サーを使う人は田舎者?

 明日は期末のプレゼンがあるのだが、準備の過程で面白いことを知った。英語には目上の人に対して「Sir(サー)」や「Ma'am(マーム)」をつける敬称があるが、アメリカでサーやマームを使ってるのは南部だけなのだ。僕もアーカンソーに来てやたらめったら皆サーやらマームを使ってるんで食堂のおばちゃんとかに対して使ってるけど、こっちに来る前は気にしたこともなかった。

 

 実際ググってみると、南部の人が北部に行ってサーやマームを使いすぎて変な空気になったり、北部の人が南部の人たちに「南部の企業に面接に行くんだけど、サーやマームって使ったほうがいい?」なんて質問があって面白い。

 

 このように、日本語ほどガチガチではないが、英語にもちゃんと敬語はある。特に保守的な南部に行くとよりマナーや礼節に厳しくなってくるのでこうした敬語は大事だ。さっき載せたリンク先にも、お父さんに「サー」をつけないと怒られたり、近所の年配に「サー」や「マーム」をきちんと使うことで「〇〇さんの家の坊ちゃんは礼儀がいいねぇ」なんて評判になるエピソードが載っている。

 

 という、たまにやる英会話のコーナーでした。

 

英語のお手本――そのままマネしたい「敬語」集

英語のお手本――そのままマネしたい「敬語」集