エブエブ終了!

 お前随分前に始めてなかったっけ!?とツッコミを受けそうですが、膨大な量の領収書を前に途方に暮れた僕は確定申告に手をつけてから2ヶ月、別の仕事やら『スケッチブック』の撮影やらを言い訳に逃げ回っておりました。が、そろそろ本当に手をつけないとやばい!と締め切り前に出てくるドーパミンによって、本日領収書の整理と仕訳帳への記入が全て終わりました!

 

 そのほかはもう全て済ませてあるので、あとはもう最終確認して提出するだけです。そこまでいって、なんで最終確認して提出してないかって?それは僕が締め切りまで動かない人間だからだ!

 

  確定申告といえば、『エブリシング・エターナルズ・オール・アット・ワンス』は確定申告をめぐるいい映画…ってこの話を確定申告やり始めた40日前にしたんだよ!いい加減にしろ!

taiyaki.hatenadiary.com

 

 

西部戦線異常なし

 さっきまで古い方の『西部戦線異常なし』観てましたが、1930年代の映画とは思えないくらい戦争シーンの特殊効果が凄く、戦闘シーンの描写力に比例するように反戦メッセージが強くて思ってた以上にいい映画でしたね。リメイク版を見るのが楽しみです。

西部戦線異状なし(字幕版)

 

 

『Cypher-2023』のリリックビデオを手掛けました

 またまた告知で申し訳ないですが、楽曲『Cypher-2023(Prod.里星来)』のリリックビデオを手掛けました!

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 楽曲データをいただいた時に凄くカッコいい曲だと思ったので、それに見合うカッコいい動画になるように頑張りました。我ながらミッションは達成できたんじゃないですかね!

 

 After Effectsのスキルも上昇してきたと思うので、僕に動画制作を依頼したい方はいつでもご連絡ください!

hktaiyaki@gmail.com

 

 

 

新作コント『気球』公開!

 ここ最近告知していた3週連続公開予定の大型コントのうちの1本、『気球』を本日公開いたしました!

 

 ある日、米軍が中国の偵察気球を追撃したニュースを見ていたら、中国政府が「民間の気球を撃ち落とすとは何事か!」って怒っていたのが、個人的にはなんかどうしようもなく可笑しかったんですよね。いや、だってどっからどう見たって逆ギレみたいな抗議を一大国が物申しているのが凄くコントみたいで、そこから着想を得ましたね。

 

 このコントは3本撮りした日の一発目に撮影したコントだったんですが、晴れてはいたものの朝から風が強くて寒くて大変でしたね。出演してくれた子役たちはもちろん、スタッフも寒い中頑張ってくれて、頭が上がらないです。一発目ということで、演出プランも固まってなくて、時間がかかって後ろの撮影に影響が出たのは反省点でしたね。

 

 しかし、実は一番難航したのはキャスティングで、こんなセンシティブな内容のコントに出てもらえる中国出身の方が中々見つからなかったんですね。そりゃそうだろって話かもしれませんが、僕が片言の中国語で話す案などもあったので、ここのキャスティングを妥協しなかったのは本当に良かったと思います。それにしても、この話を聞いて笑いながら即答で出ると決めてくれたソンさんはやはり凄いですね!台湾人の嫁さんに聞いたら、もう役としては完璧な北京語だったそう。

 

 あと、物理的に大変だったのが風船のクロマキーですね。ただでさえ風が強かったですし、そもそも風船がボールごときで割れるとも思っていないので、あとから我が家の常設グリーンバックで僕が1人で試行錯誤して撮って編集したんですが、我ながら結構褒めたいくらい自然に写ってますよ!

 

 まあ、色がどうしても「白」というよりは「ピンク」っぽくなっちゃいましたけど。風船が割れる場面も、実はボールが風船に当たる瞬間で切って、直後に僕がナイフを使ってボールを割ったカットに切り替え、僕の手と腕だけマスキングで一コマ一コマ切り取る、という工程を組んでいていて、いつかメイキングとして世に出したいですね。

 

 ということで、本作のライナーノーツはここまで。来週また新作をアップするので乞うご期待!やっぱり人を入れて撮るコントは楽しいね!

 

80日間世界一周 (字幕版)

80日間世界一周 (字幕版)

  • デビッド・ニーブン
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『フェイブルマンズ』でアホほど泣いた

 今日もショートブログで申し訳ないですが、『フェイブルマンズ』が本当に素晴らしすぎて、冒頭「衝突の虜」になるサムで既に泣いていて、最後までずっと泣きっぱなしでしたで、めちゃくちゃ疲れました…。思い返せば、最近はもうスピルバーグが撮った映画ってだけで泣いてしまうパブロフの犬状態だったんですけど、スピルバーグを神だと崇めている人間にとって、『フェイブルマンズ』は一種宗教映画のような崇高さがあり、その神々しさに僕は泣いていたのかもしれませんね。(ヤヌス・カミンスキーが作る画がまた眩しいのなんのって…。)

 

 でも、『フェイブルマンズ』で描かれているサムは「神」とは程遠い本当に卑近な存在で、そこがまたグッと泣かせる映画になってましたね。「神」が「神」と出会う瞬間のキュートさは悶えすぎて泣きましたよ。映画愛を語る映画は多いですが、スピルバーグには「映画しかなかった」というのが伝わる映画でしたね。必見!