本日はスーパーボウル

 今日はスーパーボウルでアメリカ中が大騒ぎで、皆どっかのバーやレストランに行ってワイワイやってるのだが、まるで興味が湧かず。そもそもスポーツ観戦が好きではない。ただせっかくアメリカにいるなら観ておこうかなぁ、でも3時間もスポーツ観るなら他のことしたいなあ…とグダグダと過ごしてるうちに終わってしまった。

 

 ちなみに若者英語で興味がないことや関心を示さないことを"I don't give a shit"という。shitの部分を丁寧にcrap、より過激にfuckに変えたりもできる。「俺にはカンケーねーよ!」って感じ。

 

 例えば『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で、ロナンにオーブを奪われたってのにいつまで経っても噛み合わない仲間を鼓舞するために、ピーターは「人生は負け犬だった俺たちにチャンスを与えてくれた」と言い、ドラックスが「何の?」って聞くとピーターは「To give a shit」って答える。

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 ここでは肯定の意味で使ってるので、つまり自分勝手なガーディアンズのメンバーがこれまでみたいに俺には関係ないって避けるんじゃなくて、困難に立ち向かうチャンス、人々を助けるチャンス、そして自分の負け犬人生から逃げないチャンス、といった意味で捉えることができる。

 

 ドラックスはことわざや慣用句を字義通りとして捉えてしまう、というキャラだが、もちろんここで彼はパンツを脱いでクソをすることなく黙って聞いている*1。字幕ではイマイチ真意が汲み取れてなかったけど、このシーンはドラックスのキャラを逆手にとって、バラバラだったガーディアンズが初めて善行をするために団結するのを描いた名演説なのであった。

 というわけで、便利な表現なので皆さんじゃんじゃんDon't give a shitを使ってね!

 

 

 

*1:といってもパロディ動画で有名な『How it should have ended』シリーズでこのシーンはおちょくられている。