ネタバレ全開で『マンダロリアン』チャプター11を語る!

  • 今日配信された『マンダロリアンチャプター11があまりにも熱かったので、その感想をネタバレ全開で雑記形式でざっくりと書く。
  • なお、最初に謝っておきたいが、テンションが高まったあまり、冒頭の1シーンをTwitterのフリートに載せて投稿してしまったが、よくよく考えたらまだ楽しみにしている人の為に配慮すべきでした。不快に思われた方がいましたら、大変申し訳ありません。人にやられて嫌なことはしない!
  • さて、肝心の本編。今回の舞台となる海洋衛星トラスク。モン・カラマリ族とクオレン族が母星モン・カラよろしく2種族仲良く暮らしているのが可愛らしい。そして、カールトン・コールマンが手がけた特殊メイクも素晴らしすぎる。
  • スター・ウォーズ』の世界で海を走る船を見るのは、今回が初めてではないだろうか?というか、自由に空を移動できる子通手段がある中で、海上船っているのか?と思ったけど、これまた『SW』世界初めての漁が見れて嬉しい。
  • さて、S2の3話目にしてビッグサプライズ。ボ=カターンが登場!ボ=カターンって誰?となった人たちは、拙ブログのこの記事を読んで今からでも『クローン・ウォーズ』と『反乱者たち』を追って欲しい。来週以降必須!

  • かくいう僕も『マンダロリアン』S1を観てからアニメシリーズを全部観たので、マンドーの「ヘルメットを取ることは禁忌」というルールがどこから出てきたのかずっと疑問だった。マンダロリアン過激派のデス・ウォッチ首領 プレ・ヴィズラだって人前でガンガンメットとるし。しかし、その理由も今回で判明。マンドーってガチマンダロリアンも引くくらいのカルト出身だったのか!

  • ボ=カターン、『反乱者たち』でダークセイバーを手にしてマンダロリアンたちをまとめあげたものの、その後『マンダロリアン』先シーズンで言及された「大粛清」も戦っていたことを知る。今回のエピソードでもボ=カターンは母星マンダロアを取り戻そうとしていることが語られるし、帝国滅んでもまだ彼女の戦いが続いていると考えると泣ける。
  • しかし、ボ=カターンの実写初登場は嬉しいサプライズだったけれど、クローン大戦の頃から活躍していたことを考えると、少し若すぎやしないかい?オビ=ワンなんてたった19年ぽっちであんな老いくれたのに!
  • 今回はボ=カターンがお馴染みのスーツを着て戦っている姿を見るだけでアツいのだけれども、強い女性像としての描き方も素晴らしい。エンドクレジットを見ると本エピソードの監督はブライス・ダラス・ハワード。先シーズンの第4話もそうだったけど、父ちゃんの『ハン・ソロ』よりもよっぽどいいSW作品を生み出してるじゃないか!
  • 「父ちゃん」と書いていて思い出したが、今シーズンはディン・ジャリンが「ザ・チャイルド」に対して父性全開なのも微笑ましい。これまでの『スター・ウォーズ』は一貫して「子ども」が主人公のドラマであったが、『マンダロリアン』を新しく感じるのは、シリーズで初めて「父親」を主人公にしているからではないだろうか?
  • 本エピソード最後では、次のミッションとしてアソーカ・タノに会いに行くように伝えられる。つまり次週以降、実写版アソーカに会える!もうこの時点で少なくとも『マンダロリアン』が終わるまでは事故にも遭わず、コロナにもかからず健康体で生き抜こうと決心するくらい楽しみなのだけれども、Wikipediaを見ると再来週のチャプター13がデイヴ・フィローニ監督登板回なんで、この時にアソーカが出てくると予想。

    en.wikipedia.org

  • あと、このwiki見ててびっくりしたけども、来週のチャプター12の監督がカール・ウェザースだよ!アポロが出演のみならずついにメガホンを!いやー、これまた意外な人選で、いろんな意味で楽しみ。
  • 今回のエピソードに限らず、『マンダロリアン』はファンサービスに満ちているけれど、しかしそういった部分は実はメインではなく、あくまでマンドーとザ・チャイルドの絆を中心にSW銀河の新しい一面を見せているから素晴らしい。シークエル3本6時間かけて、この30分ほどの興奮にも満たなかったあのファッキントリロジーは一体何だったんだよ、ホント…。

 

The Mandalorian: Chapter 1 (Original Score)

The Mandalorian: Chapter 1 (Original Score)

  • 発売日: 2019/11/12
  • メディア: MP3 ダウンロード