来年公開予定の実写版『リトル・マーメイド』で主演のアリエルを演じるのが黒人のハリー・ベイリーであることに対し、日本でも世界中でも賛否両論を呼んでいますが、肝心の黒人の子供たちが先日公開された予告編を初めて観た時の反応をまとめた動画がこちらになります。
89年に公開された『リトル・マーメイド』はディズニー屈指の傑作で、僕もルネサンス期のディズニー映画では一番好きな映画です。当時家庭用VHSなどで繰り返し観たであろう子供達は大人になり、思い入れが強い人も多い作品なので、その内容の是非はともかく声の大きい意見が出てしまうのは無理もないことだと思います。
が、動画の子供たちの心底嬉しそうな表情を見ると、リプレゼンテーション*1が如何に大事かというのが染み染みと伝わってきますね。普段スクリーンで自分と同じ肌のプリンセスを見る機会が少ない黒人少女達に「私と似ている！」と言わせた時点で大変意義のあることです。
さて、僕はというとですね、ノスタルジー再生産工場となっている最近のディズニーの姿勢が全然好きになれない上、監督が『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』『イントゥ・ザ・ウッズ』『メリー・ポピンズ リターンズ』とトコトンダメな作品を生み出しているロブ・マーシャルなので、全く別のところで警戒しております…。
*1:representation;日本語での適訳が思い浮かばないけど、代表すること
今福岡にいて、今日中に東京に帰らないと今参加している現場に復帰できないので、ご存知のように台風14号のニュースを釘付けになって追っていました。とはいうものの、進路と速度を見る限り台風14号は遅いみたいなので大丈夫でしょ、とかナメていました。
が、親戚が某航空会社で働いていて、そこの内部情報で欠航便がアナウンスされる数日前から18日は午後の便から全て欠航になる予定、という話を聞きまし。自分達の便は別の航空会社で夜の便だったんですが、某社がその判断を下しているなら僕らの便も怪しい、という事で急遽朝の晩にかえたんですけど、これが見事に功を奏して今この記事を帰京する飛行機の待機中に書いているという訳です。
ちなみに、この後の便は全て欠航が今朝決まり、今乗ってるこの便も直前まで天候調査中だったし、他の航空会社ではこの便と同時間帯の便は欠航になっていたりするので、運が悪い事に定評がある自分(なんたってアメリカから強制送還になったことがありますからね)としては、本当にツイていると思います。同時に、航空会社で働いている親戚の情報が無ければこの判断ができなかったので、持つべきものはインサイダーだなぁとしみじみ思いましたねぇ。別にただ東京に帰りたかっただけなんですけど、まるでトム・クルーズのような眼差しで台風情報を見つめていましたよ。
という訳で、帰ります！
なんとか時間の隙間を見つけて鑑賞を続けていた『ブレイキング・バッド』、先ほど完了してしまって凄いロスに襲われています…。もうこれ以上ないくらい完璧なエンディングで、というか5シーズン通してほとんど無駄がないストーリーテリングに複雑ながらも確立したキャラクターたちで、これ以上のドラマシリーズに出会える事があるのか心配になってしまうほどです。あ、でもスピンオフシリーズがまだありますからね、前評判を聞いている限り『ベター・コール・ソウル』もトンデモないようで、とはいっても『ブレイキング・バッド』を超えることなんかあるの？と半信半疑なんですけど、近いうちにまず『エル・カミーノ』を観て（こちらも予告編だけ見てとてつもなく面白そうで震えた）『ベター・コール・ソウル』に着手したいと思います。
そういや最近『シーハルク』観てないなぁ…。
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