・イン・ヘブン』の画像を貼っていましたが、今年は時が流れるのが遅い!ええ、もちろん、例のあのウイルスのせいです。毎日毎日同じ部屋の光景で、この煉獄はいつ終わるんだって感じです。

 

 映画ファンの皆さんは同じような悩みを抱えていらっしゃると思いますが、今年はまともに映画館に行けてすらいないので、あまり映画を見ておりません。とはいえ、上半期ベストテンは選ばないと行けないので*1感染症に怯えながら劇場に足を運んで見た映画や、各種配信サイトで観た映画から文字通り頑張って絞り出したいと思います。

 

【特記事項】

  • 2020年に鑑賞した新作(2019年度見逃し作品も含む)のうち、僕が6月30日までに見た19本(少なっ!)+αが対象。詳しくはこちら*2

  • 星取表やTwitterに載せた★の数と矛盾している時がありますが、いつもその時々に左右されているのでご了承ください。

 

【2020年上半期ベストテン】

  1. ザ・ルーム
  2. The King of Staten Island
  3. マイケル・ジョーダン:ラスト・ダンス
  4. 2分の1の魔法
  5. カセットテープ・ダイアリーズ
  6. ザ・ファイブ・ブラッズ
  7. ラブバード
  8. タイラー・レイク:命の奪還
  9. ハーレイ・クインの華麗なる覚醒
  10. ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから

 

【解説】

 ①は、もう、そりゃあね。この半年間、僕は毎日①のことを考えて行動をしていたし、劇場で足を含んだ回数や仕事の作業で見た回数を含め、今年何回①を観たかもう数えられない。あのスター・ウォーズ』ですらここまで僕の人生を束縛しなかったですよ。僕は世界中の誰よりも、ひょっとしたら作ったトミー・ウィゾー本人よりもずっと①のことを考えている自信があります。

 

 ②、⑥はついさっき見た。今年は配信で映画を見る比率が上がった。②や④など、日本ではまだ見れない作品も金さえ払えばネットで手軽に見れるようになったのはメリットだが、正直家の小さいスクリーンで見たって面白さ半減なので、早く安心して映画館に通える日常が戻ってきてほしい。そういや③も⑦も⑧も⑩も配信じゃないか…。異常事態だな、これ。

 

 上半期ベストは年末ベストよりも自由に選びたいので、映画じゃないけど③を選んじゃった。単なるマイケル・ジョーダンを追ったドキュメンタリーを超えて、これは10時間の映画だよ。⑧よりもずっと手に汗握りっぱなしだった。

 

【2020年上半期ワースト】

  1. ザ・ルーム

 

【解説】

 まあ、そりゃあね。来る日も来る日も①のことを考えて、駄作だと分かってんのに仕事の作業で何回も観て、観客の様子を観に行く為に劇場でも何回も観て、目をつぶってでも何が起きてるか全部分かってるのにサクラのようにわざと笑ったりして…。気が狂うかと思ったわ。

 

 他にも配信などで酷い映画はたくさん観たけれど、今年は映画業界が全体的に大変なので、まだワーストを選ぶ気にはなれず…。この異常な日常に慣れてしまった年末には10本選んでるかもしれません。

 

【2020年下半期期待してること】

  1. 例のあのウイルスの収束

 

【解説】

 切実に。もう、2020年下半期期待の映画とか選べる心理状況じゃないんだ…。

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*1:誰が決めたわけでもないですが

*2: