映画の未来はスマホカメラとともに

 昨日書いたように、最近『スケッチブック』の撮影でもたまにiPhoneで撮影してみたりして、スマホでの映画撮影というものに可能性を探ろうとしているのですが、そんなことを思っていたらちょうど今日ライカソフトバンクと組んで自社製のスマホ「Leitz Phone 1」を発売することを発表しました、

 

 僕はカメラの機種にそんなに詳しいわけではないんですけど、僕この間撮影の手伝いでカメラを担当することがあって、ライカのSL2を触らせてもらったことがあるのですが、中古で70万近くしますからね。めちゃくちゃ緊張しましたが、これはもはやライカのカメラにスマホの機能がついたって感じで、それを考えたら18.8万円の価格も超お得ですね。お金があったら欲しいくらい…。

 

 そういえば、この間観たザック・スナイダーの短編もiPhoneで撮影されたもので、世界でスマホを使って撮られた映画も珍しく無くなってきました。スマホの登場によってカメラ市場の縮小が余儀なくされる中、ライカみたいにスマホ用カメラをデザインする方向にシフトしていくんでしょうね。映画の歴史もテクノロジーの進化とともに歩んできたので、これからスマホカメラでしか表現できないような映像がみれるかもしれないと思うと楽しみです。

 

 最後に、『セッション』『ラ・ラ・ランド』のデミアン・チャゼルがAppleの広告用にiPhone 11 Proで撮影した短編映画を貼っておきます。めっちゃデミアン・チャゼルっぽいんですよ!

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