そんなもん、いらねぇ!

 アメリカはまだ新型コロナウイルス の感染状況がひどく、様々なハリウッド映画の公開・製作目処が立っていません。今日も色々な新作映画の公開延期ニュースが立ち並び、そんな中に混じってあの映画シリーズも公開延期です。

 

 

 いや、そんなもんいらねぇよ!そのまま企画ごと白紙になって、一生作らないでほしいです。ファッキン・キャピタリズム・ディズニーめ。

 

 ところで、最近はまっていた『クローン・ウォーズ』を遂にシーズン6まで鑑賞し終えました。第6シーズンはオーダー66の片鱗を見せたり、フォースの存在をミステリアスに、かつ拡大解釈を可能とする離れ業をやってのけて大満足で、このままシーズン7に行っても良かったのですが、当時打ち切りでやきもきしたファンの気持ちを追体験したいと言う謎のマゾヒズムで、一旦回り道して製作順に『反乱者たち』を見始めたのですが…うーん、これが辛い。

 

 『クローン・ウォーズ』の最初の方でも同じ問題に直面していたのですが、『反乱者たち』もどうも「子供向け」が過ぎるんですよね。まだ『クローン・ウォーズ』の方は、アナキンやオビ=ワンといった主要キャラクターが十分にジェダイとして成熟していたからマシだったのですが、『反乱者たち』は主人公エズラがあまりにもガキっぽくて生意気で、フェニックスチーム自体も組織として未熟で、なにかっちゃドタバタとお互いに喧嘩するので観ていて非常にフラストレーションが溜まります。媒体がカートゥン・ネットワークからディズニーXDに移り、より低年齢の視聴者層をターゲットしているのも一種原因かも知れません。

 

 流石にシーズン2に入り、『クローン・ウォーズ』との繋がるエピソードは興奮したりするのですが、でもそれって結局のところただのファンサービスなんじゃないの?って気がして、まだ『クローン・ウォーズ』ほどにはSW世界を拡充する楽しさが見出せない状況*1です。これを耐え切った当時のファンたちは凄い…。

 

 とはいえ、フォロワーさんもシーズン2に入ってから胸アツ展開が続くと言ってましたし、なんたって『クローン・ウォーズ』も『マンダロリアン』も手がけたデイヴ・フィローニが『反乱者たち』も担当しているので、これはフィローニを信じてもう2シーズン頑張りたいと思います。……長いなぁ。

 

 

*1:とはいえ、本編ではあまり見えなかった帝国の支配下における市民の日常なんかが伺えるのは興味深いです。こういうミクロの視点が『クローン・ウォーズ』も楽しかったです。