ここ最近口を開けば『ジョジョ』『ジョジョ』とばかり言ってた因果か、こんなニュースが飛び込んできました。
“実写映画化説”が浮上しては消えていた『ジョジョの奇妙な冒険』(集英社)だが、ついに2018年、実現することが決定したようだ。主演は数年前に報じられた嵐・松本潤ではなく、現在“最もマンガ実写化に適した俳優”と称される山崎賢人が務めるという。
(中略)
「第三部といえば、目立ったヒロインも登場しない完全なバトル編。共演には集客が見込める若手イケメンタレントが多数登場するはずですが、ことキャスティングに関して、原作ファンの理解を得ることができるのか、関係者も固唾を呑んで見守っています」(映画会社関係者)
これを受けて早速まとめブログなんかでは【悲報】とタイトルに付けて煽り、twitterなどでも炎上中。数年前松潤が空城承太郎役で実写化の噂が流れた時も炎上していたことを思い出しますが、まだキービジュアルも何も出ていない噂の段階でこれだけ叩かれるって、本当に邦画が作りにくい世の中になりましたね。まあ、これまで多くのファンを失望させてきた作品の積み重ねの結果なんでしょうけど。アメコミ実写化のニュースだと皆喜ぶのになぁ。
ただ、僕個人としても実写化は難しいんじゃないかと思っています。何故なら『ジョジョ』の数ある特徴に独特な台詞回しとスリリングな頭脳戦がありますが、映画って言葉やセリフに頼れば頼るほど冷めちゃうんですよね*1。ただ、同じく頭脳戦が肝である『デスノート』の最初の映画化は成功してたんで、ひとまず様子見したいと思います。
*1:特にその欠点が顕著に出てしまうのがボケ・ツッコミ文化に染まった日本のコメディ映画