日本人はよく謝る集団として知られている。謙虚で腰の低いことを善とされる日本文化の中で、「すみません」は多くの人の口癖になっている。前にもちらっと書いた*1が、日本人の謝罪精神は日系コメディアンのKTタタラがネタにしている。
(1:26~ 公演中に客が水をこぼしたのを見て)
ああ、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…
これが日本で起こることなんだ、あんたがヘマを犯して俺が謝罪するんだ
ただ、謝罪が好きなのは日本人だけではない。カナダ人もよく謝る人たちとして知られている。
僕がこのことを知ったのは『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』の超おばか決闘シーンでカナダのニュースチャンネルが登場した時だった。豪華にもジム・キャリーとマリオン・コティヤールがこの1シーンのためだけに登場するのだが、二人はことあるごとに「Sorry!」と挟んでいる。
これを観た当時、大学の英語の授業をカナダ人の講師から受けていたので、なんでカナダニュースチームが謝っているのか理由を聞いてみたら「カナダ人がよく謝る、というステレオタイプがある」と笑って教えてくれた。カナダも謙虚で丁寧な国民性で有名で、アメリカとどこが違うの?とよく馬鹿にされるカナダは「親切なアメリカ」「クソ野郎の少ないアメリカ(like America but less Assholes)」と揶揄されることも多い。
と、現在カナダに出張中なのでカナダのトリビアをあげてみたのであった。風邪はまだ治らぬ。
*1: