留学した場所がアーカンソー州という全米でも一位二位を争うほどの田舎町なもんで、驚かれることは多い。アメリカ来てから初めて旅行で行ったフロリダでウーバーに乗った時、世間話でアーカンソーから来たと伝えると「アーカンソーに人なんて住んでるの?ただのトルネードの通り道だと思った」と言われ、このブログにも書いたけれど NYのニューミュージアムという現代美術館に行った時に免許証を見せたら「アーカンソーのIDなんて初めて見たから偽造IDかと思った!」と受付のねーちゃんに笑われた*1。まあ、こんなのはしょっちゅうで、バーに行くたびに僕だけセキュリティの兄ちゃんから身分証をジロジロ見られる時間が長い。
で、昨日ボストンのコンビニで仕事先の人と酒を買いに行った時のこと。身分証の提示を求められたのでまたアーカンソーの免許証を見せたら店員の眉間にシワが寄っている。「あー、はいはい、また偽物だと疑われてるパターンね」と思ってたら、「えっと、この免許証はアーカンザス州の物ですか?」と聞いて来た。
アーカンソーはArkansasと書き、カンザス州(Kansas)とスペルが似ているので、小学校や中学校のスペリングの問題でよく出される。日本の学校の漢字や地理のテストで「群馬」を「郡馬」と書いちゃうのに似ているだろうか?
アメリカ人でさえアーカンソーがどこにあるか知らない人は多いが、ついにアーカンソーが読めない人まで現れ始めましたよ、とほほ…。
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