12月に観た映画の感想

 去年の12月分です。今月も遅れを取り戻すためにササッと書いていきます。どんどん雑になっていくなぁ…。

 今月は『キャリー(2013年版)』『バーン・アフター・リーディング』『凶悪』『マスク』『47RONIN』『ユナイテッド93』『パプリカ』『アメリカン・ビューティー』『ニコラス・ケイジのウェザーマン』『フライト』『日本沈没(1973年版)』『もらとりあむタマ子』『プレーンズ』の13本。

 『ゼロ・グラビティ』『キャプテン・フィリップス』につていはこちらを。
 『かぐや姫の物語』についてはジブリ作品をまとめた記事に…いや、書きます本当に…。
 

 


 先月分に書いたばっかりだが、デ・パルマ版の『キャリー』って本当に変な映画だったと思う*1。そのデ・パルマ版のおかしい所を限りなく無くし、さらに現代に合わせてアップデートしたのが今回の『キャリー』。JKらしく、バリバリSNSとか動画サイトを使ってイジメてます

 デ・パルマ版『キャリー』が傑作である故に本作は叩かれている*2が、今回は完全にクロエ・グレース・モレッツのアイドル映画となので、別物として観るのが吉。実際イジメられるクロエたん超カワイイ。

 多分ね、皆クロエたんがカワイイから虐めてるんだよね。「バーカバーカバーカ!」「どうしてそういうことするのぉ…グスン」「(萌えええええええええ!!!)」みたいな。登場人物は全員ドS的なアレですよ、きっと。なんかそういうギャグ漫画なかったっけ。

 

 しょーもない映画だ。というのも貶しているわけでは断じて無く、バカな登場人物達がボタンの掛け違いのように勘違いを畳み掛けていき、渦中にいる人物たちにとっては一大事件のように描かれているのだが、端から見ればしょーもないことに延々と振り回されている人々をシニカルに描いたコメディだ。アンジャッシュの一連のコントによく似ている。*3

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 『デスノート』の作者コンビが発表した青春漫画家マンガ『バクマン。』にヒットする表現として「シリアスな笑い」が出てくる。僕の解釈が正しければ、劇中ではシリアスな場面であるはずなのに、何故かこみ上げてきてしまう笑いのことだ。言うなれば『凶悪』は「シリアスな爆笑」である。

 いや、笑う映画の前に怖い映画であることは間違いない。ピエール瀧リリー・フランキーが演じる殺人鬼コンビは末恐ろしく、ケラケラ笑いながら無視を潰すように人を殺す。しかしその様子があまりにも楽しそうで、見ているこちらも吊られて引きつつも笑ってしまう。倫理的にも自分の残虐性が見透かされているような気がして、恐ろしい映画だ。

 なお、第87回キネマ旬報ベストテンと第37回日本アカデミー賞にてリリー・フランキーは見事最優秀助演男優賞を受賞。授賞式の裏でピエール瀧が「先生…」と、ニタァとしてたでしょうな。 

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 ジム・キャリーの身体能力はスゴい。そんな筋肉いつ使うの?って部位まで自由自在に動かせる。アニメみたいにみたいにデフォルメされた動きが特徴な人だ。そういう点で、『トムとジェリー』や『ルーニーチューンズ』のようなギャグアニメの世界を限りなく実写で再現しようとする本作にはぴったりの配役。

 ヒロインで本作が出世作となったキャメロン・ディアス嘘みたいに可愛い。それこそアニメの美女みたいなデフォルメされた色気がある*4。中盤のダンスシーンの華やかさにはウットリ、現在の皺くちゃ具合を考えるとどこか悲しいものがありますね。

 日本でもギャグ漫画をゆるーく実写化させる流れがあるが、それらは往々にして寒い。ゆるさは表現の逃げだからだ。その点、目ん玉を飛び出でるというヴィジュアルのために妥協を許さなかった本作のスタッフは偉い。*5悪名高い『マスク2』のアニメ表現はどうなってるんでしょうか、ある意味楽しみです。

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 TOHOシネマズで鑑賞。予告編上映中、後ろで喋っているおばさんたちがいて、横に座っていたおばさんが「静かにして!」ってきれていた。予告編くらいならいいんじゃないかと僕は思うんだけど、さて本編が始まって注意したおばちゃんは一体何を思ったんだろう。喋ってた人たちは笑いをこらえなきゃいけないので辛かっただろうな。僕?僕は寝てました。

 ひでーな、これ。いや、別に日本の描写云々はいいよ。同じくトンデモ日本描写で話題になった『ワイルド・スピード TOKYO DRIFT』や『ウルヴァリン:SAMURAI』は面白かったし、『G.I.ジョー』で日本語ですらない何かを喋らせていたのと比べたら、潔く全編英語で喋っている方が随分マシなんじゃないのか?『忠臣蔵』が原作なのに云々カンヌンも多分関係ない。だって僕そんなに『忠臣蔵』について知らなかったので。むしろモンスターとかバリバリ出しちゃっても厨二中枢が刺激されるので問題ない。

 ただただ単純につまんないんだよね、これ。せっかく貼った伏線を全然活用しないので燃えないし、押しのビジュアルも『もののけ姫』『ロード・オブ・ザ・リング』『パイレーツ・オブ・カリビアン』とどっかで観た事ある作品の羅列でしたかなかったり*6一番酷いと思ったのはドクロ男の扱い。キャラクターポスターまで作られてたのに、背景でチョロっとしか登場しない!

 本当は燃える要素は所々あったと思う。カイの出生の秘密とか、怪物とか、妖術使いとか、ジャンプ漫画みたいじゃん。ハリウッド版『るろうに剣心』になれたポテンシャルはあったのに、悉く不発で終わる残念な作品となってしまった。カール・リンシュ先生の次回作に期待します!

 

 この作品でポール・グリーングラス監督にドハマリしました。ちゃんと公開年に観ていれば間違いなくその年のベストワンに選んでいたであろう大傑作。

 去年の僕のベストは同監督作品の『キャプテン・フィリップス』にしたけれど、アルフォンソ・キュアロン監督の『ゼロ・グラビティ』とどちらを一位にするか直前まで迷った。その『ゼロ・グラビティ』と『ユナイテッド93』便は非常に似通った映画だと思う。両者とも尺が映画内でのリアルタイムと同じであり、結はどちらも[地上]で終わる。観客に出来事を追体験させるヘルライドムービーとなっている。

 しかし、そのアプローチの仕方は違っていて、フィクションである『ゼロ・グラビティ』は極限まで長回しを活用し、舞台を宇宙空間に限定することで観客の五感にリアリティを訴えかけ、一方実話を元にした『ユナイテッド93』は極端までに短くしたカット割と編集で機内、管制塔、軍部と場面を交差させ、洪水のように情報量によりリアリティを提供している。

 2000年代以降傑作を連発する二人が「ライド感」溢れる作品を作り続けるのは注目すべきことなのかもしれない。*7

 

 『インセプション』のパクリと良く言われるけども、「夢の共有」というアイデアが一緒なくらいでプロットとかは全然似てなかったよ。むしろ『ブラック・スワン』と『パーフェk(以下自粛

 僕がいつも言ってることだが、夢の話が嫌いなんですよね。いや、明晰夢とか白昼夢とかそういう話は大好きなんですけど、人の夢の話を聞くのが苦手なんです。夢って大抵不思議で不条理で、それを見た本人は楽しそうに話すけど、いや、こっちはその夢見てねーし…。みたいな。そういう意味でも夏目漱石の『夢十夜』が嫌いで、「滑稽の押し売り」みたいな映画版『ユメ十夜』とかも退屈だった。

 だけど、そんな不条理な世界にきちんとルールを与え、ストーリーを見事に交通整理してみせた前述の『インセプション』やこの『パプリカ』は面白い。特にアニメは実写映画よりも表現の制約が無く、その点でも夢の映像化に適しており、『パプリカ』には快楽が溢れている。

 しかし一方で、人物描写に少し問題を感じた。というのも、[千葉ちゃんが時田のことが好き]ってオチは、いささか唐突すぎやしないかい?原作読んでいないのでなんとも言えないけれど、少なくともアニメ版ではもう少しエピソードを練って欲しかった。上映時間も僅か90分なんで、あと5分くらい追加しちゃっても良いでしょ!あ、刑事さんのトラウマの話は良かったです。 

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 007シリーズ屈指の傑作『スカイフォール』を撮ったサム・メンデスの映画デビュー作。調べてみるとサム・メンデスは演劇界出身だったそうで、そう考えると『アメリカン・ビューティー』も演劇っぽかった気がしなくもない。*8


 死者がナレーターを務める珍しい脚本の例として『シド・フィールドの脚本術』でも紹介されていた作品。ジャケットを見てもらえば分かる通り、本作ではバラが象徴的に扱われているが、wikipedia先生によると

アメリカン・ビューティー」とはバラの品種の一つである。色は真紅で、発祥の地はアメリカ合衆国。映画の中でこのバラは様々な意味を持っている。例えば「豊かな家庭の象徴」としてキャロラインが自宅の庭に赤いバラを栽培し、「官能の象徴」としてレスターの妄想の中でアンジェラと共に赤いバラの花弁が登場している。

 

また、アメリカの中流家庭の崩壊を描いた映画に「アメリカの美」という題名をつけることで、アメリカ社会に対する強烈な皮肉を利かせている。 

だそうだ。ほえー。ちなみに雑誌「ニューヨークタイムス」の映画評論家A・O・スコットは『アメリカン・ビューティー』が大嫌いらしい。

 中産階級家庭の崩壊の危機が描かれる本作だが、そのきっかけとなるのはケヴィン・スペイシーが娘の同級生であるミナ・スヴァーリに一目惚れしてしまう事で、ミナは精神的な早熟なファム・ファタールを演じてみせる。特記すべき事は本作は1999年製作で、『アメリカン・パイ』と同年である事。『〜パイ』では純粋な美少女を演じた一方、こちらではヤリマンワナビーの小悪魔ちゃんと演技の幅の広さを見せたものの、その後のキャリアはパッとしない。そして『アメリカン・パイパイパイ』のポスターを見てその老け方に衝撃を受けた。

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 何度書いたか分からんが、スライに『ロッキー』、ミッキー・ロークに『レスラー』、チャニング・テイタムに『マジック・マイク』が与えられたように、ニコラス・ケイジには『ウェザーマン』が与えられていた!

 ニコラス・ケイジの叔父はあのフランシス・フォード・コッポラ*9であり、その兄に当たる父のオーガスト・コッポラは大学教授兼作家である。当然エリート家系で育ったニコラスはその血筋がコンプレックスであり、コッポラの名を嫌い現在の芸名に変えたという。*10

 『リービング・ラスべガス』で主演アカデミー賞を受賞し、他にも多数の作品での演技が高い評価を受け、実力でスターの座に上りつめたものの、借金や度重なる離婚などのスキャンダルで転落、ここ10年はラズベリー賞の常連となってしまった。The 50 Worst Actors In Hollywood History | Complexの記事によると、「ニコラス・ケイジのようにかつて名声を得ていたはずの俳優が人気回復をがむしゃらに狙うほど落ちぶれた理由はハリウッド最大の難問」だそうだ。そして悲しい事に検索バーに「Why Nicholas Cage」と打ち込むとすぐ予測で「is a terrible actor」と続く。ハゲ散らかした風貌から最近ではコラ画像まで流行っており、アメリカの川越達也と化している。


 そんなニコラス・ケイジは『ウェザーマン』でしがない天気予報士を演じている。それなりに知名度はあるものの、街で歩いていると理由も無く飲食物を投げつけられるほど嫌われている。父親は著名な作家で(しかもマイケル・ケイン)、コンプレックスを抱えており、嫁とは別居中で仲直りがしたいけれども、奥さんにはすでに新しい恋人がいるのであった。全く他人事だとは思えないぞ!

 不器用なニコラス・ケイジはお父さんに、奥さんに、子どもに認められるために奔走する。しかし全てがどんどん裏目へと出てしまう。がむしゃらにあがく様が現実のニコラス・ケイジと交差する。脚本を書いたのは実話をウィル・スミス親子に当てはめた『幸せの力』のスティーブ・コンラッド。彼の最新作はベン・スティラー監督の感動ファンタジー『LIFE!』となる。

 

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 去年『ゼロ・グラビティ』という映画史を革新する重力映画が公開されたが、実は『フライト』も重力表現という点において優れていた。『ゼロ・グラビティ』は俳優を巨大なセットでワイヤーや固定し、それ動かすことで無重力状態を表現したが、『フライト』の場合はなんと等身大の飛行機のセットを実際にひっくり返すことで制御不能な重力を再現した。冒頭10分のシークエンスは圧巻!

 

 しかし、その事故自体は映画のメインではない(その点が贅沢だが)。予告では「彼は英雄か、犯罪者か」などとあたかも事件の真実を探るサスペンスのような作りになっていたが、いざ蓋を開くとデンゼル・ワシントンが英雄か犯罪者かはともかくクズなのは明白で、アル中でヤク中のどうしようもないデンゼルを無罪にすべく弁護士や会社が奔走する様をコミカルに描いている。本作のタイトルである『フライト』も飛行という意味かと思いきや、実はクスリでハイになっている状態を指していたりして。

 劇中ジョン・グッドマンが演じるヤクの売人が登場する時、ローリング・ストーンズの「悪魔を憐れむ歌(Sympathy For The Devil)」がテーマ曲のように流れるが、「悪魔を憐れむ歌」のサビには次のような歌詞がある。

Pleased to meet you

Hope you guess my name

But what's puzzling you

Is the nature of my game

 

初めまして

私の名前をご存知でしょう

私の企みにあなた方は戸惑っていますね

(参考:[歌詞] 悪魔を憐れむ歌(Sympathy for the Devil - lyrics)(The Rolling Stones) [和訳付]

The Rolling Stones - Sympathy For The Devil (Live ...

つまりジョン・グッドマンは、というかドラッグはデンゼル・ワシントンを誘惑する悪魔の役割で、デンゼルは悪魔の企みにどっぷりハマっていく。デンゼルは多くの命を救った英雄である一方で、悪魔の誘惑に弱い人間であり、事故調査委員会による諮問が無事終わって自由の身になっても身の破滅を招くだけだろう。しかし、クライマックスで彼がとった行動は悪魔と対峙することであり、これが大きな感動を呼ぶのだ。

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 『日本沈没』を観た事よりも、更に当日『ラピュタ』を観た事で心が更に沈んだぜ!

 

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 「いつやるの?」と聞かれたら「今ではない」と答えるボンクラのための映画。山下敦弘監督のお得意いのジャンルで、笑ったなぁ。笑ったけど、今就活中なんでそこまで楽観的にも観れなかったぜ!でも映画内のタマ子はちゃんと成長するから良かったよ。


映画『もらとりあむタマ子』 - YouTube


 正直言うと、予告編の段階でつまらなさそうなオーラはプンプンしていた。ジョン・ラセターが製作総指揮とストーリー原案を手がけていなければ観に行こうとも思わなかっただろう。…そう、この映画の一番の問題点はジョン・ラセターが関わってこの出来だという事だ!

 といいつつも、僕は正直もうジョン・ラセターに監督や作り手としての才能は枯渇してしまったんじゃないかとも思う。映画を数値で表すのも嫌らしい話ではあるけれど、PIXAR創業以来ずっと米批評サイトRotten Tomatoesで90%以上のスコアをたたき出してきたのに、彼が監督した『カーズ』*11で初めて76%という低スコアを出してしまい、その続編である『カーズ2』では39%という"Rotten(腐ってる)"映画認定をPIXARブランドで初めて出してしまった。『カーズ2』以降PIXARの不調は続き、未だに90%は愚か80%を超える作品を作れていない。

 それなのにジョン・ラセターは未だに『カーズ』シリーズに拘り続ける。必然性の感じられない続編ばかり作り、どんどんブランドの評価を下げてしまっている。皮肉な事に、『シンデレラ2』だの『白雪姫2』だのカスみたいな続編を粗製濫造してきたディズニー・トゥーン社に激怒し、スタジオを閉鎖させたのはジョン・ラセター自身であるというのに。ちなみに『プレーンズ』は既に続編製作も決定してしまっている。

 一方で、ジョン・ラセターはCEO*12となったディズニー・アニメーション・スタジオ社では『塔の上のラプンツェル』『くまのプーさん』『シュガー・ラッシュ』といった傑作アニメを次々に送り出している。商業主義に走らない良心的なプロデューサー魂は残っているはずなので、是非ともPIXARを復権させて欲しい物だ。僕らはまだ見捨てていないぞ!


 ということで、今月は以上です。来月は早急に1月から3月分まで挙げられるように努力します…。

*1:詳しくはこの動画を。
Everything Wrong With Carrie In 5 Minutes Or Less ...

*2:更に『キャリー』リスペクトの傑作『クロニクル』が去年同時期に公開されてしまったのも向かい風の一員ではないかと思う。

*3:と、このような本作のブラピばりの頭空っぽの感想を書いた所で、たまたま3/1に行われた「町山智浩の映画Q&A」というイベントについて書かれたエントリを見つけたんだけれども、その町山氏の『バーン・アフター・リーディング』についての評論が凄い!詳細はエントリ先を読んで欲しいが、『バーン・アフター・リーディング』は『オズの魔法使』を換骨奪胎させたお話だそうだ。映画評論家と名乗るだけあってお見事!これを読んだ後に僕の感想を読み返すとバカ丸出しで恥ずかしい。

*4:もちろん、昨今の美少女アニメではなく、ベティちゃんとか峰不二子みたいな美女

*5:ハリウッドと日本の予算も違いもあるだろうが。でも今の技術なら、日本でも『マスク』くらい作れるんじゃないの?

*6:念押ししておくと、パクることがダメなのではない

*7:「ライド感」で言えばスピルバーグが有名ですね。ただし、スピルバーグが「カリブの海賊」ならキュアロンとグリーングラスは「スペースマウンテン」だ。

*8:あまりテキトーな事は言いたくないので…。

*9:当然、その妹のタリア・シャイアはニコラス・ケイジの叔母である。

*10:ケイジはマーベル・ヒーローから取られたそうな。ニコラスはコミックオタクなので…。

*11:ただし、僕自身は『カーズ』は傑作だと思っている。

*12:追記4/28: チーフ・クリエイティブ・オフィサーの間違いでした。はずかちー…。