こいつら何もわかっちゃいねぇ…

こんなモーメントを見かけましてね。

 ケヴィン・スペイシーが「#MeToo」運動で降板してしまい、クリストファー・プラマーを代役で起用して急ピッチの再撮影を行なった『All The Money In The World』ですが、再撮影でマーク・ウォルバーグが150万ドルのギャラを受け取ったのに対し、ミシェル・ウィリアムズは1000ドルしかギャラを得なかったとUSAトゥデイで報じられました。

 

 映画はまだ観てないので作品そのものへの批判は避けますが、それにしたってこの待遇の差は酷いですね。昔から女優と男優の間で受けおるギャラの差問題は度々出ていてその問題が全く是正されていないことが再び明るみとなった形です。そもそも僕はスペイシーを降板して再撮影する必要まであったのか懐疑的でしたが、わざわざ再撮影してまでこれって作り手が昨今ハリウッドで批判されていることに対して何も反省していないってことじゃないですか。流行だからPCしとけばいいってもんじゃないんだよ、全く。

All the Money in the World

All the Money in the World