本当は昨日書きたかったんですけど、「ドライブ イン ザ・ルーム」のチケット販売告知を書かなくてはいけなかったんで、今日に回しました。それにしても、つい5日前にデヴィッド・プラウズの訃報を書いたのですが、まさか1週間も経たずして映画史に残る悪のカリスマを演じた役者をまた追悼することになるとは思いもよりませんでした…。2020年本当に辛すぎる。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の有名なメイキングシーンとして、イモータン・ジョーの格好をしたヒュー・キース＝バーンがニッコニコな表情で「君たちアメイジングだな！」とウォーボーイズのエキストラたちに話しかけると、ウォーボーイズが「イモーターン！」と叫びながらV8サインを捧げる瞬間がカメラに押さえられていました。かようにヒュー・キース＝バーンは画面から飛び出るほどのカリスマを有していたために、イモータン・ジョーという究極の悪役が誕生したんだと思います。
残念がら、映画の中でも現実でも、イモータン・ジョー様はイモータン（不死）とはいきませんでした。せめてヒュー・キース＝バーンが今頃ヴァルハラで崇め奉られていることを祈ります。合掌。
