重い腰を上げて映画館へ行く

 僕はマメなのでIMDbに自分が鑑賞した作品のログを付けているのですが、久々に更新しようと今年観た新作映画の本数を数えてみると44本しかなくて驚愕しました。

 

 まあ、上半期ベストテン選出時にカウントしていた2017年度末公開作品は入れてないのですが、それにしたって例年ベストテンを選出時には95本近く見ているので、年末まで残り三ヶ月しか無い現時点でこのスローペースは映画ファンになって以来の由々しき事態であります。

 

 仕事のせいにしようと思えばできるのですが、一番自分で責めたいのは出不精な自分の性格ですね。休日朝起きたら取り敢えずゲーム、観に行く予定だった映画の時間になっても「次の回に行けばいいでしょ」なんて言い聞かせてゲームをやっているうちに休日も夜になってしまい、平日の上映スケジュールを調べては「まあ仕事終わりに観に行けば大丈夫」なんて無責任なことを自分に言い聞かせて、結局平日は仕事で疲れているので「まだ今週末も上映しているから週末に行こう…」と負のサイクルを延々と繰り返しているのです。こないだ「映画は映画館で観て当たり前!」みたいな記事を書きましたが、本当に一体どの口で言ってんだって我ながら呆れます。

 

 やはり映画は興行なので、観に行くと決めた時に観に行かないと後々後悔することになるという、当たり前だったことを自分に言い聞かせて残りの三ヶ月は猛スピードで映画を観ていきたいですね。

 

 ということで、今日も仕事終わりに自分を奮い立たせて『ルイスと不思議の時計』を観に行きました。今アメリカでは本作をIMAX版で鑑賞するとIMAX 3Dにリマスターしたマイケル・ジャクソンの『スリラー』が同時上映されており、ぶっちゃけこっちを目当てで観に行った節もあって『スリラー』終わったら満足感で帰ろうかなんて失礼なことを考えていたんですが、イーライ・ロスに全力で土下座したいくらい『ルイスと不思議の時計』も超楽しい作品でした!PG指定に収めれば何やってもいいんだと暴走したイーライ・ロスの悪趣味演出が子どもにトラウマを植え付けること必至で、いやーやっぱり映画は映画館で観るに限るねと、帰り道のガラガラの地下鉄で揺られながら思うのでありました。

 

スリラー

スリラー