『スケッチブック』が帰ってきた!〜YouTube対僕〜【最終ラウンド】

 先月書いた↓の記事の続き。

taiyaki.hatenadiary.com

 

 

 当時僕がYouTubeチャンネルを取り戻すまでの軌跡を具に報告していくつもりだったので、勢い余って【第1ラウンド】と書いたが、グダグダと途中の奮闘模様を書きあぐねているうちに、本日めでたくあっさり解決してしまったので、第2回にして最終回となる。そう、『スケッチブック』の管理権が僕の手元に帰ってきたのである!

 

その後の経緯

 前回の記事を書いた翌日、僕は早速ネットで見つけたGoogleのカスタマーサポートに電話をしてみた。が、自動音声で「コロナ禍で社員の安全・健康に配慮して社員を削減しているために、ネットのヘルプセンターのみで問い合わせを受け付けている」とAI特有の機械的な気味の悪いアクセントで返ってくるだけだった。

 

 こちとらそれを拒否られているから電話したんじゃ!とiPhoneを放り投げたくなったが、Appleに非はないので我慢。調べているとさらにGoogle本社の問い合わせ番号にかけ、自動音声の指示に従ってYouTubeに関するお問い合わせに進むと、先ほどかけたGoogleのカスタマーサポートに電話をしろという。見事なたらい回しである。こちとらAIではなく生身の人間に話したいんじゃ!と窓口に繋ごうとしたが、年末年始のためこれも不通。

 

 仕方がないので、大人しく年が明けるのを待ち、2週間前に改めて電話をした。ちなみに、窓口に直接繋ぐガイダンスはなかったのだけれども、ここで皆さんに僕がコーディネーター時代に学んだ裏技を一つ。企業の問い合わせ番号に電話して、自動音声の案内に振り回されて中々窓口にたどり着けない場合、大抵は「0」を押すと繋がります。これ、豆ね。

 

 そして、ようやく生身の人間にたどり着き、事情を説明しようとしたら、YouTubeに関する問い合わせはGoogleのヘルプコミュニティに投稿して欲しいの一点張り。いや、僕もここに電話をするのはお門違いで、ご迷惑をおかけしているのは百も承知なんだけど、だって個人的なアカウントに対して誤認と思われる処遇に関する問い合わせなのに、コミュニティページに投稿したところでどうにかなるのか?と聞いたら、「一般のユーザーも見るサイトなので、個人情報を載せるのは控えていただきたい」とのこと。そりゃでしょうね!

 

 じゃあ、どうすりゃいいのさ!と文句を言いたいのは山々だったが、この人に渋ったところでどうにもならないのは目に見えているので、この人にもやらなきゃいけない仕事もあるだろうし、早めに見切りをつけて切り上げた。一応ダメ元でコミュニティページに投稿してみたが、当然Google本社の人間が見ているわけもなく、解決に至る回答も得ることはできなかった。「ああ、もう『スケッチブック』は諦めて、この際再ブランディングを図って新しいチャンネルを作るか…」と、新年早々半ば自暴自棄になり、Twitterに新作コントを実験的にアップしたりしながら今日に至った。

 

復活のきっかけ

 今週末実施予定のオンライン飲み会に備え、新しいチャンネルでも作るか〜と、日頃使っているGoogleアカウント、つまり今回削除されたYouTubeチャンネルの大元となっているアカウントの管理ページを恨めしく眺めていたら、プロフィールアイコンをクリックするとこのような表記が出てきた。

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 ブランド…アカウント…!?

 

 僕のメインのYouTubeチャンネルが削除されてしまったことで、そのサブチャンネルの『スケッチブック』の管理ページにアクセスできなくなってしまったが、『スケッチブック』というチャンネル自体はまだ消されずに生きているのは知っていた。その『スケッチブック』のチャンネルを作成した時に、どうやら『スケッチブック』のブラウンドとしてのGoogleアカウントも自動的に作成されていたようだ。

 

 つまり、ややこしい話だが、YouTubeアカウントとしての『スケッチブック』は管理できないけれど、Googleアカウントとしての『スケッチブック』はまだ管理できる、という状態だ。ここまで来たら、何か糸口はあるはずだ!と、また色々探っていると、次のような画面にたどり着いた。

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 け、権限を管理!

 

 震える手を抑えながらクリックをすると、この『スケッチブック』のブランドページを管理する人間を追加できることを知った!今まではプライベート用のGoogleアカウントが『スケッチブック』を一括管理していたので、今度は仕事用のGoogleアカウントを管理者として追加してみた。しかも、最大の権限を与える「オーナー」として。すると、普段滅多にYouTubeでログインしない仕事用のアカウントを通してログインすると……。

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ビバ☆復活!!!!!

 

 久々にこの画面に行けた時に発した咆哮が近所迷惑になっていないだろうか。あまりの嬉しさに飛び跳ねてしまった。なお、この頃ちょうど大好きなラプターズマーベリックス相手に勝って、調子の悪かった新しーず始まって以来初の連勝をキープして3連勝を決めた頃合いだった。いやー、2021年はいいことづくしですね!ただし、GoogleYouTubeには何も助けられてはいないので、御社は引き続きファックオフしといてください!!

 

残る問題点

 今回YouTubeチャンネルが削除されて一番悲しかったのが頑張って続けていた『スケッチブック』を失ってしまったかもしれない、ということだったので、今回奇跡的な復活を遂げることができてとりあえずは満足した。が、ただし以下の弊害がまだ残っている。

 

①プライベート用にYouTubeを楽しむチャンネルが消されたのは痛い

 前も書いたけど、メインチャンネルには僕が日頃生活を送る上で聴く音楽のプレイリストや、たまたま巡り合った珍しい動画などの再生リスト、楽しみで鑑賞していた登録済みのチャンネル、そして僕が自主制作した短編映画などがあったわけで、これらがないYouTubeを見るのは、まるで他人のスマホを弄っているような違和感があって不便だ。

 

 また、削除されたチャンネルはアルゴリズムから僕の趣味趣向に合わせたおすすめ動画を提示してくれたのに、また一からYouTubeチャンネルが僕の趣味趣向にアルゴリズムを合わせてくれるのを待たないといけなくて面倒臭い。とはいえ、こればっかりはもう頑張ってまた積み上げていくしかない…。

 

②購入した映画が観れない

 僕が削除されたチャンネルで購入した映画は、そのままその旧アカウントに紐づけられているので、『スケッチブック』のチャンネル上で観ることはできない。前回も書いたように、お金を払っているので、金銭的被害を被ったままだ。ただし、これはヘルプコミュニティで質問した時に回答をいただいたが、有料コンテンツに関するトラブルはYouTubeが別途サポートページを設けていて、チャットで対応してもらえるみたいなので、今度営業時間内に改めて問い合わせてみようと思う。

 

今週末のオンライン飲み会では祝うぞ!

 まあ、何はともあれ、最低限『スケッチブック』が復活できて本当に良かった。読者の皆さんには先日、オンライン飲み会の実施を連絡しましたが、配信先はこれを祝して『スケッチブック』上で行いたいと思います。改めて詳細!

日時:1/23(土) 21:00〜(予定)

配信:『スケッチブック』にて!

www.youtube.com

参加条件:各自飲み物とおつまみを用意すること!

 

 そして、恒例のお便り募集は以下の内容になります。

  • 今年期待している映画
  • トラウマ王決定戦
  • 実現しなかった去年の抱負

 

お便りを送りたい方はhktaiyakiあっとgmail.comか、TwitterのDM/リプライか、ここのコメント欄でお知らせください。皆で復活を祝いましょう!