当ブログの年始年末ベストテンネタは最後に10年前の映画ベストテンを再考して当時を振り返るのが通例なのですが、今回は2008年…。今回のラインナップを見て10年という時の早さの怖さが身に染みました。
【2008年映画ベスト】
- ダークナイト
- ローリング・ストーンズ/シャイン・ア・ライト
- ウォーリー
- アフタースクール
- トロピック・サンダー/史上最低の作戦
- クローバーフィールド/HAKAISHA
- グラン・トリノ
- レスラー
- アイアンマン
- インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国
【解説/思い出】
2008年の映画はどれもやっぱり思い出深い。この年の豊作ぶりは類を見ない。特に未だに①は人生ベストに君臨する作品で、当時3回劇場に足を運んだ。
2008年っていうと、当時高校二年生の受験直前で年が明けたら大好きな映画を受験が終わるまで観ないと心に決めた。そんな年の終業式に友達と見に行ったのが②で、小さな劇場がビーコン・シアターに変化した。エンドロールになった瞬間に拍手が起こるのを目撃したのもこの映画が始め出て、映画体験的にも大切な一本だ。
他に思い出深いのは④で、これは当時高校の遠足でディズニーランドに行ったんだけど、僕は浦安に住んでいたのでちっとも遠足気分を味わえず、教師の目を抜け出してシネマイクスピアリに④を観に行った。なんの前情報も入れてなかったので、思わぬ傑作に出会えて嬉しかったし、その何年か後内田けんじ監督と直にお会いできたのも何かの縁だったろう。
⑨でMCUが始まったわけだが、あれから10年経って今年『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が公開されるのか…。もはや国家事業だな。なお当時は①の影響でアメコミ映画はやたらとリアルスティックでシリアスなのが流行っていたけど、今ではすっかりマーベル的な陽性ヒーローの方が主流になってしまった。
⑩は大好きな『インディ・ジョーンズ』の新作を生きているうちに映画館で観れただけで嬉しかったのだけれども、当時めちゃくちゃ叩かれてたなー。そういやディズニーは『インディ・ジョーンズ』も作るって言ってるけど、これも『スター・ウォーズ』みたいな道を進みそうでやだなぁ…。