ひゃー、また昨日更新せずに眠ってしまった…。今週はすみません、出張明けてからすっかり更新ペースが乱れてしまいました。『流浪地球』の感想は事前にしたためていたのですぐにアップできましたが、もうちょっとそういう記事を計画的に書けたらいいのですが、中々難しいです。
途中まで書いて、結局書く気が失せて没になった記事と言うのも数多くあります。そういった書きかけの記事は下書きフォルダで長いこと眠っており、今回は今後も恐らく書き終わる予定のない記事で面白そうなものをせっかくなんで概要とともに公開していこうと思います。
失恋して初めて意味が分かった映画/『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』★★☆
町山智浩著『トラウマ恋愛映画入門』を読んだ。
両方とも2015年初頭に書いていた記事です。何かっつーと、この時生まれて初めてできた彼女に振られたのです。『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』の感想なんて、書き出しが「僕は恋愛がド下手で、成人してからもずっと恋人ができなかった。」ですからね、これが世に出なくて本当に良かったと思います。今出たけど。
これらの記事を書いた理由はもちろん、生まれて初めて経験した恋愛に対して相当落ち込んで悩んでいたからなんですが、この記事を公開しなかった理由は僕が恋愛について語ること自体がこっぱずかしかったしバカらしかったからです。知り合いもいっぱい読んでるブログだし。当時の自分の判断に感謝するほかない。
ただ、『スコット・ピルグリム』の面白さがようやくわかったというのは本当で、初めて見た時はゲームネタが各所にあるのは分かっていたけれど、突拍子もないストーリーが良く分からなかったんですよね。でもこれは、付き合う相手の元カレ(=過去)を乗り越える話なんだという事が振られてから良く分かりましたね。
町山さんの『トラウマ恋愛映画入門』は超名著。今でも自分の恋愛観はこの本の影響を強く受けています。町山さんから受けている影響は他にもいっぱいあるけどね。
母校で自殺未遂者が出た話
アメリカ留学する直前、久々に会った高校時代の友達から聞いた話で、滅茶苦茶笑ったのでこれはブログにせねばなるまい、と思ったのですが、書いている途中で「不謹慎だからやめておこう…」と止めた記事。今となっては詳細も思い出せないので、やっぱり書いておけばよかったと少し後悔しています。こういう点がブロガーとしての覚悟が足りない。
Netflixを200%使いこなせるようになるアプリ「Tunnel Bear」
2015年はNetflixが日本に上陸し、動画配信元年とも呼ばれた年ですが、Netflixは各国によって配信内容が違うので、VPNを通すことで更にいろんなコンテンツを観ることが出来ますよ、という旨の記事でしたが、グダグダしているうちにNetflixがVPNからのアクセスを規制したので没になってしまいました。
【僕の因果鉄道】ろくでなしのブルース
留学当時、韓国人短期留学生のブルースというやつがいて、人懐っこいやつなのだがちょっとどうかと思うくらい空気が読めないやつで回りからは煙たがれていたのです。そういうダメな面も含めて面白いから一緒にいた、というか最終的には僕しか相手をしてやる奴がいなかったのですが、韓国に帰るその最終日の最後1秒まで人に迷惑をかけ続けたので、そのことを面白おかしく書こうとしたのですが、面倒くさくなって途中でやめました。ちなみに「因果鉄道」は根本敬さんの伝説的なエッセイ集『因果鉄道の旅』から来ていて、こういうダメ人間をまとめて多くのサブカル人間に影響を与えました。
記念すべきDWA第一回作品は黒さ全開/『アンツ』★★☆
PIXAR意外のCGアニメをこの時まで避けてきて、初めてドリームワークスの『アンツ』を観て衝撃を受けた感想を書こうとしました。観る前は「こんなの『バグズ・ライフ』のパクリだろ」なんて舐めてたら恐ろしくブラックで笑いました。シルベスター・スタローンも声優やってるんですよね。
Taiyaki生きてます通信#11/忍者の映画を作って問題になったら『ハリー・ポッター』みたいな状況になった話。
これは僕が散々ネタにしている忍者事件*1の続きで、騒ぎを起こした僕を処罰したい大学と、表現の自由と僕を守りたいメディア学部がバッチバチに火花を散らしていて、学内裁判とか行われて我ながら超熱くて面白いな、と思ったので書こうと思ってましたが、長くなったので飽きて止めました。結果僕は学部長を弁護人に裁判に出廷したのですが、まさかの敗訴となりました。もちろんプライドが許さないので上告しましたが、結局は学生が仕切っているなんちゃって裁判だったので有耶無耶になって消えました。ウケる。
チャリティはゴミか?
アメリカの大学は寮生活代わりと一般的で、学生が地方に帰る学期末は良質をいったん引き払わないといけないのです。僕が住んでいた寮の一階にはチャリティボックスが設けられていたんですけど、完全に不要物いれと化していて、こういう意識の浅いクソ学生の偽善を叩こうと思いましたが、文面が熱くなりすぎて止めました。これ当時のスナップチャットからですが、酷いでしょ?
『シャザーム』って映画、観たことある?
2016年末、存在しないはずの90年代のコメディ映画『シャザーム』を観たことあるという人がネット上で多数続出し、話題となった話。いまやDCが『シャザム!』を出すので、現実の元なってしまいましたが。
Yo メーン、マザファカ?ワサップ、メーン?
ちょっと会わないうちに中国人の友達がストリート黒人口調で話したりメールするようになったりして強烈に痛々しくて寒くて恥ずかしかった話。ThatをDatって書いたり、Broと書けばいいのをBruhってかくし、会話の節々にマザファッカ入れてきてうるせーし。でも、ヒップホップや黒人文化にあこがれて彼らの真似をするようになったアジア人はたくさんいて、そういう人をチガ(Chigga)と呼ぶ。ラッパーでない限り辞めておきましょう。
製作現場のほうがサスペンスフルだよ!/『The Snowman』☆☆☆
『スノーマン 雪闇の殺人鬼』というサスペンス映画が恐ろしくつまらなくて、調べていくと突貫工事のスケジュールだったため脚本の15%が映像化されていなかったり、ヴァル・キルマーが咽喉癌のため喋ってるシーンを撮れなかったりと、その制作現場の方がトラブル続きでよほどサスペンスだったという話。脚本がこれ、日本だとDVDスルーだそうですが、『裏切りのサーカス』のトーマス・アルフレッドソンからどうしてこんなものが生まれてしまったのか頭が痛くなってくる出来なので、是非とも観て欲しいです。
エンドロールは席を立つ為にある。
映画のエンドロール途中で立ち去る行為について確かTwitterで炎上があったのですが、むしろエンドロール中にずっと座っているのは日本だけで、エンドロールが作られた目的は劇場の混雑緩和目的のためだった、という話ですが、ソースが見つからず書けませんでした。ただ、エンドロールで席に座っている観客と言うのは世界的に見ると本当にまれで、バルバドスで映画を観た時は劇場側がエンドロール途中で上映止める、という衝撃的な興行も目の当たりにしました。
インド人ドライバーから恋愛相談を受けた話
酔っぱらって乗ったUberで、インド人のドライバーが何故か僕に恋愛相談を持ち掛けてきた話。彼はインドでは銀行マンでしたが、好きな人を追ってアメリカに渡ったものの、彼女は結婚してしまいカナダに移住し、一人アメリカに取り残されてしまいました。その彼女が「会いたい」と連絡してくるのでカナダに行こうか迷ってる、とのことでしたが、僕は「そんな女ロクな女じゃねーからやめとけ!」と無責任にアドバイスしました。
童貞映画としての『A』/『A』★★★
森達也の代表作であるオウムのドキュメンタリーを、麻原彰晃死刑執行のタイミングで鑑賞しました。森達也が荒木浩広報副部長に意地悪く童貞かどうかを問い詰め、そして荒木浩の返答も如何にも童貞っぽかったのが印象深く面白かったので、そのことについて書こうとしました。
ここに書いちゃったという事はもう引き出しとしてブログネタに困ったときに再利用できないのが残念ですが、普通に面白そうな題材が多くてちゃんと思いついた当時書いておけばよかったと後悔しています。没ネタ公開は定期的にやっていきたいですね。
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