書くことが全く思いつかないのですが、最近読んだ本・観た映画・TV番組など
- 『マーベル映画究極批評 アベンジャーズはいかにして世界を征服したのか?』……てらさわホーク氏の力作。『エンドゲーム』に向けたMCU映画22本を具に制作背景・当時のニュース・音声解説・特典映像などを調べ上げて徹底批評。英語のものを含めて、これ以上のマーベル映画は評論集は無いのではなかろうか。読み応えがあり過ぎて、読み終わるのが嫌だったほど。
マーベル映画究極批評 アベンジャーズはいかにして世界を征服したのか?
- 作者: てらさわホーク
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2019/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 『高橋ヨシキのサタニック人生相談』……映画ライター/アートディレクター/サタニストの高橋ヨシキ氏が氏が発行しているメールマガジンの相談コーナーを書籍化。このメールマガジンを僕も最近取り始めたが、圧倒的な知識量で映画に限らず全ての事象について多角的に、しかし照れ隠しで時におどけて優しい口調で語れているのが痺れるほどカッコいい。どんな相談事にも真摯に、しかしサタニックな視点で客観的に語っているので、自己啓発本なんかよりはずっと人生の足しになる。
- 『Booksmart』……『スーパーバッド』を人生ベスト級に愛する者としては、等しく愛するに値する作品で泣かずにはいられなかった。学業生活の全てを勉強に捧げてきた優等生二人が、卒業前夜に最初で最後の羽目をハズしにいけてるグループのパーティーを目指して夜のLAを冒険する。主人公のうち一人は同性愛者だが、ストーリー上全く特別なこととして描かれていないのが素晴らしく、彼女が片思いを寄せている描写も切ない。これは後ほどブログに詳しく絶対に感想を書く。今年を代表するどころか心の一本。
- 『REA(L)OVE』......『テラスハウス』をアメリカのネットフリックス配信分は全部見終わってしまい、いまやってる東京編もまだこっちでは配信されていないので、テラロスを埋める為に鑑賞していたが……過激ではあるかもしれないが、あくまでバラエティ的演出を楽しむ作品なのでよく聞く「裏『テラスハウス』」のような物言いは困る。今朝次回の対談企画として僕が知る限り日本一の『テラスハウス』研究家である友人と対談したばかりなので、より一層その気持ちが強まる。詳細はまた後日。
- 『ドキュメンタル』……長らく観れてなかったが、最近海外でも『ドキュメンタル』は見れるようになったので、シーズン5まで観た。面白くて大好きな番組であることは前提に、しかしストリーミング番組だから何をやってもいいからと言って、PC的配慮はしなくていい(=人を傷つける可能性のある表現をしていい)、というのは全く違う問題なのではないか、という疑念は残る。世界に向けて公開されている番組で、メキシコ版も作られているのならなおさら。松本人志的にはこの無制限の表現をして「日本のお笑いのレベルの高さ」を見せつけたかったのだろうが、お笑いのレベルというのはそういうことでは無い気がする。
- 『アラジン』……1992年版を実施リメイク版に向けて再鑑賞。言わずもがなロビン・ウイリアムズの声優は神がかっているけど、彼のテンションに必死に食らいつくアニメーションも改めて凄い。関係ないけど、今この作品はアメリカだと配信で観れない。ディズニーがリメイク版公開に向けて全てのサービスでの公開を中止して自社のデータ金庫(報道ではvaultと表現されていた)に保管してしまっているからだ。悪どい上に意味がわからない。じゃあどうしたかって?わざわざイギリス版BDを買ったよ!!!
- 『アラジン』……リメイク版。鈍重。ウィル・スミスはかなり頑張っていたが、ウィル・スミスは相変わらず俺・スミスでしかなかった。