偉大なるロス

 なんとか時間の隙間を見つけて鑑賞を続けていた『ブレイキング・バッド』、先ほど完了してしまって凄いロスに襲われています…。もうこれ以上ないくらい完璧なエンディングで、というか5シーズン通してほとんど無駄がないストーリーテリングに複雑ながらも確立したキャラクターたちで、これ以上のドラマシリーズに出会える事があるのか心配になってしまうほどです。あ、でもスピンオフシリーズがまだありますからね、前評判を聞いている限り『ベター・コール・ソウル』もトンデモないようで、とはいっても『ブレイキング・バッド』を超えることなんかあるの?と半信半疑なんですけど、近いうちにまず『エル・カミーノ』を観て(こちらも予告編だけ見てとてつもなく面白そうで震えた)『ベター・コール・ソウル』に着手したいと思います。

 

 そういや最近『シーハルク』観てないなぁ…。

 

 

ジェシー・プレモンスってここから出てきたのね

 コロナ明けて今の現場に復帰してからは流石に鑑賞スピードが遅くなってしまいましたが、『ブレイキング・バッド』もようやくS5の最終盤まできまして、予想のつかない展開の連続に毎度ドキドキしております。

 

 最終章にもなって新キャラクターの登場で盛り上げるのも見所の一つですが、その一人にジェシー・プレモンスがかなり重要な役回りで登場してきて驚きました。僕がジェシー・プレモンスを初めて認識したのは『ペンタゴン・ペーパーズ』で、あまりのマット・デイモンと似ている事に衝撃を受けたのですが、『ブレイキング・バッド』ファンからは当然既に知られた存在で、劇中でメスを作る事から「メス・デイモン」と呼ばれていたという事実をWikipediaで知って笑いました。

 

 当然主演のブライアン・クランストンもそうですが、この番組から結構スターが生まれていて、やはり注目度の高い特別なドラマだったんだなぁ…としみじみと思います。あともう数話で終わるなんて、考えられない…!と、何年遅れて『ブレイキング・バッド』ロスを感じてるんだって話ですが、完走後のこの喪失感も含めてドラマって楽しいですよね。最近ようやく苦手だったドラマシリーズの楽しみ方が分かってきました。