2017年映画上半期ベスト&ワースト

 今年も恒例の上半期ベストテンを発表する時期がやってまいりました。ただ今年は久々に日本からの発表となりますね!半年という時の流れの速さを表現する恒例のこれも貼っておきたいと思います。

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【特記事項】

  • 本年度より2017年に鑑賞した新作のうち、僕が6月30日までに見た49本が対象。詳しくはこちら*1
  • 星取表やTwitterに載せた★の数と矛盾している時がありますが、いつもその時々に左右されているのでご了承ください。

 【2017年上半期ベストテン】

  1. サバイバルファミリー
  2. 沈黙(2016)
  3. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス
  4. この世界の片隅に(2016)
  5. Get Out
  6. ドリーム(2016)
  7. ライフ
  8. ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016)
  9. ワイルド・スピード ICE BREAK
  10. A Cure For Wellness

 今年の上半期はとにかく副専攻の授業がきつすぎたのと、大学が終わっても映画撮ったりアメリカ旅行したりとで忙しくであまり映画が見れませんでした。今年の秋から働き始めるので、来年はもっと観れなくなるのかもしれませんが…。

 

 質的には流石に凶作だった2016年よりは全体的に持ち直している印象です。特に好きだった作品が所謂賞レース時期である昨年末に公開されたものが多く、ど田舎のアーカンソーでは年明けを待たないと観れないものが多かったので、今年からは2016年末の作品も上半期ベストに限って選出候補にすることに致しました。(年末ベスト点では除外)

 

 そのルールは特に②を選ぶためのもので、スコセッシ流時代劇の骨太さには惚れ惚れした。ただ、日本へ帰る飛行機の中で観た①の衝撃度がそんな巨匠の作品を嬉しいことに上回り、③とともに父と子の物語として涙腺を決壊させられたのであった。

 

 最近実に面白い実録物が多く、ベストに選んだ⑥、⑧の他にも『パトリオット・デイ』も面白かった。どの作品もアメリカという国家の強さや病理をうまく体現した作品だと思う。⑤、⑦、⑩とどんどんホラー映画を観るようになったのも自分の変化としては面白い。

 

 ⑨は頭の悪さの臨界点みたいな域に達していて、これはもはや芸術だとすら思った。

 

【2017年上半期ワースト】

  1. バイバイマン
  2. Table 19
  3. モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ
  4. エイリアン:コヴェナント
  5. カーズ/クロスロード
  6. ゴースト・イン・ザ・シェル
  7. キミとボクの距離
  8. グレートウォール
  9. Fist Fight
  10. ジャッキー/ファースト・レディ 最後の使命

 例年上半期って5本くらいしか選んでなかったけど、今年は10本揃っちゃたよ!最近は昔と違ってあからさまな地雷は避けて来たのにまさかの充実ぶり。とにかく期待している作品がつまらないとそれだけに落胆が大きく、④と⑤がそれに当たる。

 

【2017年下半期期待映画】

ベイビー・ドライバー

一択。


 『スパイダーマン:ホームカミング』が日本にいる間にアメリカで公開され、アメリカに帰るときに日本で公開される状況が辛い…。