Old Enough

 ろくに映画も見ていないので、映画ブロガーとして恥ずかしい告白だけれども、我が家では今Netflixで『はじめてのおつかい』を楽しみに見ている。10分〜15分くらいの尺で子供の大冒険を起伏に富んだ編集を施しているのは、よくよく考えたら見事なフォーマットと言わざるを得ない。

 

 で、この番組がうちでヒットしているのは台湾人の彼女も物珍しく見ているからで、Netflixで配信された本作は世界中で議論を読んでいるようだ。

 

 まあ、これに関してはどちらの国の意見がいい悪い、という話ではない。有名な話、欧米では子供と一緒にお風呂に入ると犯罪者扱いされてしまうくらいで、単純に子育てに対する文化が違うとしか言いようがなく、だからこそ世界中で大ヒットしているのだろう。

 

 ただ、彼女がFBの台湾人グループ内で見つけたスレッドで、「台湾だったらこの番組は作れない。子供が玄関を出た瞬間に死んでしまう」と書かれてあったのは笑ってしまった。誇張はされているだろうけど、治安や交通の安全さなんて、世界各国で様々だからね。日本だからこそ作れた番組なんじゃないかな。

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家が完成したのだ!

 完成、っていっても別に家を建てたとかそういう意味ではなく、引っ越してから1ヶ月強!ようやく全ての家具を組み立てられたのである。まずは食器棚からテレビ台、本棚と、最初の頃の家具作りは楽しかった。コツを段々と掴み、慣れなかったパーツや工具の名前すら覚え、悪戦苦闘しながら完成した時の達成感たるや何事にも変え難いものがあったが、最後についに組み立てたベッドは一味も二味も違った。

 

 重さが段違いで、どう考えても一人で立てることを想定されていない。部品数こそ意外にも少ないものの、パーツとパーツをネジで止めるだけでとんでもない疲労感であり、しかも部屋のレイアウトをよく計算しないで立て始めると、分かれたパーツだった頃よりも何倍もの重さのものを回転させないといけないので、まさしくラスボスという言葉がふさわしい。

 

 そして、ついにそのラスボスを攻略し、今はゲームで言うところのスタッフロールが流れている頃だろう。本当にゲームをクリアした時のように、もっと遊びたかったなぁ、という感慨もなくもないが、当分はこの体験をしなくてもよさそうだ。そして正直、ベッドだけはもう二度と組み立てたくない…。そのベッドで、疲れを癒してもう寝ます。