史上最もNY訛りが強いお父さん

 モノマネが好きだからでしょうか、僕は「訛り」というものに興味があり、中でも英語のアクセントの違いが大好きなんですけど、今日唐突にYouTubeに登場したNY訛りが強過ぎるお父さんの動画が面白かったです。

 

 NY訛り(というかブルックリン訛りというんでしょうかね)は結構クセが強く、僕は英語で言うならば江戸っ子訛りに似たものを感じます。わかりやすい例で言えば、ロバート・デ・ニーロも強いNY訛りの英語で話しており、大体目を細めて首を振りながらNY訛りで話してればロバート・デ・ニーロのモノマネができるので、デ・ニーロはよくモノマネの対象とされやすいです。


▲デ・ニーロのモノマネをする芸能人たち

 

 では、何がNY訛りかと言いますと、うーん、形容するのが難しいんですが、なんか「ウ」の音が伸びるんですよね。例えば、最初の訛りが強過ぎるお父さんの動画を見ると、「ドッグ」は「ドゥォッグ」、「コーヒー」は「クォーフィー」と発音しています。*1

 

 なお、僕がNYに引っ越した時、最初に大家さんと会う前に電話で話したら、完璧なブルックリン訛りを話していたのですが、実際に顔をあわせると中国系アメリカ人で超ビックリした記憶があります。これは僕が「NY訛り=白人」という、いけないステレオタイプを持っていた悪い例なので、皆さんは気をつけましょう!それにしてもあの大家は今元気にやっているだろうか。

Mastering the American Accent

Mastering the American Accent

  • 作者:Mojsin, Lisa
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: ペーパーバック
 

 

*1:ちなみに、CNNのニュースで読み上げられるような、所謂「標準語」はシカゴなど中西部で話されてる英語とされています。