自分の過去9年分のベストテンを振り返る企画、今回は昨日に続いて2016年から振り返ります!
【2016年映画ベストテン】
- シン・ゴジラ
- ラ・ラ・ランド
- ネオン・デーモン
- ズートピア
- デッドプール
- スイス・アーミー・マン
- ゴーストバスターズ
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
- スーサイド・スクワッド
- ロスト・バケーション
【振り返り】
アーカンソーみたいなアメリカの田舎では車を持ってないと不便極まりなく、留学した当初は1万円もしない安いチャリを購入し、休日は毎回30分かけて舗装されてない道なき道をトラックに轢かれそうになりながら命懸けで漕いで映画館まで通い、労力が勿体無いので2〜3本観て暗くなる前にまたチャリを必死に漕いで寮まで帰る映画ファン生活を送っていた。
しかし、この年には車を手に入れた事でどこへでも行ける翼を獲得し、平日は授業が毎日映画館に通い、休日は1時間半運転してお隣のテネシー州メンフィスまでシネコンでやらない作品を観に行っていた。そんな折、日本では既に話題になっていた①が3日間限定でメンフィスで公開されると知り、日本人の学生たちとメキシコ人の親友を連れてみに行ってガツンとやられ、全ての上映日に別の学生誘っては往復3時間かけて足を運んだ。②もメンフィスまで行ったし、⑧も州都リトルロックまで往復4時間でIMAX劇場へ行った。田舎で映画ファンをやるのは辛い。
【2017年映画ベストテン】
- サバイバル・ファミリー
- フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
- ディザスター・アーティスト
- デトロイト
- ビッグ・シック
- ベイビー・ドライバー
- リメンバー・ミー
- IT/イット "それ"が見えたら、終わり。
- ゲット・アウト
- バリー・シール/アメリカをはめた男
【振り返り】
この年から長きモラトリアムを終え、NYに移って働き始めた。まあ、今だから言えるクソみたいな仕事だったが、やはりNYは東京並みに観れる映画の種類が充実していて素晴らしかった。もちろん、IMAX、ドルビーデジタル、35mm、4DXなんでもござれ。全てのシネコンの会員となり、週末は当然のこと仕事が運良く早く終わったら必ず映画館に足を運んでたので週3、4本くらいは観ていた。なのに、この年のベストワンは飛行機の小さいスクリーンで観た①、というのが皮肉で面白い。
【2018年映画ベストテン】
- クレイジー・リッチ!
- カメラを止めるな!
- ミッション:インポッシブル/フォールアウト
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
- ヘレディタリー/継承
- グリーン・ブック
- 運び屋
- クリード 炎の宿敵
- ボーダーライン/ソルジャーズ・デイ
- レディ・プレイヤー1
【振り返り】
正直精神的には一番参っていた年。仕事上の数々のブルシットの中で映像が嫌いそうになりながらも、しかしそんな心の救いになっていたのもまた映画館で観る映画達であった。何回も書いてるけど、特に①が満員の劇場が震えるほど笑いを巻き起こしていたのを見ているだけで号泣してしまった。ところで僕のベストテンにはトム・クルーズ映画の登場率が高い。アメリカでのナメられっぷりには納得がいかない。
【2019年上半期ベストテン】
- Booksmart
- ジョン・ウィック:パラベラム
- シャザム!
- アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年、アメリカだと今年公開)
- アス
- 名探偵ピカチュウ & GODZILLA キング・オブ・モンスターズ
- トイ・ストーリー4
- アベンジャーズ/エンドゲーム
- 流転の地球/さまよえる地球 & ハイ・フォン/ママは元ギャング
- ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋
【振り返り】
今年のベストはまだ決めてないけど、一応上半期も振り返っておこうか。強制送還になるとはつゆも知らなかった半年前の自分が選出したベストテンであるというのが何となく味わい深い。このベストテンを見てて思うのは自分が小学生時代に熱狂したものが⑥や⑧等という形で未だに夢中になっている事で、2010年代は飽きるくらい80年代オマージュが続いたけど、「流行は30年周期で繰り返す法則」に則ると2020年代は90年代が搾取される番だと考えると今から震えが止まらない。
という事で、僕の「映画テン年代ベストテン」は明日か、遅くとも今週中には発表予定!何故ならが母が遊びに来ているもので…ゴニョゴニョ…