みんな大好き『ドラゴンボール』。でも今思い返すと『ドラゴンボール』ってかなりテキトーな漫画だよな、って話題で昨日部室で盛り上がった。有名なのを列挙するだけでも、
- 神様によりあらゆる乗り物が跳ね返されるという神殿に、ブルマが飛行機で行った。
- 物語中盤で存在が消えるランチさん。
- 二人しか入れないと言われている精神と時の部屋に、4人いる。
- スーパーサイヤ人のバーゲンセール。(注1)
- ブウ編クライマックスで「あ、ナメック星のドラゴンボールでは一度にひとりしか生き返さないのでは?」「改良しといたから大丈夫!」
- 悟空に会った事が無いのに悟空を懐かしむ17号。
- そものものネーミングセンス。
これはほんの一部だが、これだけでも鳥山明がその場の思いつきだけで当時連載していた事が分かる。ハッキリ言って物語が破綻しかねないレベルの設定矛盾がぽんぽん出てくる(注2)けど、それでも『ドラゴンボール』が少年漫画の最高峰として語り継がれる面白さなのは鳥山明が天才だからだろうね。ハリウッドが映画化して大失敗したけど、そもそも無茶な話を頑張って映画化したんだからジェームズ・ウォンはまあ気を落とさないでよ。
なんで今更急に『ドラゴンボール』の話って感じかもしれないが、今月30日に17年ぶりに劇場版が公開されるので意外とタイムリーな話題なんじゃないでしょうか。しかし『神と神』って超絶ダサイタイトルだな!あと、IMAXで上映って一体誰が観に行くんだろうか。まぁ、だけど少なくとも僕は行くでしょうな。ファンの悲しい性ですな。
暇を持て余してノリで書いた記事だけど、なんかステマみたいになっちゃった…。
注1:そもそもスーパーサイヤ人とは一千年に一人現れる伝説のサイヤ人のこと
注2:まあ、こんなに矛盾が多いのは鳥山明がやめたいと言っても10年もやらせ続けたジャンプのアンケート主義システムの方に問題があるんだけども。
内容はみっちり考えてるけど仕事はしない冨樫とは大違いだ。