スティーブン・キング原作の『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』を観に行ったんだけど、いやあ最高だったなぁ。詳しくはWi-Fi環境が整ってから書くけど、『IT』はとある一点を満たした時点でもう個人的には超満足だった。
その一点とは、負け犬少年団が坂道を自転車で下るシーンだよ!
なんか同じようなことを『ストレンジャー・シングス』でも書いた気がするんだけど、このシーンの心地良さの正体って一体何なんだろうか。大体これが出ただけで全部許せちゃうもんなぁ。
僕も少年時代を80年代アメリカの田舎町の負け犬集団の中で過ごしたかった。グループの中には絶対デブがいてさ、いつも僕たちはやたら歳上の不良に苛められるの。でも何故か大抵美人のお姉さんが僕たちの味方してくれるんだよなぁ…。で、夏休みは冒険に出るんだよな。その冒険が死体探しであれ、宇宙人護衛であれ、ピエロ退治であれ、冒険を通して初めて子供たちは大人になれるのだ。