Taiyaki生きてます通信#2

5月26日

 バスがなかなか来ないトラブルがあったものの、ホテルを出て無事大学に着く。敷地のドデカさに驚き、新入生はまず大学専門の地図アプリをダウンロードさせられる。6月1日まではほぼ毎日オリエンテーションらしく、他国の留学生たちと同じグループに入って説明を聞く。驚いたのはインド系の多さ。「せっかくの留学体験なので皆さん色んな友達を作ってください。あまり同じ国出身同士で固まらないこと!」とインストラクターのお姉さんは言っていたが、僕には無理だった。というのも、何もコミュ力の問題ではなく、言ってる側からインド系が固まってるの!結局阻害された形でネパール人のお嬢ちゃん(美人)とナイジェリア人の兄ちゃん(多分年下)と仲良くなる。

 

 当たり前と言えば当たり前だが、ハリウッド映画の話で盛り上がれるのが楽しい。インストラクターの兄ちゃん(絶対ボンクラ)に僕は映画を学びに来てると伝えると、「好きな映画を言ってみろ、そこからお前の人間性を判断してやる!」と試され、「うーん、僕はコメディ映画が好きなんだけど、コメディの中だったら『スーパーバッド』が一番好きかな…」と伝えると、"Dude, SUPERBAD is AWESOME!!!"とフィストボムされた。やっぱりボンクラだよ!なお、この兄ちゃんが言うには「『アベンジャーズ2』も良かったけど、新しいマッドマックス』はそれを海の彼方に吹き飛ばすくらい最高だった」とのことで、期待がかなり高まる。今週末に2つとも観に行く予定。


Mad Max: Fury Road - Official Theatrical Teaser ...

 

 ところでビックリしたが、この大学があるジョーンズボロ市はドライシティと呼ばれ、全米でも2%しかないアルコール類の販売を一切禁じている地域*1とのこと。隣町に行けば買えるが、どんな娯楽をするにもバスや車に乗って隣町に行くしかないらしく、地元の人はJonesboringと呼んでいる。ええ、アメリカの学生は毎日バケツから酒飲んでビアピンポンしながらゲーゲーパーティしてるかと思ってたのに!『22ジャンプストリート』と話が違う…。

 

 午後にウォルマート(噂通りクソでかい)で生活用品を揃えたら、夜は日本人留学生が主催する歓迎会へ。場所は日本フリークな黒人学生の家で行われていたが、ありとあらゆるゲーム機が置いてあり、64の『スマブラ』を発見。僕が日本で行ってた大学のサークルでは一時期スマブラが流行っていたもんで、プリンを使ってタイマン戦を無双してたら退屈した女の子たちが全員帰った。

*1:飲酒禁止ではない。