映画オタクな僕の初デートテクニック

 Twitterで話題になっていたこちらの記事を読みましたよ。

 

 ある程度納得しながら読みましたが、僕が過去にマッチングアプリなどで人と出会い、初デートに行っていた際に絶対に注意していたことがあります。

 

 それはもうズバリ、映画の話はしないに尽きます。いつだったか同じようなことをブログに書きましたが、これは映画に限らず、オタクは自分の専門領域の話をする時に相手との距離感を見誤りがちなんですよね。僕なんかは未だに普段の仕事でも相手が映画好きだと知ると、すーぐ監督や撮影がどうのとか、あのシリーズの最新作は今撮影中だとか、あの映画の裏話はどうのとか、一人で勝手に余計なことを話して相手を引かせてしまいがちです。

 

 どのジャンルにも同じことを言えますが、同じ「映画好き」でも例えば気になってる最新作は必ずグランドシネマサンシャインIMAXレーザーで観に行く人とか、TVでやってるのを見るのが好きな人とか、友達と話題の映画を年に何回か観に行くのが好きな人とか、様々な度合いがある訳です。しかし、僕のようなオタクの人たちはその尺度を見極めるのが非常に苦手な人種が多いと思います。というのも、趣味の話をすることは自分の話をすることと同義なので、むしろ相手にもっと知ってほしい*1という傲慢さすら(少なくとも僕には)あります。

 

 で、その距離を見誤り続けてしまうと、最悪の場合マウンティングに繋がります。ということは、以前スケッチにしたので観てね!

 

 

 だったら、「こいつめんどくさいな!」と悪い印象を与える前に、意識して会話をそっちに持っていかないようにすればいいんです。でも、勘違いしちゃいけないのは、趣味を隠せ!と言ってるわけではありません。交際を深めて行くうちに、お互い一緒にいるのが楽しいくらい関係を深めた時に、徐々に解放していけば、面倒な話をしたって相手が引くことはないと思いますし、むしろ一緒に楽しんでもらえるんじゃないか、というのが僕の持論です。仮に、それまでに共通の趣味の話が出てきても、相手の知識まで上手に話を合わせるのが大人ってものです。*2

 

 決して、知り合って間もないうちから、いかにディズニーが悪徳企業で『スター・ウォーズ』およびルーカスが残したものを滅茶苦茶にしたか、などという話をしてはいけませんよ!分かっているのに、しちゃうんだな、これが!

LOVE理論

LOVE理論

 

 

*1:最近、僕は誰も聞きたがってないのに勝手にNBAの話をしがちです。特にmassasさん相手に。

*2:逆に、当然相手の方が知識があるときも全然あり、何故かキマリが悪い思いをするのも映画オタク(というか僕)の悪いところです。