一周年

 何から一周年かというと、今日で社会人になってから丁度一年なんですね。えー成長したかどうかと言われますと、毎日怒られてたのでなんとも言えないところでありますが、よく耐えた!とは褒めてあげたいところであります。ナデナデ!

 

 社会人になってから映画の見え方も変わりました。『セッション』はクライマックスのフレッチャー先生の行為の解釈を考え直し、多分今オールタイムベストテンを選んだら絶対に入ってくるでしょうし、『スター・ウォーズ』ではカイロ・レンに虐められるストーム・トルーパーに感情移入をするようになりました。ハリウッド大作は相変わらず好きだけど、『フロリダ・プロジェクト』のような社会から圧迫されている人たちを優しく包む映画をベストテンに選ぶようになりました。

 

 学生時代は(僕は平均より長くやっていたとはいえ)、一応の区切りがあるものの、社会人は死ぬまで社会人で終わりが見えません。モラトリアムから脱しきれてないのに荒波に突き落とされて毎日毎日溺れないように必死なのですが、少しずつ泳ぎを覚えてはいる気がします。向こう岸は果てしなく遠いけど、犬かきでも前進していきたいと思います。

 

 というような内容もあるような無いような更新を3時間残業終わりのオフィスから書いております。はー帰ろ帰ろ。

 

セッション(字幕版)