『シェイプ・オブ・オートボット』

 昨日に引き続き予告編の話で恐縮ですが、『トランスフォーマー』シリーズのスピンオフ『Bumblebee(原題)』の予告編が公開されてこちらも話題を呼んでいます。

 

 『トランスフォーマー』シリーズと言えば、爆発王マイケル・ベイの大味なコッテコテのアクション映画(個人的にはそこが好きなんですが)として映画ファンからはよくバカにされる対象ではありますが、今回の『Bumblebee』は(少なくとも予告編から観た印象では)いつもと違う雰囲気で、話題となっているようです。

 

 というのも、今回の監督は傑作ストップモーション映画『KUBO クボ 二本の弦の秘密』を手掛けたトラヴィス・ナイトなので、そういった面でも注目を浴びています。なお、トラヴィス・ナイトは『E.T.』の影響を公言しており、よくよく考えれば1作目の『トランスフォーマー*1も『E.T.』や『未知との遭遇』、『激突!』へのオマージュが散見されていたことも考えると、原点回帰の作品になりそうですね。

 

 一方『Bumblebee』の予告編を見た一部アメリカ映画ファンは、ギルレモ=デル・トロにオスカーをもたらした『シェイプ・オブ・ウォーター』を思い起こす人も多いそうです。

あははは!確かにこう見ると似てますな!まあ『シェイプ・オブ・ウォーター』も乱暴に言ってしまえば『E.T.』をR-指定にしてラブストーリーにした映画だと言えなくもないので、確かに『Bumblebee』と『シェイプ・オブ・ウォーター』は同じ系譜の上にある映画なのかもしれません。そうするとあれですな、『Bumblebee』に期待するのは機械生命体と人間とのセックスですな!違うか

 

 

トランスフォーマー MPM-03 映画10周年フィギュア バンブルビー

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*1:なお、スピルバーグは『トランスフォーマー』の製作総指揮であった