聞き取れない単語が出てきた時の地獄ときたら

 この週末は映像の翻訳仕事であっという間に消え去りました。自分の専門外の分野の翻訳だと、固有名詞が初見では聞き取れず、自分の知らない単語やイディオムじゃないかと勘違いしてしまい、調べるのにかなり時間がかかって一苦労です。

 

 その逆もまた然りで、自分が聞き取れない単語は固有名詞じゃないかと疑ってしまい、動画中の話者が話す「シュレイン」という単語が分からなくて、1時間くらい時間をかけて調べても出てこず絶望していたところ、もう一度良く聞いてみたら「シュレイン」ではなく「オーストレイリアン(Australian;オーストラリアの)」と言っている事に気がついてひっくり返りました。「オー」の部分が冠詞の「a」に聞こえてしまっていて、その先入観のせいで中々気付けませんでした。そういう苦労をさっ引いても、自分の専門外の翻訳は今まで知らなかった新しい知識や世界を知るきっかけになるので面白いです。

 

 ところで、ご存知の通り今パソコンがなく、代わりに古いMacをリビングのモニターにつないでずっと仕事をしていて、つまりずっと床に座って仕事をしていたのですが、うちに座椅子がなくて背もたれ不在の状況で長時間座っていたので、かなり背中と腰が痛くてヤバいです。この記事を書いている今にも折れちゃうんじゃない勝手くらい痛いので、今日はこの辺にさせてください。てへぺろ

 

翻訳の授業 東京大学最終講義 (朝日新書)